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救急医として主に救急外来で働いているミュージカル好きアラフォー医です. 研修医など若手…

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救急医として主に救急外来で働いているミュージカル好きアラフォー医です. 研修医など若手の医師と働くことが多いため, 共に学びながら, あたりまえのことをあたりまえに実践することを心掛けています. 医師, 看護師, 救急隊向けに本や雑誌を執筆, 編集していますのでぜひ.

マガジン

  • 現場のモヤモヤに答えます

    日経メディカルで2024年4月から連載を開始した「現場のモヤモヤに答えます」をご紹介。

  • ミュージカル好き救急医の独白

    救急医からみなさんへ伝えたいことをわかりやすく説明します. ミュージカルが好きなので, チョコチョコそんなネタを挟んでいきますのでご容赦ください.

  • ER 7 Rules

    救急外来で出会う頻度の高い症候をそれぞれ7つのルールに則って解説します.

  • 講演あれこれ

    日々の講演など活動報告を記載します.

  • 危険物取扱者への道

    消防法に基づく危険物を取り扱ったり, その取扱に立ち会うために必要となる国家資格, それが危険物取扱者(Hazardous Materials Engineer)である. その中でも乙種第4類(通称乙4)を取得のために学んだことをまとめたマガジン.

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    ねころんで読める救急患者の“痛み”のみかた: ナース・救急救命士・研修医のための診療とケア

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    救急外来 診療の原則集―あたりまえのことをあたりまえに

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    ビビらず当直できる 内科救急のオキテ

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最近の記事

心不全のモヤモヤ④(2024年5月)

現場のモヤモヤに答えますどんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな疾患・症状を取り上げ、気鋭の臨床医監修のもと、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 今回のテーマ5月のテーマは『心不全』です。高齢化に伴い増加している心不全について、皆さんが臨床現場で抱えるモヤモヤを水野先生監修のもとお答えします。第3回目は高齢者の浮腫に関して、官澤先生から実践的な内容をわかりやすく解説し

    • 心不全のモヤモヤ③(2024年5月)

      現場のモヤモヤに答えます どんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな疾患・症状を取り上げ、気鋭の臨床医監修のもと、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 今回のテーマ5月のテーマは『心不全』です。高齢化に伴い増加している心不全について、皆さんが臨床現場で抱えるモヤモヤを水野先生監修のもとお答えします。第2回目は浮腫がなぜ起こるのか、高麗先生から機序など含めわかりやすく解説し

      • 心不全のモヤモヤ②(2024年5月)

        現場のモヤモヤに答えますどんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな疾患・症状を取り上げ、気鋭の臨床医監修のもと、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 今回のテーマ5月のテーマは『心不全』です。高齢化に伴い増加している心不全について、皆さんが臨床現場で抱えるモヤモヤを水野先生監修のもとお答えします。第1回目は時間軸を意識した対応が重要であることを学びました。今回は。。。

        • 心不全のモヤモヤ①(2024年5月)

          現場のモヤモヤに答えますどんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな疾患・症状を取り上げ、気鋭の臨床医監修のもと、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 今回のテーマ5月のテーマは『心不全』です。高齢化に伴い増加している心不全について、皆さんが臨床現場で抱えるモヤモヤを水野先生監修のもとお答えします。 心不全その①:心不全診療は難しい? 押さえておきたい最低限の基礎知識77歳

        心不全のモヤモヤ④(2024年5月)

        マガジン

        • 現場のモヤモヤに答えます
          9本
        • ミュージカル好き救急医の独白
          131本
        • ER 7 Rules
          13本
        • 講演あれこれ
          6本
        • 危険物取扱者への道
          5本
        • 救急外来の事件簿
          1本

        記事

          【救急診療の基礎知識】 Carenet.comの連載 vol.32はwake-up strokeに関して。 脳梗塞の急性期治療は日々updateされていますね。 https://www.carenet.com/series/sakamoto/cg002128_32.html?keiro=com_topic

          【救急診療の基礎知識】 Carenet.comの連載 vol.32はwake-up strokeに関して。 脳梗塞の急性期治療は日々updateされていますね。 https://www.carenet.com/series/sakamoto/cg002128_32.html?keiro=com_topic

          アナフィラキシーのモヤモヤ④(2024年4月)

          現場のモヤモヤに答えますどんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな疾患・症状を取り上げ、気鋭の臨床医監修のもと、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 今回のテーマアナフィラキシーと判断したら使う薬はアドレナリン、投与量は13歳以上は0.5mg、10kg以下の乳幼児は0.01mg/kgでしたね。それでは、アナフィラキシーは全例入院が必要でしょうか。今回はそんな内容です。

          アナフィラキシーのモヤモヤ④(2024年4月)

          アナフィラキシーのモヤモヤ③(2024年4月)

          現場のモヤモヤに答えますどんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな疾患・症状を取り上げ、気鋭の臨床医監修のもと、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 今回のテーマアナフィラキシーと判断したら使う薬はアドレナリンですよね。アドレナリンの投与量は成人は0.5mgでした。それでは小児では?成人との相違点を理解し、実践的な内容を整理しておきましょう。 小児のアナフィラキシー、成

          アナフィラキシーのモヤモヤ③(2024年4月)

          アナフィラキシーのモヤモヤ②(2024年4月)

          現場のモヤモヤに答えますどんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな疾患・症状を取り上げ、気鋭の臨床医監修のもと、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 今回のテーマアナフィラキシーと判断したら使う薬はアドレナリンですよね。それではアドレナリンは○mgですか?一度使って効果が乏しかったらどれくらいの時間で判断し、どのように対応しますか?今回はそんなお話し。 アナフィラキシー

          アナフィラキシーのモヤモヤ②(2024年4月)

          アナフィラキシーのモヤモヤ①(2024年4月)

          現場のモヤモヤに答えますどんなに知識や技術の習得に励んでいても、日常臨床では「あれ、こんなときどうしたらいい……?」と立ち止まることがきっとあるはず。コモンな疾患・症状を取り上げ、気鋭の臨床医監修のもと、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 今回のテーマ4月のテーマは『アナフィラキシー』です。アナフィラキシーはいつ疑いますか?簡単なようで実は疑うことが難しいことも...治療介入が遅れると致死的となるアナフィラキシー、シンプルにポイントを整理しておきましょう。

          アナフィラキシーのモヤモヤ①(2024年4月)

          現場のモヤモヤに答えます(日経メディカル)

          日経メディカルで連載スタート2024年4月より、日経メディカルのウェブページで「現場のモヤモヤに答えます」という新連載が始まりました。毎月最終週には4〜5日間、この連載が更新されますので、ぜひご覧ください。 この連載では、日常の診療でよく遭遇する疾患や病態を取り上げ、実際に現場で診療を行っている医師たちからのリアルな情報を提供します。 4月のテーマはアナフィラキシー4月のテーマはアナフィラキシーです 初回となる4月は、アナフィラキシーに焦点を当てています。アナフィラキシー

          現場のモヤモヤに答えます(日経メディカル)

          研修医がEpley法がうまくいかない理由

          救急外来ではめまいを主訴に来院する患者さんは非常に多いですよね。めまいの原因で最も多いのがBPPV(Benign Paroxysmal Positional Vertigo;良性発作性頭位めまい症) 、起床時からのめまいで頭を動かすとめまいが...という訴えから想起することはできても対応に苦慮した経験がある方は多いのではないでしょうか。 BPPVであれば、後半規管型が最も多く(水平半規管型も多いですが自然治癒しやすい)、そうとわかればEpley法に代表される耳石置換法を行う

          研修医がEpley法がうまくいかない理由

          ちばかん vol.9【2024年3月5日(火)19時〜】

          ちばかんとは定期的に開催しています千葉のER施設による「ALL Chiba ER Conference」になります。今回で9回目の開催です。 毎回全国から応募多数の人気企画になっています。「業務後に気軽にERを学ぶ」をコンセプトに15分×4本の合計1時間のショートセッションを開催します。 「ERってどう勉強するの?」 「気軽にERの復習がしたい」 「最近進路に迷ってる」 「救急研修で困ってる」 「コロナで病院見学に行けない…」 という声に応えるべく今回も千葉ERで教育に

          ちばかん vol.9【2024年3月5日(火)19時〜】

          救急外来で乳酸値の上昇をみたら

          救急外来で血液ガスを採取する機会は非常に多いのではないでしょうか. 敗血症やショックなど乳酸値の上昇の有無を確認することはよくあるでしょう. 循環不全や低酸素など状態が悪い患者さんでは乳酸値が上昇していることが多く, その他, てんかんなどのけいれん後などにも上昇が認められます. 乳酸値の上昇を認める病態はその他にも存在します(表). その中でも特に意識しておいてほしいのがビタミンB1欠乏です. ビタミンB1は十分な食事が摂れていなければ2-3週間程度で欠乏してしまうため,

          救急外来で乳酸値の上昇をみたら

          yomiDr.『救急の世界』の10回目は呼吸困難に関して. 息が苦しくなった場合, 発症様式や姿勢である程度原因は判断可能です. その辺りを中心にまとめてあります. この連載は今回で最終回です. お付き合いありがとうございました. https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20231226-OYTET50017/?catname=column_sakamoto-so

          yomiDr.『救急の世界』の10回目は呼吸困難に関して. 息が苦しくなった場合, 発症様式や姿勢である程度原因は判断可能です. その辺りを中心にまとめてあります. この連載は今回で最終回です. お付き合いありがとうございました. https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20231226-OYTET50017/?catname=column_sakamoto-so

          民間医局コネクトの2023年レクチャーランキングが発表されました(https://connect.doctor-agent.com/feature/seminarranking2023/). 私も6月に4回担当しています. 次回は2024年の1月に行います. ぜひご参加ください. 申し込みはこちらから↓ https://connect.doctor-agent.com/seminar/

          民間医局コネクトの2023年レクチャーランキングが発表されました(https://connect.doctor-agent.com/feature/seminarranking2023/). 私も6月に4回担当しています. 次回は2024年の1月に行います. ぜひご参加ください. 申し込みはこちらから↓ https://connect.doctor-agent.com/seminar/

          131. 餅が詰まった!どうする?

          ミュージカル好き救急医の独白 vol.131 - The Monologue of a Musical-Loving Emergency Physician - お正月に多い救急搬送症例年始に多い救急搬送症例, それが餅による窒息です. 毎年必ずといっていいほど経験し, 心停止など不幸な転帰を辿ることが少なくありません. 現状を把握するとともに, 現場でみなさんが行うべき事項を今回は整理しておきましょう. 今回のミュージカルベートーヴェン 2023年12月9日, 東京の帝

          131. 餅が詰まった!どうする?