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ハイステ(初演・再演)レポ

「ハイパープロジェクション演劇 ハイキュー!!」の自分用雑めも/初演の千秋楽ライビュ(15/12/13)・再演「頂の景色」の大阪公演マチネ(16/4/17)/2公演分ですが、ほぼ初演のレポです

べったー移行分。16/5/16にあげていたものです。あえて何もいじらずそのままの状態で移行しています。どうしてもつけたしたかったものだけ《》書きで書いています。

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【初演・千秋楽ライビュ】

・開始5分ぐらいで泣きそうだった

・見終わった後、「むり」「だめです」「よかった」「影山が影山だった(以下略)」しか言えなかった。もともと映画とか見終わった後って語るの苦手で、自分の中で気持ちの昂ぶりを消化するのにすごい時間かかるんだけど、今回はまさにそれだった。語るにも「まず何から語ればいいですか……(顔を覆う」って感じだった。そして何も考えず語ると「すがわらさん……」しか言えなかったから末期

・ライビュは最終公演に対して行われているっていうのを、キャストさんの最後の挨拶あたりで知って、「えってことはすごい貴重な公演見せてもらってるってこと??」って無意味に焦った

・影山さんまじ影山(他の役者さんもすごくはまっている(というよりは違和感がない、という言い方の方が語弊がない気がするけど)のだけど、影山(=木村達成さん)は中でもダントツだった)

・青城との練習試合の直前で前半終了。緊張した日向が「トイレに行きたいから15分だけ休憩ちょうだい!」って、実際の舞台休憩につないだ。上手い。

・やっぱり原作やアニメと比べて考えてしまう面があったんだけど、すぐにアニメとも原作とも違う、演劇で表現できるハイキューを目指した(作った)んだろうなって思い直した。
それはただアニメの完成度が高いってだけかもしれないのだけど、ハイキューに関しては、原作は単なるベース(でも偉大なるベース)であって、その上に立ち上がる「アニメ」「演劇」は別の一つの作品なんだなあっていう印象がある。

・そう考えてたんだけど、キャストさんがアニメの声優さんの声に似すぎてて「えっ」って身を乗り出して確認したくなった事案が何件かあった。
(主に影山、菅原さん、ノヤっさん、及川さん)

・何度も言うけど影山さんまじ影山

・漫画やアニメといった表現媒体の性質上、描き切れない「今スポットがあたっている以外の登場人物の行動(たとえば、体育館にいる日向と影山が画面に映っているけど、その時体育館にいる他の部員は何をしてるのか、とか)」がきちんと描かれるのがとてもおもしろかったし嬉しかったし、観客の視点が固定されない演劇ならではだなあって思った。

・んだけど、ライビュだとありがたいことにスポットキャラをアップで抜いてくれたりするから、それが裏目に出て、他のメンバーのわちゃわちゃが映ってなくて、「いま会場で笑い声が起こったけどほかのメンバー何やらかしてたのww」って気になった……やっぱりDVD買わねば(まがお

・レポとかでちらちら見てたけど、大菅だったし影菅だった(かぷというよりコンビ感

・すべてをもっていく縁下さん(菅原さんの「仲間のことがみえないはずがない!」って台詞のいっちばん大事な「ない!」の部分を奪っていった
すげーいいキャラでした。ぱんぱぱぱん!

・全力で(どんなタイミングでも)笑いを取りにいくスタイル

・にくまん食べてるシーン、ほんとに食べててかわいかった~わちゃわちゃ!

・スポット以外のメンバー、結構ちゃんとした台詞をしゃべってたみたいだから(スポットに集中しててほとんど聞けなかったけど)、DVD買うしかねーなって顔をしていました(まがおです

・わりとみんなお互いどついたりはたいたり突き飛ばしたりしてた

・眼光の鋭さ、熱、強さがとてもとてもかっこよかった

・大地さんが、かつらを吹っ飛ばされてしまう教頭の代わりを果たしていた(影山の流れ弾で昏倒

・田中さんの安定感(物語の中としても、きっと演劇という中でも)がすごくて、彼は大地さんとはまた違った支柱や土台であるのだなあと思った

・すがわらさん

・菅原さんがいっぱい出てて嬉しいありがとうございます

・原作やアニメでも、東峰・西谷・菅原の話は涙腺がゆるみかけるぐらいの迫力があったけど、演劇だともっとぐっときた。やっぱり生身の人間の表情、声、仕草は大きい。
菅原さんの震えた声とか、ノヤっさんの叫びとかがすごく刺さった。

・ツッキーすごいいやらしくて(嫌味ったらしいという意味)、彼ほどではないけどそれなりに皮肉屋なわたしはすごくにやにやしてしまいました

・終始にやにやしていた気がする

・烏野がわちゃわちゃしてるのすきだ~~

・バレーをしてるシーンは、ダンスと音で表現。かっこよい。

・音楽がすごくよかったんだ~~サントラでないかな! サントラほしいって思ったのライアーゲーム以来かもしれない!

・王様のマントと帽子の安っぽさがすごかった(これさえも演出だったらなかなかにおもしろい)

・バクマン。見たせいかもしれないけど、ああいう感じの演出。

・日向が打つシーン、真上に向かって体勢を変えるのが斬新でおもしろかった。

・黒子さんが、たぶんキャストさんがやってたから、白いレインコートみたいなので正体かくしてて(キャラがわかるとまずいから)、最初「何故白いレインコートのひとが舞台上に??」みたいにびっくりしてた

・あの白い人が主要人物を囲んでみんなで説明を唱和するのおもしろい迫力がある。ちょっとこわい。

・バレーの概念説明で唐突にラップ

・山口がすごく「ツッキー」「かわいい」「後輩」って感じだった。

・音駒編やるんですよねありがとうございます

・練習試合後、烏野メンバーと火花を散らした後、客席に下りて投げキッスしたりハイタッチ(?)しながら歩いていっちゃう及川さん最強にイラッとしたので素敵だと思う。

・阿吽コンビのかわいさががちだった(キャラの関係性としてかわいい~っていうよりは、なんかこうまがおになる感じ

・舞台終わり挨拶、トップバッターなのに既にクライマックスな滝ノ上さん(そして日向に「滝ノ上」と呼び捨てにされる

・嶋田さん「『マート』というあだ名がつきました」

・渡さん「初の12ミリです」

・名前わかんないけど「愛してる。真面目に言おうとしてたのに、なんで笑いが起こってんの?」《花巻さん役のそんでさんでした》

・及川さんまで終わると、青城で挨拶。

・先生とコーチ仲良さそうなのと関西弁なのとでほほえましい。先生に言いたいこと言われちゃったので切り替えたコーチ

・最後の「スガァーーーーーーーーッ!! ……どうぞ」でハードルを上げていくスタイルの東峰さん

・ふと瞬間ににじみ出そうになる内輪感(いい意味ね! 仲が良いっていうか、ばんばん冗談言い合えたりいじれたりする仲なんだなあっていうか)

・田中さんとノヤっさんの「ソイソイソイソイソォイ」がナチュラルすぎてもはやつっこめない

・大地さんの声が震えてるのわかって、涙がこちらまで伝染してきそうなナンバーワンだった。

・そして舞台挨拶でも登場する「ソイソイソイソイソォイ」

・ぱんぱぱぱんで占める縁下さん

・なんなの烏野メンバーはお互いのハードル上げていくスタイルなの??

・山口「みなさん! 元気ですかぁーーーーっ!?」
お客さん「(えっ!? え、あ、えーと……)げ、げんきでーす……(苦笑)」
キャストさん「あいつノープランだぞ」

・山口「じゃあ次は、ツッキー!」
 月島「うるさい山口。(なんか漂う謎の空気感に堪えかねて)……ありがとうございました(締めようとする)」

・影山、日向と握手あんど抱擁。これからもよろしく。

・大地さん「烏野高校を応援していただきゃ(噛む」
リテイク「烏野高校を応援していただきぃ(噛む」
終わらない。「泣きそうなんだよ!」きりかえてようやく挨拶。

・二回目出てきた時に号泣してたツッキー。

・演劇が終わる(キャストロール)→出てきて一言ずつ挨拶→ひっこむ→また出てくる→ひっこむ→(終了のアナウンス、ばっとみんなスタンディングオベーション)→日向影山だけもっかい出てくる

・日向影山の謎トーク。「こっからはノープランなので。……今日は寒いですねえ。雨は降ってるかなあ」
「ここで終わりじゃないですよ。家に帰るまでがー? ハイキュー!!」

・影山の最後の「ここで終わりじゃない」、日向に対して「これからもよろしく」→やっぱり続編あるんじゃない??→速攻再公演かあ…そっちかあ~! でも十分嬉しい!! おめでとうそしてありがとう!! 次はなごや来てきて!!

・舞台の「ハイキュー!」を作ろうとしてるんだなって、その端々までどこまでだって全力が感じられて、引き込まれるとか魅了されるっていうよりは、ただその全力の中に私達もいるって感じだった。渦とか波とか表現するのもためらうくらい、そこにあるのはただの「全力」だった


【再演・大阪公演】

・四季以外の舞台ははじめてだったのですが、これが最初の舞台でよかった! と文句なしに言えます。

・メンバーが数人、新しい役者さんになっておりました。違和感全くない。

・一番前の席だったので、エアーサロンパスの匂いめっちゃした。隣のお姉さんは肉まんの匂いもめっちゃしたっておっしゃってた

・ライビュでは見れなかった、スポットキャラの後ろや横でわちゃわちゃしてたのが見れた~!ずいぶん好き勝手やってるんだけど、高校生っぽさがあってよかった!! でもDVDは予約しました!!

・縁下さんが菅原さんのセリフとっちゃうのがなくなってました

・きっといろんな公演で、毎回新しいことにチャレンジしてるんだろうなと思いました。

・やっぱり降りてきちゃう及川さん(ちょうど横のブロックで曲がってしまわれたので残念だった…!)

・間違いなく音駒編やると思う。一度の内容で終わらせてしまうにはあまりにももったいない気合いとメンバーと「劇団」だった。

・東峰・西谷・菅原のシーン、やはり生の迫力はすごく胸が苦しくなった。

・日向影山で入部届を大地さんに渡すシーン、ミスなのかネタなのかわからないんだけど(おそらく前者)、入部届持ってくるの忘れてしまう影山。生ならではのおいしいところをありがとう(?)

・カーテンコールの担当は及川さんでした。挨拶ではなく、「サーブやるから一緒に言ってくれる?」
=サーブやる時のあれ(タイミングに合わせて「おおおーーっ、ぅえい!」って叫ぶ)をやる。
一回目はタイミングが全くわからずお客さん全員で困惑、総ツッこみ受ける及川さん。二回目はちゃんとできて、わたしも叫んできました!!笑 スポーツで叫ぶの懐かしい。

・日向役の須賀健太くんの「団長」感すごかったです。文句なしにかっこよかった。

・あまりに興奮して、最初は全く買うつもりなかった物販で散財しました……役者さんのブロマイドとか買うの初だったよ……。初演でサントラほしいって言ってたらあった。ありました。間違いなく買ってよかった。良曲ばかりだけど、中でもテーマソングがとてもとてもすき。

・なんていうか、生の迫力がとんでもなくて、一周回ってただひき込まれてた。たぶん口「わぁー……」って形で開きっぱなしだったし目きらきらしてたと思う。観終わったあとはやはり言葉を失った。

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 編集しながらちらちら読み返していたのだけど、改めて、はじめてハイステに出会った時わたしこんな感情抱いてたのか~~! と思った。そしてやっぱり、この時からスガさんであるいのさんの演技に目を惹かれていたんだなあと思いました。(あと初観劇で一般で1列目上手とったわたしの運どうなってたんだもう運命じゃん????)
 今は手元に、初演も再演も円盤があるのですが、ほんとに両方見返していると「あ、ここは初演ではこうだったんだ」「再演ではこうなったんだね」と気づくところがたくさんありすぎて、すごいなあと思いました。


 この時から始まった劇団ハイキューへの恋、べったーに残っている分だけはゆるゆる振り返りまとめ移行していこうと思います。

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