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MEGA SYNTHESIS Challenge:Chelnov

SONICWARE社のメガシンセシスでメガドライブの名曲の数々を再現するMEGA SYNTHESIS CHALLENGE。
今回挑戦したのはデータイーストからリリースされた強制横スクロールアクション「チェルノブ」。
カルト的な人気を誇る本作、以前にメガドライブ版を持っていましたが何回かクリアした後に手放してしまいました。
その後に「久しぶりにまたプレイしたいなー」って思ったころには価格が高騰し手が出ず・・・
んでもって諦めていたところ、まさかのメガドライブミニ2への収録となり大喜びしたものです。
そんな本作のステージ1の曲をMEGA SYNTHESISで再現してみました。
例によってFMトラックで足りない部分はPSGトラックで代用しています。
またPCMトラックではサンプリングをしているんですが、サンプル数を6個(MEGA SYNTHESIS上にて無設定でサンプルが鍵盤に割当たってくれる)に設定しました。
ただ、実はタムがハイ、ミッドハイ、ミッドロー、ローの4種類が必要だったところを前述の6個に制限をかけたためハイとローしかサンプルが無い状態に。
そこで思いついたのがPCMトラックのタム・ステップに対してSWEEPでピッチを変化させるというもの。
SWEEP種をSAWあるいはR.SAWにし、タムのステップに対して設定を施すことによりなる瞬間に微妙にピッチを上げ下げする事ができるので、これをリ応して2個のタムサウンドから4種のタムを作り出しました。
まあ、パラメータを強くしすぎると音自体の変化が著しくなってしまうため、調整は難しいんですが・・・
また、タムワークの一部で3連の32分音符とかが必要になるんですが、残念ながら32分音符の3連符が行えるノート長は設定できないため、空白ステップの間隔とかを微調整してそれらしく聴こえるようにしてたりします。

てな感じで今回も色々とやりくりして無事にチェルノブ風なソングを構築できました。

「 わがまえに てきはなし!! 」

動画はこんな感じ。
トラックを差し替えたりしてるのでオリジナルに比べ微妙にサウンドニュアンスは違いますが、かなりそれらしく聴こえたんじゃないかと・・・
てかチェルノブ、メガドライブミニ2でプレイしなおしたらめっちゃ難しくて、よくこれを何度もクリアしてたなあって当時の自分に驚愕しました。
若き科学者のチェルノブ。
妹の名前はチェルミー。
など、メガドライブへの移植にあたりアーケード版からの設定変更があったり、チェルノブはカルノフ(同社の別ゲームの主人公)のいとこと言う設定があったり様々な問題を抱えている作品ですが、よくメガドライブミニ2に収録されたなあって思いますね。
あと敵の名前はデスタリアン。

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