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#051 右向け右で1度は左を向ける人に、私はなりたい

皆さんこんにちは!
Physical Edu.のホンダです🏀

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「右向け右!」「左向け左!」「右へならえ!」「全体止まれ!」などなど、皆さんも学校体育で集団行動をしたことがあると思います。みなさんこの集団行動って好きでしたか? 僕は大嫌いでした(笑) 
実はホンダ、大学では教育学部に所属していたので、卒業を機に保健体育の中学校・高等学校教諭第一種免許状を取得できました。今からでも教員採用試験を受けて、 “受かれば” 体育教師として教団に立つことができます。今回はそんな大学時代の授業を思い出しておもいついたテーマでお話していきます。

学校で教える教育は「ルールはルールだ!」「規則を守れ!」「目上の者のいうことは絶対だ!」というような理由になっていない理由で押し通したり、なぜ規則を守らないといけないのかという理由をぶっ飛ばしていることが非常に多いような気がします。
入学した当初こそ「なんかこの学校の規則や習慣が気持ち悪いな」とか「先生の言うことなんかおかしくない?」と違和感を感じることはあれど、その環境に何年もいるとそれを当たり前のことかのように疑問に思わなくなってしまうのです。


さて、ここからが今日の本題です。
こんな感じの教育を受けてきた我々は、大多数の周りに合わせることや目上の人に反論しないことなどなどの良い子ちゃんでいることを当たり前としてしまいます。集団行動で例えるならば、 教師に「右向け右!」と言われたら右を向くし「全体止まれ!」「全体進め!」と言われたらそうすることを当たり前だと思い、何も疑わないのです。
でもこれって学校の中だけのルールであって、社会に出てしまえばそもそも号令をかけてくれる人すらほとんどいません。でも、これまで周りの状況(右向け右)に合わせることだけをやってきた人は、おそらく社会に出てもとにかく周りの状況に合わせることしかできなくなってしまいます。 だってこれって「みんながやっていることだから間違いない!」って安心してしまうですよね。右へならえで列から飛び出ていないし目立っていないから。

社会人になって今年で2年目ですが、早く自分で自分に号令(指示)を出せるようにならなければ危険だと思います。まだ大学・専門学校を卒業していない人は “今!” しっかり自分で動ける人間になって欲しいなと思います。
僕がフリーランス1年目で感じた学生と社会人の大きな違いは、1から丁寧に指示をしてくれたり叱ってくれたりする人の存在が極端に少なくなることや自分自身でとっていく責任の数が莫大に増えることです。


社会に出たら、もっと言うと高校を卒業した時点から、「右向け右!」の号令に対して1回左を向いてみてもいいんじゃないのかなと思っています。
「全体止まれ!」で進んでも「全体進め!」で止まっても良いと思うんです。もしかしたらみんなが右しか見ていないだけで、左には美しい世界が広がっているかもしれません。自分で目を向けようと意識しない限り、新しいものが自然と目に飛び込んでくることもありません。

自分で右も見るし、左も見るし、ときには上も下も見て、そのときにときめく方向に進んでいけば良いと思います。
※法に触れたり倫理に反したりしなければ。

1番危険なのは、今自分がいる世界がすべてだと勝手に思い込んで、その狭い世界のルールや規則に縛られて息苦しく過ごしてしまうことです。社会に出てからの最大のリスクは安全区域から動かないことだと思います。

狭い世界のことなんて、周りの広い世界から見ると井の中の蛙も同然の小さな小さな世界かもしれませんね。 そこから出てしまえば、なんて小さな世界で生きていたのか自分の世界観や価値観が大きく変わるかもしれません。

今、自分がいる世界が、すべてだと思わない。
たまにはいつもみている方と違う方向を見てみると、新しい発見や違う自分に気づけるかもしれません。


以上、『右向け右で左を向ける人に、私はなりたい』についてでした。

何か参考にしていただけると嬉しいですし、全く参考にし ていただかなくてもそれはそれで OK です。そして、信じるものは自分で決めてください。

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