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21.詐欺に遭い、泣き崩れた日と娘の大学進学費用の不安。

今日もまた2021年の7月に戻ります。

こうしてあの頃の事を手帳📖をたどり
ながら思い起こして書くのは、とても
痛みを伴う作業です。


しかし、これを読んで、詐欺被害から 
免れる方がいらっしゃるかもしれませ
んし、似たような苦痛が少しでも🤏
軽くなったと感じる方がいてくれるこ
とを願いながら、書いています。



これは騙されてる。自称香港人で超難関
の香港大学卒業、積水ハウス東京分譲地
〇〇勤務の設計士『黄凱』は詐欺師だっ
たんだ!


と確信に変わり、悪夢そのものの現実に
突き落とされた私は、もともと感受性が
強いため、下痢や食欲不振が長期的に続
きました。


母子家庭で来春大学進学を控えて、ただ
でさえ経済面を不安に感じている高3の
長女には、絶対知られてはなりませんで
したし、

82歳、認知症の母には、打ち明けても
話がまとまらないのは明白でした。




後悔が私を攻めて来ました。
母と長女が不在の時、何度も号泣しまし
た。仏壇では、ご先祖さまに謝りました。


53年間、すでに十分辛酸を舐めて来て、
またここで、これほど残酷な事態に直面
するとは、ほんとうに悪い夢を見ている
くらい、信じられない境地でした。



私は幼少期から大の動物好き。
シングルマザーになってから、仕事に活か
せれば良いなぁ、と通信教育でドッグシッ
ターとペットヘルパーの勉強をして、認定
証を取りましたし、


7歳の愛犬ロン、保護猫だった3歳のトトが
家族です。ペット保険にも加入し、この子
たちに幸せな生涯を送らせることは私の使
命であり、すべての犬や猫たちの代表とし
てこの子たちに出来るだけのことはする、
と決めていましたので、2人と2匹の家族を
これからどう養うのか、不安で心配で崩れ
落ちては泣き、起き上がるのがなかなかで
した。



差し迫った長女の大学進学がいちばん気が
かりでした。


ここは田舎ゆえ、99%の大学進学者は家を
離れ、部屋を借り、一人暮らしをしなけれ
ばなりません。大学の授業料➕生活費両方
がかかります。


以前も書いた、台湾人の元夫は養育費を
払いません。私が台湾🇹🇼で彼のモラハラか
らうつ病を発症し、2016年に過労からうつ
病が再発して、十分に働けなくなっても、
知らん顔でした。



2019年春、高校入学が決まった長女は、
父と妹がいる台湾🇹🇼へ2週間ほど帰りまし
た。

その時、元夫はわざわざ『離婚協議書』を
長女に見せて、
「な、ここに養育費は支払わなくて良いっ
 て内容があるだろ?」
と言ったというのです。



元夫の呆れた愚行は置いておきますが、
長女が帰国した後、私が彼に経済支援を求
めている旨を長女を通して伝えると、父娘
間では開通しているLINEで、


「養育費は払わない。ただ、
 大学進学費用は負担する」

と言ったことがあります。



私は長女にこう話しました。

「パパ、前に君の学費は援助するって言っ
 たでしょう? あれ、ホントかなあ?
 具体的にどれくらい負担してくれるのか、
 ほんとに出してくれるのか、確認してく
 れない? もう、そんな先のハナシじゃ
 ないんだし……」

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