おすすめ摂取作品① プリティーリズム・レインボーライブ

 お疲れ様です。オタえぼんです。

 今回はじめてこの手の記事を書きます。
僕は比較的自分が雑食のオタクだと思ってます。実生活やSNSを通じて一つのコンテンツに心血を注ぐ友人やオタク達をうらやましく思っています。
 でも広く浅くのオタクだからこそできることってあるんじゃないかなと思いました。広く浅くの楽しみ方があるんじゃないかなって思いました。
 そうした中思いついたのがこういったおすすめ作品を綴ってみようという思いつきです。
 その中で第一弾として取り上げたのがこの作品です。詳しい人からすれば間違ってる部分もあるかもしれませんが、ご容赦ください。
 また、作品の魅力を語る以上、作品の方向性を話すので、作品を見る視点が固定化される可能性を孕んでいます。できれば!!本文を読みことなく作品を見てほしいのですが、しかし、娯楽飽和なこの時代、触れるきっかけはあった方がいいと考えるにいたりました。

作品概要

 プリティーリズム・レインボーライブ(以下RL)はアーケードゲームプリティーリズムを原作とするプリティーシリーズのアニメ第三作です。
 音楽の色が見える共感覚を備えた主人公、彩瀬なるがファッションストアプリズムストーンの店長となり、プリズムショーというライブを中心に様々な試練を乗り越えていくという内容です。


1 魅力的なキャラクター

 本作はとても魅力的な、いえ弱く、そして強いキャラクターで溢れています。4クールという長スパンが、丁寧すぎるとも思うレベルで本作のキャラクターの掘り下げを徹底的に描いてくれています。メインキャラクターを中学生という多感になりだす年頃の女の子をメインキャラに据えることで、成功・失敗を繰り返すこと、この年頃に許される視野狭窄が物語を深く、味わい深いものにしています。
 すべてのキャラクターに共感性羞恥を感じることが出来ますw


2 高いレベルのライブCG 

 プリティーシリーズのCGはとてもきれいです。RLは到達点の一つとも言えるレベルです。プリティーリズムにて見どころであったプリズムジャンプ、更には今作のキーアクションである楽器演奏シーン、プリズムライブの臨場感は作中設定と密接に関係し、何度見ても飽きませんし、何度見ても感情が揺さぶられます。

3 それぞれのストーリー

 RLのキャラクターはそれぞれが自分の課題を持っていて、それが人格形成に影響を及ぼしているのがわかりやすく描かれています。一人一人が別々の方向を向いて成長していくうえに、それぞれが、影響を与え、RLのメインストーリーを進めていきます。時に軽快に、時に爽快に、時に苦しく、時に悲しく、太陽のように明るく、月のない夜のように暗く、視聴者の感情が激しく乱高下するのです。


4 まとめ

 RLは4クールという長期スパンをうまく利用している作品だと思います。
キャラクターの一言一言を読み解くことにいちいち面白さがあって、ついつい引き込まれてしまいます。
 そして、過去のエピソードがあったからこそキャラクターの一言一言が際立つこの話がなければこのキャラクターからこのセリフは出てこない!という完成度の高さを味わっていただきたいと思います。

 未視聴の方とか抵抗を感じる方への導入の一助となれば幸いです。



 
 

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