⑤二相性反応を正しく理解しよう
アナフィラキシーは成人であればアドレナリン0.5mgを大腿外側に筋注することで多くは対応可能です. 細胞外液投与も忘れずに行いつつ, 次の一手として, アドレナリン0.5mg筋注を再投与, グルカゴンの静注, どうしようもないときのアドレナリンの静注, それぞれ投与量・投与方法を正確に理解しておきましょう. その場で考えるのでは対応が遅れてしまうこともあることから, 事前にシミュレーションをしてチームで対応できるように, また一人でも準備ができるようにしておきましょうね.