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ハイステ(烏野、復活!)レポ

「ハイパープロジェクション演劇 ハイキュー!! ”烏野、復活!”」の自分用雑めも/千秋楽ライビュ(16/12/04)/相変わらず伝わらないうろおぼえ

べったー移行分その2。16/12/18にあげていたものです。あえて何もいじらずそのままの状態で移行しています。どうしてもつけたしたかったものだけ《》書きで書いています。

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(ちょこちょこ俳優さんのお名前も出てきます)
(再演のドキュメンタリーで話されていたことも含まれていたり)
(キャラに偏りがありまする)

【本編】

・ゴミ捨て場のセットが舞台中央にある状態からスタート。烏野メンバーがそれぞれに、前公演の内容をおさらいする感じで、印象深いセリフを言っていく。

・影山が「飛べ」の黒い旗を突き立てたのを合図に、本格的に始まる。

・影山が孤独な王様じゃなくなってる…(;ω;) ちゃんと「仲間」になっていて、日向と「会話」してるって感じた(;ω;)

・前作は有能だけどコミュニケーション下手なセッターって感じだったけど、今回は叫んだり「日向ボゲエエエエ」って言ったり、元気で単細胞なところが出てる…居場所ができたんだなって思った…よかったね影山…

・日向もたぶんそんな感じ。前はおそるおそるチームってものを噛み締めてる感じだったけど、今作では立派な烏野の一員だった。

・ノヤっさんと田中せんぱいが、コンビで仲良いって感じで、バレーとか学年とか関係なく、ほんとに気が合うんだなって伝わってきた。
前作ではノヤッさんは後半からの登場だったから、そういう二人の姿が見られて嬉しい……

・全体的に、お話としても、実際のキャストさんの感覚としても、前作から時間を経たってことが感じられて、それがすごく自然で、いいなあって。

・なんかちょこまかしてた猫がめちゃくちゃかわいかった。日向が研磨と出会って別れた後、そのへんの道で拾ってきて、体育館まで連れて帰ってきちゃう白猫ちゃん。(黒子の人がパペットで動かしてた)
ずっとネットの上でちょこまかすべってた。スガさんがとても可愛がっていました。

・スガさんが烏飼監督と話しに行くシーン。いのスガさんは、息づかいの震えとかが伝わってくる演技がお上手で、スガさんの葛藤とか切望が伝わってきてじんとしました……

・烏野の合宿所夜のシーン。お布団が雑魚寝でわーって並べてあって、みんなで喋ってたんだけど。突然掛け布団をはいで音駒メンバーが現れたのめっちゃびっくりした…(その代わりに、烏野メンバーが布団の下に潜った)。舞台下にでも隠れてたのかと思った…

・要は同じ「合宿の夜」っていうのを、布団で互いに隠れてしまうことによって、烏野サイド音駒サイドの場面切り替えをしてたんだけど、上手いしおもしろいなーと思った。

・途中ありえてはいけないクロスオーバーもあったり笑
音駒サイドの時、音駒の誰かが影山の潜んでる布団をはいじゃって影山がめっちゃ焦ってたり、
烏野サイドの時、布団に隠れてなきゃいけないはずの音駒メンバーが、日向に膝枕されてたり。
(しかも縁下さんの、部活を逃げ出した話をしてるっていうわりとまじめなシーンだった笑)

・黒子ならぬ白子さんは健在。笑
最初の一瞬だけ黒だった気もしたけど気のせい…?

・前は烏の演出、おっきな翼二枚を数人がかりで動かしてたんだけど、今回から烏のでっかい装置ができてた。頭がちゃんとありました笑

・あと、舞台中央後ろの壁にドアがついてた! 前回の、プロジェクションでドアの開閉を表すのもおもしろかったけど、有効活用されてたな~~

・なんのシーンか忘れちゃったけど、影山を紹介するときに、プロジェクションで映し出されてる影が、最初王様スタイルなんだけど、それをばっと取り払う演出があってよかったです…

・伊達高の登場。唐突に歌い出す。これミュージカルじゃなかったよね!? って焦ったけど、歌というよりは応援歌だね~部活でよくあるやつの、より歌に近いバージョン。

・歌に進化したアクロバットに、ショー要素が加わってるような感じがしてとっても楽しかったーー! アクロバットは、音駒の福永さん役の方がめちゃくちゃすごかった。。思わず「んんっ!?」って声出そうになった。

・伊達高ぶいえす烏野の応援歌対決。
漢! やるぞうおお! って感じで足を踏み鳴らし太い声で歌い上げる伊達高に対し、烏野はまさにヒナガラスって感じで、声のトーン高め、確か手拍子の方が中心で(うろ覚え)、一所懸命でかわいかった。

・ラップ対決。青根ぶいえす日向。青根はがちのラップって感じで違和感なくて、日向はちょっと頑張ってる感あるんだけど、よく聞くとかっこいいんだよなあ…

・その後メンバーをくるくる変えながらラップ対決するんだけど、スガさんの攻撃的なラップがかっこよすぎて色々ふっとびました……

・スガさんのおみ足がうつくしくて…
レポでよく見かけたんだけど、ほんとみなさん体づくりからキャラに寄せてくださっててね!?
特に足がね…ちゃんとみなさん違って、しかもそのキャラだなあって思うんだよね(??)
ありがとうございます…(おがみ

・スガさん、わりとよく誰かを持ち上げたりおんぶしたりしてた気がする…日向とかノヤっさんとか

・恒例の及川さん舞台降りてきちゃうコーナー。お客さんのことを「お花ちゃん」って呼んでた。「お花にはお水をあげないとねー」って投げキッスして、お客さんひとりひとりに「君はコスモスね」「君はバラ」って言ってく。舞台上の男性陣に向かっては「君らは雑草ね」。

・それに乗っかって、「君はよもぎだね!」って目の前のお客さんに言う日向かわいすぎかあああ(結局ざっそう

・なんといっても、常波の池尻くんがよかった。。
ゴミ捨て場の次のシーン(つまり物語としては冒頭)、常波で池尻くんがメンバーと話している様子からスタート。
「これなんて読むの? トリノ?」「からすのだよばーか」「どこそれ?」「昔は強かったらしいじゃん」みたいな常波メンバーの会話が、音声で聞こえてくるとともに、背後のマッピングに映る。黒地に白いセリフが、ばらばらと降っていくような。あの演出は、『落ちた強豪 飛べない烏』の絶望感を表すのにすごくよかった……!

・その池尻くんのシーンは、何度か出てくるんだけど。音駒編、伊達戦と、一つの作品の中でがらりと舞台が変わっていく中、彼が物語に一貫性を持たせてる気がして……本当にいいキャラだなあと思いました。

・と思ったら、須賀くんが「池尻を出して欲しい!」とスタッフさんにお願いしていたそうな。だから自分がここに立てるのは須賀くんのおかげだと、涙ながらにそうカテコで語ってくださった松田池尻くんの姿にまたぐっときたよね……

・池尻くんの回想の中で出てくる秋沢大地さんが、ちゃんと中学生大地さんで、声のトーンが高めでした。(たぶんこちらの方が地声なんだなっておもう笑)

・ゲームを意識したねこま戦。マッピングでも、ゲームのドット絵みたいなキャラクターが出てきたりとか、音楽もゲームのピコピコ調で!

・前回は漫画を意識したプロジェクションで、舞台上の出来事と連動してることが多かったけれど、今回は1つの見せ場、演劇の一つの舞台としてのプロジェクションだった気がする。

・厨二病なクロ。すごいいいお声で、なんかよくわかんないことを言ってる。笑

・研磨もすごくよかった! 確かにあの研磨なんだけど、ちょっと芯がつよそうな感じ。

・ちょいちょいきよこさんが登場する(キャストさんとしてはいない)。笑
きよこさんも出してくれるならめちゃくちゃ嬉しいんだけど、きっと収拾がつかなくなっちゃうんだろうね……

・でっかいでっかい「飛べ」の横断幕。ばさって音声とともに、舞台の幕としておひろめ(つまりほんとに大きい)。で、その横断幕の向こうにいるらしいきよこさんのメッセージを一文字ずつ聞き取ろうとするみんな。
横断幕に耳をあてる→こっちを向いて「が」→また横断幕に耳をあてる→こっちを向いて「ん」→横断幕に……

・「がんばって」だったと思うんだけど、それを聞いた田中せんぱいが倒れてしまう笑
その蘇生に時間がかかりそうということで、日向「これは……あれを言わなければいけないのか……!? 休憩ください! 15分!」やっぱり休憩へのつなぎ上手だ~~笑


【カーテンコール】

・伊達高カテコ。グダグダ家族感があってほんとになかよしなんだな~~って。

・「こづめ研磨役の永田祟人です……か?」ってなぜか尋ねちゃう永田研磨くん。

・岩泉一、がどうにも言いにくいらしい小波津さん(ドキュメンタリーの中でも、最初の顔合わせの自己紹介で噛んでた笑)。
どうやら持ちネタとすることを決めたらしく、堂々と「いわいじめ(はじめ、だったかな?)役の~」って言うもんだから、もう慣れた様子であしらう遊馬及川さん。

・相変わらずネタを振られるいのスガさん。
ジャスさん「スガァーーーーッ!……後でSNS上でPPAPどうぞ」

・再演の時は、ジャスさんが一発芸どうぞって言って、結局その時にはやらず後ほどSNS上でやってらしたので、それを学習したらしく最初から「SNS上で」と…逃げ場のないいのさん……笑

・(ほんとにSNSでやってらっしゃった。笑 オチがすばらしいのでぜひ見ていただきたい)

・だいぶうろ覚えなんですが、須賀日向くん影山達成くん二人のカテコで、
達成くん「舞台上でつらい瞬間はあるけど、支えてくれる人がいるので……」
めっちゃ達成くん見てる須賀くん「俺は?」
達成くん「もちろんお前もだよ!!」
って二人ではぐしてました。

・前公演の時は、日向影山がお互いを信頼していく過程も一つのテーマだったから、「仲良くするな」とウォーリーさんに言われていたらしいお二人。今回はどんな感じだったんだろう。
なんにせよ、きゃーって悲鳴が上がってたの、わたしは聞き逃さなかったぞ!!笑

相変わらず、最高の舞台でした……DVD待機。
「舞台に興味はないなあ」って言ってた頃の自分が懐かしくなるような時が、すぐそこまで迫っているようで、こわいです。

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 ハイ、そう言ってた頃の自分、懐かしいです。笑
 またまとめつつ読み返していたら、色々思うことがあったなあ。池尻くんのシーンの、文字がばらばらと散らばって背景に映し出される演出、あの時は「飛べない烏」の絶望感を表していたけれど、今作「最強の場所」では、飛べない烏と呼ばれる悔しさを知っている、前に一歩踏み出したい3年生の演出で使われていたよね……;;
 そして「池尻は絶対出してほしい」「もし鍛治くんが出るなら自分にやらせてください」、そういうことをすべて有言実行していく須賀くん、改めてすごいなあって思いました。カッコいい。
 さらにさらに、この時「潔子さんも出てくれたら嬉しいけどなあ」と言ってたのも懐かしい!!!! 出てくれたよ、潔子さん!

 まだまだ、ハイステの3年間を振り返るには勝手に心に蓋をしてしまってる部分があって、完全に「全力で」思い出すことはできないのだけど、ほんとうに素敵な作品に出会えたのだなあということ、こうやって自分の拙いめもですら噛み締めることができるから、しあわせだったなあ。

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