カップ

台本*3「禁忌を浴びろ」(一人用・RPGセリフ想定)

使用の手引き…https://note.com/souffle_lyric/n/n0ba1320f658a
ごゆっくりどうぞ!



◎設定
主人公…ヴァン・ヘイル(Van Hale)
プレイヤーパーティに加入する鏡鳴士《ミラーリング》。19才。
本来鏡鳴士は医療分野において患者の精神領域に潜り精神衛生の保全を生業とするが、ヴァンは幼少期から他者精神の禁忌領域に干渉する才に長けており、これを操作・破壊する術である双歪鏡《オポジット》を独学で構築。
鏡鳴士協会の目を盗みつつも常に能力向上の為の実験台を探し求めており、魔物討伐に難航していたプレイヤーと出会いを果たす。

【出会い】
「生憎俺はもう医者でもカウンセラーでもない、俺自身が編み出した双歪鏡《オポジット》に、この身は染まっている。この術の練磨の為ならば、喜んでこの魔物を総て…屠ってやろう」

【コミュ】
「っく…!…っはぁ、構うな、罅《クラック》タイプの発作だ…」
「他者の禍根に、無意識領域にまで、土足で踏み込み素手で触れる…俺も汚れゆくのは道理だ」
「(プレイヤーの問いに対して)言動が高圧的?
双歪鏡《オポジット》を操るにはこの方が効果的だからな。この漆黒の髪も、衣服もその一環…察しの通り、お前が操るには到底無理な術だ」

【戦闘開始】
「合わせ鏡の舞台で踊れ」

【戦闘】
「禁忌を浴びろ」
「自壊しろ」
「心傷破片《トラウマ》は良く視えるか?」

【勝利】
「悪夢と呼ぶべき倖せに沈め」

【敗北】
「償うのには…遅すぎたのか…?」

【団欒】
「ホワイトチョコを貰えるか。…ダークやブラックを好むとでも思っていたのか?」
「…く、ははっ…!可笑しい…!後世に残すべき言葉遊びだな…!何だ、何故誰も笑わない…?」

【探索】
「クローバー畑か…。…双歪鏡《オポジット》の構築過程で、随分とお前達の仲間を枯らしてしまった…。…すまなかったな」

【転機】
「禁忌に塗(まみ)れた俺が、禁術たる双歪鏡《オポジット》が…皆(みな)を危機から救ったと、いうのか…?」

【エンディング】
「今までずっと、合わせ鏡の闇を操ってきたが…鏡が砕けた刹那の、一瞬の光が、忘れられない…。
仲間の力を重ねる事が救いになると、俺も…信じてみよう」
「たとえ、映し絵の迷路に誘われようとも…。
お前達の往く道に、幸在らん事を」

【終】

お気に召しましたら是非お願いします! 美味しい飲み物など購入して、また執筆したいと思います ( ˙︶˙ )