公的なお金のコスト

ここで言う「公的なお金」とは、組織の予算だと思ってもらっていい。

組織の予算は説明責任が伴う。プライベートなお金は好きで使ってしまっていいが、組織のお金には理由が要る。ときに、その理由を作るために、そのお金をはるかに超えた手間や時間を掛ける必要がある。(時給換算すれば割に合わない話だ)

ただ、組織のメンバーの納得を得る必要があるために、こういった手間をかけざるを得ない。営利組織だったらまだ、儲かる方法にバイアスがかかって使い方の優先順位はわかりやすいが、非営利組織だと根拠が「メンバーの納得」になってしまうので、喧々諤々な話になってしまう。

まあでも、大企業の重役さん達が時給換算にしたら全然釣り合わないような時間を会議に費やしているというツイッター情報が本当ならば、それはこういう力学が働いているんだろうなと思う。

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