驚き桃の木山椒の木

到着予定時刻より30分遅れてしまい
申し訳ない気持ちでドアを開ける。

目に飛び込んできたのは、

湯気立つ よそいたてのご飯
ホカホカの1品料理
ドレッシング3種とわさびふりかけ
それと、コースターを敷いた空のグラス。
お茶入りペットボトルは準備済だった。

駅から徒歩15分くらいの距離。
信号に引っかかると20分はかかるのに、
なぜ、このタイミングと分かったのか。。

連絡してないことを確かめるため
思わずスマホの履歴を見てしまう。

うん、たしかに、ない。。

洗濯物を部屋干ししている、、
どうやら風呂あがりのようだ。

一緒にご飯をたべる。

美味しくて、思わず声をあげる。
にこにこの笑顔。
自画自賛も微笑ましく思える 嬉しそう

早々に食べ終わったようで
自分のお茶碗を片付けに行った直後に出てきたのは

大きな白いお皿。

ラップをして冷え冷えになった
カット済みのスイカ
一口サイズのキウイ・バナナ
ブルーベリーが並ぶ。

目がまん丸。
かつてこんなことがあっただろうか

今日は何の日？
─驚きねんび(記念日)