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本当の謝罪は時空間を超えて癒される

はじめまして、小山シーナです!

女性のための自己実現を可能にする、
フェミニン・ジーニアス コーチングスクールを営んでいます。
意識の探求、癒しの仕事を始めてから、かれこれ30年。
カリフォルニア在住です。

どうぞよろしくお願いします♪

(^O^☆♪


note最初の投稿なので、ココロ温まるお話しをひとつ♪

メキシコシティ出身の男性、クワン・カルロスさんは、
メキシコで生まれたので、メキシコ人ではありますが、
家系はスペイン人の家系。

アメリカ同様、元々メキシコに住んでいるネイティブの人たちと、
ネイティブたちの地を侵略し、文化を壊し、植民地化したスペイン系の
人たちとの間には、今でもとても大きな壁と隔たりが存在します。

私も昔、メキシコシティに旅行に行ったことがあります。
まだ学生の頃で、テオティワカンのピラミッドに行ってみたくて、
その時に立ち寄ったメキシコシティでした。

メキシコシティでは、パリッとスーツを着て、元気よく
街を歩いている人はみんなスペイン系の人たち。

お金や食べ物をもらうために路上に座り込んでいるのは、
ネイティブの人たち…。

小さな女の子が、コーヒー色の淀んだ水たまりの水を、
ストローで吸って飲んでいた姿は今でも目に焼き付いて離れません。


経済的に恵まれた時代の日本で育った私は、学生でも、
ちょっとアルバイトでもしてお小遣いを貯めたら、
アメリカと比べると遥かに物価が安いメキシコには、
友人と一緒にスルッと簡単に行くことができました。

そんな私たちを一日観光でピラミッドに連れて行ってくれた
おじさんは、50代の半ばくらいで、海外旅行なんてめっそうもない…と
話しながら、先進国では使い物にならない古い車たちの排気ガスで
埋め尽くされた街を、やっぱり同じような車で走って、
一生けんめいに案内してくれました。

私は、訪れた土地の文化で起こったこと、その歴史、現状で起こっている
ことを何にも知らずに、調べもせずに、自分の楽しみだけで来たこの旅行に、ものすごく深く考えさせられたことを覚えています。

カルロスさんも、似たような体験をしたと言います。

子供の頃、テオティワカンのピラミッドからすぐの場所に
住んでいたカルロスさんは、学校の遠足だったり、友人を案内したり、
軽い気持ちで何度もピラミッドを訪れていました。

ですが、だんだんと大人になるに連れて、ネイティブの人たちが大切にするテオティワカンにまつわるスピリチュアルな行事や文化に興味を持つようになると、だんだんとスペイン人の家系で育った自分が、幼い頃から、
自分の家族があからさまにネイティブの人々を下げずんでいた姿勢や、
人種差別的な態度や言動、さらには時代を遡り、自分のご先祖さまが
ネイティブの人々、そしてその文化に対してしてきたことに、
直面するようになっていきました。


カルロスさんは、とてもおじいちゃん子で、
おじいちゃんにとても愛されて育ったそうです。


ですが、そんなおじいちゃんでさえ、ネイティブの人々に対する下げずみ、
人種差別は激しいものだったそうです。


そんなある日、アメリカ、カナダ、ヨーロッパからの人々と一緒に、
テオティワカンで行われる、ネイティブの儀式に参加できる機会に
恵まれたカルロスさんは、その時に、どうしても自分は謝罪をしなければ
いけない…。そんな思いに駆られました。

カルロスさんが一緒に参加していた友人に相談すると、彼も応援してくれて、ものすごい勇気を出して、ネイティブのチーフに自分が謝罪する場を
儀式の間に与えてもらえるかどうか尋ねてみました。


ネイティブのチーフは、「まぁいいだろう…」という感じで、
OKをくれました。


ネイティブたちの儀式が始まり、歌や祈り、ダンスが繰り広げられる中、
カルロスさんは、その聖なる場をあらためて感謝しながら、
謙虚な気持ちで儀式に参加していました。


一通りの儀式が終了した後、チーフがカルロスさんを呼びます。


いよいよ来た…!!


カルロスさんはチーフの前に立ち、ネイティブの人々に囲まれながら、
言いそびれがないように、書いておいた謝罪文を取り出し、
ゆっくりと丁寧に読み始めました。


以下がカルロスさんの文章です。
(途中意訳中略ありm(_ _)m)


私の先祖は、約500年前に、この地に足を踏み入れました。

あなた方の文化を祝福するために訪れたのではありません。
あたたかいハートと共に訪れたわけでもありません。
あなた方の素晴らしい文化を学ぶために訪れたのでもありません。

私たちは、歪んだ優越感と横柄な態度であなた方を侵略し、
支配し、従わせるためにこの地を訪れました。
なのにあなた方は、私の先祖たちをあたたかく迎え入れてくれました。

にもかかわらず、彼らは残酷な暴力を振るい、女性たちをレイプし、
子供たちの命さえ奪い、あなた方の文化を破壊しようとしました。

ですが、それは見事に失敗し、あなた方は今もこうして、
あなた方の英知を携えた文化を守ってきました。

今日私は、私の先祖、私の人々の代表として、
恐れ多い気持ちでここに来ました。

私はあなたに、あなたの家族に、あなたの人々に、ご先祖さまに、
謝罪するためにやってきました。

スペイン人が引き起こしたすべての残酷な行為に
心から謝罪をしたいのです。

私は自分の心をできるだけ開き、平和を切に望みながら、
申し訳ない思いいっぱいで、今、ここに立っています。

私の人々によってあなた方にもたらされた痛みと悲しみは、
私の心にも大きな痛みをもたらしてきました。

今日、私ができることは、あなた方が体験してきた残酷な出来事とは、
比べ物にもならないほど、とても小さな行為ですが、

それでも…

心から謝罪します。
本当にごめんなさい。
ゆるしてもらえるものなら…。




聞いてくださって、ありがとうございました。



ひざまずいていたカルロスさんに、ネイティブのチーフ、
ペドロさんが近づき、立つように促し、言いました。


「まさか、私が生きている間にこんな日が来るなんて、
 思ってもみなかった…。ありがとう。」




( ; ; )

みんなで泣いて、みんなでハグ。
忘れられない出来事になったそうです。


さて、ここまででも、心に深く響くカルロスさんのお話ですが、
このお話には、まだ続きがあります。

カルロスさんが謝罪した後、知らないカナダ人の女性が
近づいてきて言いました。

「まったく私には意味がわからないのだけれど、
 ある言葉が私の頭にずーっと浮かんでいて、どうしても
 あなたに伝えなくてはならない気がするので、伝えるわね。」


彼女の伝えてくれた言葉は…




「私はなんて素晴らしい孫を持ったもんだ!!」




( ;0 ; )!!

いやいやいやいや、もう涙だらけ…

カルロスさんの愛と勇気と誠実な思い、
そして、ネイティブの人々がつくりあげた神聖な場。

そういう場には、スピリットが降りてきます。
スピリットが降りてくる場所では、マジック、ミラクル、シンクロが、
深い癒しが起こります。

ネイティブの人々のご先祖さまのスピリット、
カルロスさんのおじいちゃん、そしてご先祖さまのスピリット、
両方のつながりに、深い癒しが起こっていきました。


私たちの住んでいる社会は、”謝罪”という行為に
とても困難さを抱えている社会。


過ちを認めると、多額の賠償金を支払わなくてはいけないから…だったり、
悪い評判が立つのを恐れてだったり、
様々な理由で謝罪ができない社会になってしまっている。


( ; ; )…。


謝罪ができない社会は、ごまかして、かくして、嘘を付き続けて、
その嘘がどんどん社会自体を崩壊させていく。


3日前、EUの薬物規制当局は、やっとこさっとこ、
ワクちゃんのブースターを(小さい”ゃ”を抜かして読んでね♪)


「…何度も繰り返すと、自然の免疫力が下がってしまう可能性がある…」と発表。

続いて昨日はWHOも、

…ブースターを継続的に摂取することは適切な処置ではない…」

という一文をやっとこさ発表。


アメリカのマスメディアは、ほとんどファイザーがスポンサーに
入っていて、コロコロちゃん、特にワクちゃんが始まってからの
マスメディアのプロパガンダ操作はものすごいものだった。


でも、おそらくこれから、少しづつ、少しづつ、
メディアはニュアンスを変えて、方向転換をしていくのかな…。


(゚ω゚)…。


そうではなくて、自分たちの報道の仕方が間違っていた…
と深く謝罪ができたら…

コロコロちゃん対策が、人々の健康を誠実に一番に
考えて施されたものではなかった…と、

深く謝罪できる社会だったら…

どんなに深い癒しが起こるかな…
どんな文化になっていくかな…

…そんなことを想像しながら、


どうぞよろしくお願いします♪

(^O^☆♪

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