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戦士の覚醒


 初めまして、Melami(@gunjyou_ink)です。この記事では新弾のコラボブースターで組める仮面ライダーアギトについてまとめていきたいと思います。
 ちなみに、これまで仮面ライダーコラボはノータッチだったので知らなかったのですが、今回のアギトの登場でようやく平成ライダーが揃ったようですね。その歴史を感じさせるパワーになっていると思います。
 それでは、解説に入りたいと思います。

1.はじめに

1-1アギトの特性について

 アギトの特徴として、まず、契約スピリットである為最低限の動きが保証されている点が挙げられます。さらに、赤、緑、青をベースとしたデッキである為、コアブーストやドロー、破壊効果などが詰め込まれたバランスの良いデッキである点が挙げられます。

1-2強みと弱み

 このデッキの強みは、オルタリングや契約煌臨を活かした高い復帰力に加えて、ドローやコアブーストなどデッキを回すことにおいて重要な要素を持ち合わせているところです。また、契約スピリットのアギトの効果によりソウルコアを回収する事ができる為、複数回契約煌臨できる点や、特定の契約煌臨カードを使い回せる点、軽減シンボルとシンボルを赤としても扱う効果のおかげで混色を感じさせずストレスなく回す事が出来る点が挙げられます。
 弱みは、耐性貫通が無いことに加えて、一度アギトの復帰にもたつくとスムーズにCを貯める事が出来ずキルターンがズルズルと伸びていく点が挙げられます。また、コアブーストがあるとはいえ高コスト帯が多いために、手札が詰まってしまう可能性もあります。さらに、ネクサスが1種類しかないので、全体除去されると返しのターンに場にシンボルが残りにくいので結構キツイです。まじで。

2.デッキ概要

2-1デッキリスト

コラボ構築

仮面ライダーアギト グランドフォーム  
仮面ライダーギルス            
仮面ライダーG3                                        
仮面ライダーアギト ストームフォーム   
仮面ライダーG3【2】                                
仮面ライダーギルス【2】                            
仮面ライダーアギト バーニングフォーム 
仮面ライダーアギト トリニティフォーム 
仮面ライダーG3-X                                  
仮面ライダーアギト シャイニングフォーム
マシントルネイダー           
オルタリング              
フォースブライトドロー         
仮面の魂                
覇王爆炎撃
                  合計40枚

メインのフィニッシュプランであるシャイニングフォームのOC条件のカウント9を早期にクリアしたい為、契約アギトは3枚。

2-2採用カードの解説

⚪︎仮面ライダーアギト グランドフォーム

他意は無いけど凄く腰に目がいくイラスト

 相棒竜グロウとSTムゲンを混ぜて2で割ったみたいな効果です。「アギト」回収と同名ターンに1回のソウルコア回収は相手ターンにも効果を発揮するので忘れないようにしましょう。回収したソウルコアは自分のスピリットに置けます。レベル2、3効果で相手の妨害をするカードもあり結構重要なので忘れないようにしましょう。

⚪︎仮面ライダーギルス

 初動に見せかけたカード。契約スピリットのアギトがいないとカウントが上がりません。先攻時に初手で動けるカードが無い時は泣く泣く初動として使います。レベル2で召喚することで一応カシウスの槍をケア出来ます。一応。


⚪︎仮面ライダーG3

 初動、サーチ要員。1人で効果が完結しているのがすごく偉い。創界神も妨害できるのすごく偉い。「G3」はサーチ対象ではないため注意。


⚪︎仮面ライダーアギト ストームフォーム

「超越精神の青」っていう別名があるらしい

 「アギト」唯一の自ターン煌臨。サーチも出来るし、ネクサスも破壊出来るし、Cも盛れるの偉すぎる。煌臨中効果が無いため単騎で仕事をこなせる点も高評価。


⚪︎仮面ライダーG3【2】

 C盛り要員。レベル2効果はたま〜に使います。後述するG3-Xのコストダウンのためにかさ増しした「G3」であるため、使用感に応じて枚数は調整して下さい。

*C6が貯まっている状態で場にG3【2】と生きている契約アギトがおり、手札にシャイニングフォームを抱えている時は、G3【2】にソウルコア一つだけを乗せ、G3【2】アタック→契約アギトにシャイニングフォーム煌臨でアタックキャンセルをする事で無駄にコアを与えずに契約アギトアタックでC9達成、バトル終了時2点を使用する事が出来るため、アタックする順番には気を付けたい。


⚪︎仮面ライダーギルス【2】

 コアブ要員。軽減を後1つ欲しかった。


⚪︎仮面ライダーアギト バーニングフォーム

 除去要員。後述するトリニティフォームの下敷きによく使います。OC効果は大体G3【2】が犠牲になります。煌臨中じゃないと破壊効果は使用出来ません。


⚪︎仮面ライダーアギト トリニティフォーム

VPS許さないマン①
 下敷きにするカード次第で効果が変わる面白い煌臨札。大体バーニングフォームを使い回します。契約アギトの効果で下敷きは回収できる為、場面に応じた器用な動きが可能。追加できるカードはコスト7以下であるところに注意。
 個人的な意見ですが、ムゲンドラゴン・ザ・トリニティスターと「トリニティ」という共通点があったり、効果も似ていて開発の遊び心を感じました。


⚪︎仮面ライダーG3-X

VPS許さないマン②
 墓地に「G3」名称があると召喚コストが8→6になります。お得。1体しか破壊出来ないのが惜しいところ。ストフリミーティア踏んじゃうのはご愛嬌。


⚪︎仮面ライダーアギト シャイニングフォーム

バーニングの状態で太陽の光を浴びるとこうなるらしい。

VPS許さないマン③
 このデッキにおける明確なフィニッシャー。「アギト」のアタックによってライフを減らした後のお祈りシャイニングOCがこのデッキの主なフィニッシュプラン。

焼き範囲がシンボル2つ以下のため、オーブ対面ではブレイヴしているハイマットがフラッシュでシンボルを増やしちゃうと焼けなくなるのはご愛嬌。


⚪︎マシントルネイダー

ホンダVTR1000F FireStorm

バウンス耐性付与+アタックステップメタ。
 自身に耐性を持っていないため、ストフリやインジャにしばしばボトムに戻されます。オーブ対面は大事に使いましょう。かさばるとめちゃくちゃ弱いので、使用感に応じて枚数調整するといいと思います。でも減らすと何故か引けなくなるんだよな。


⚪︎オルタリング

 アギト復帰要員。疲労状態のアギトに煌臨して無理やり復帰させるプレイングは頻出。ミラージュ効果は各「アギト」に働きます。偉い。


⚪︎フォースブライトドロー

 ドロー札。たま〜にパンプアップ効果使います。
コラボ版のカウントドローが来たら入れ替えてください。


⚪︎仮面の魂

 防御札。軽減あと1つ付けてくれ本当に。


⚪︎覇王爆炎撃

 除去札。正直絶甲氷盾でもいいけど、アカツキ【オオワシ装備】がキツすぎたので採用。ヤタノカガミ強すぎ。

2-3不採用カード

⚪︎仮面ライダーアギト フレイムフォーム

 契約煌臨の中でもスペックが特に低く、採用していない事で困ることはなかったので不採用。


⚪︎仮面ライダーアナザーアギト

 8コストだったらVPS許さないマンになれた。とはいえ、無色化出来る点や、能動的に開ける点、「アギト」名称である点などスペックは高めである為ほぼ採用圏内。


⚪︎仮面ライダーエクシードギルス

 ラグマンティスの擬人化。アギトでは除去できない範囲をカバーできます。アルティメット触れる点は強い。


⚪︎ライダーキック(仮面ライダーアギト)

 契約煌臨をしたターンにしかコスト軽減が出来ず、破壊しないとサルベージが行えないため不採用。一応「アギト」名称である為G3で拾えます。


2-4採用候補

⚪︎アドベントドロー

 2ドロー+αが出来るカード。オープン効果でたまに仮面の魂が付いてきます。フォースブライトドローと選択。


⚪︎変身‼︎仮面ライダー1号

 ネクサスが1種類しか無い為、ネクサスのかさましとして入れても面白いかも。神託条件が「仮面」&コスト3以上のみであり、転神持ちである点も高評価。


⚪︎変身‼︎仮面ライダージオウ

上に同じ。


⚪︎絶甲氷盾

コラボ版だとこのイラストが好き。視認性悪すぎるけど。

 汎用防御札。延命も出来るしアタックステップも止められるコラボ構築最強防御札。覇王爆炎撃と選択。


⚪︎レーザーボレー

白い防御札打ち消し要員。




追記

キングギドラに加えてエヴァ要素が含まれた

 大きな変更点はアギトを1枚にした点である。他にはトリニティフォームを抜き、フレイムフォームを採用している。また、ネクサスに比較的場持ちの良いAAAヴンダーを採用することで事故率を軽減した。
 契約煌臨条件が軽いフレイムフォームを採用することによって、契約アギトが1枚でも十分シャイニングまでのカウントを貯める事が可能である。
 仮面の魂ではなく白晶防壁を採用した理由については、仮面の魂は防御にしか使えないところに対して、白晶防壁は攻めでも使えるため。また、仮面の魂と違いオープンで回収出来ないという点や、白シンボルがない為軽減が取れないという負の面はあるが、それよりもメリットの方が大きいためそこまで気にはならない。提示によりライフバーンフィニッシュをずらす事が出来る点も高評価。
 アナザーアギトは煌臨する事で直ちに発動出来るバーストであるため、攻めではブロッカーを退かしつつ1点を追加できる点や、受けでは除去煌臨と組み合わせる事で複数除去が出来る点を評価して採用。
 トリニティやG3-Xを抜き、フレイムフォームや能動的に開けるバーストであるアナザーアギトを採用した事で、メインのフィニッシュプランであるシャイニングフォームを待たずに、ビートダウンによるフィニッシュを行う事が可能になった。

終わりに


 いかがだったでしょうか。今回はコラボ構築しか掲載していませんが、比較的パワーも高めであるため、通常レギュレーションのカードと組み合わせる事で通常構築とも張り合う事が可能だと感じます。文字だけでは伝わりづらいところもあるため、実際に回してみて体感して頂ければと思います。

 余談ですが、カード解説のところで勘のいい方は気づいたかもしれません。というのも筆者は仮面ライダーアギトミリしらです。しかしながら、バトスピにおけるコラボは忠実な効果再現などから知らない作品に触れるきっかけを作り出すものであるため、これからも続いてくれればいいなと感じます。この記事をきっかけにコラボに興味を持って頂ければ幸いです。知らない作品を使うのもまた一興という事で。改めて、ここまで読んでいただきありがとうございました。



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