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燃えよ(スター)ドラゴンズ

竜繋がりでこのタイトルにしたが圧倒的出オチ。ちなみに「熱き星(竜)たちよ」と迷っていた。

どうもMelami(@gunjyou_ink)です。
新弾が発売され、(強そうな)新規が追加されるたびに始まった感を出しては徐々に姿を消していく星竜だが、「巡るヒカリ」で追加された新規カードによって、ようやく始まったかもしれない。今度こそ。
そういうわけで、現時点での構築を載せたいと思います。一つの選択肢として参考にしていただければ幸いです。


はじめに

 まず、これまでの星竜の軌跡を辿っていく。星竜というデッキは、アポローンの契約域とスピリットのアタックを組み合わせる事で勝ちを目指すというデッキだが、アポローンの契約域はデッキオープンという都合上不確定のバーンであり、確実性に欠けるリーサルを抱えるデッキだった。また、メガデッキという枠組みで出たのにも関わらず、パックから出るハデスに安定性やフィニッシュ性能で負けており、悪い意味で今までのメガデッキの歴史を変えるデッキだった事は否めない。さらに、ゴッドブレイクなどの所謂神メタが強烈に刺さるデッキであり、環境にも向かい風であった。しかし、制限改定による環境の変化や少しずつ追加された新規によって、段々とデッキとしての形を成していった。それでも、アポローンの不確定バーンの確率を少しでも上げるために「眷属・締皇」を増やしていくと安定性が減少するというピーキーなデッキになった。個人的な認識としては、メインで手札を増やすカードが少なく、ドロー効果を持っているカードはほとんどがアタック時であるため、増えたカードを有効的に使えるという場面が少なく、それが安定性を妨害している一因になっている認識である。契約域も相まって、ほとんど三振するのにたまにホームランを打つから厄介である。

デッキ概要

メテオヴルムの為に3.7箱買いました

原初の襲来時点での星竜の弱点として、
・全体的に動きが重い
・メインで手札を増やす手段に乏しい
・とにかく外れる契約域
・AS中に手札に来ても困る面々

BS69サンプルリスト

今回のリストでは、「巡るヒカリ」から以下の新規カードを投入した。
・銀河竜アンドロメテオスLt
・雷皇龍ジークヴルムLt
・龍星皇メテオヴルムXV
・エクストラドローLt
・ソーンプリズンLt
・ブリザードウォールLt

これらのカードに共通する点として、「眷属」を所持している点である。これによってアポローンの契約域のハズレを減らす事が出来るようになった。また、懸念点であったメインで手札を増やす手段に乏しいという点が緩和された事に加えて、以前は契約域によってアタックステップ中に手札が増えても、ほとんどのカードが次のメインステップに使うため使用タイミングにラグが発生していたが、ジークヴルムLtやメテオヴルムXVなど、アタックステップ中に手札に加わると飛び道具として使う事が出来るカードが増えたのも大きな強化である。

採用カード解説

新規以外はほぼ割愛。

ホワイトホール・ドラゴン

ジゴ・トゥールやアテナに対して強く出たい為に採用。特に、楽族対面のアイリスフィールド下で小型ビートプランを通さざるを得ない時に活躍する。とはいえ眷属を持っていない為、少しでもハズレを減らしたい場合は2枚目のベータレジオンや3枚目のメテオヴルムXVに変えてもいい。

採用候補

ヘリオ・ライジング・アポロドラゴン
契約域で捲れたらデッキから出てきて何かを壊すドラゴン。場に出れば契約域の捲る枚数を2枚にしてくれるが、場に出せればの話であり、手札で抱えてストレスになる場面が多く不採用。

飛竜星ヒュアキント
・なんともいえない召喚時
・レベル2の維持コアが3かつアポローンにコアが    
 3コア乗ってる必要がある
・トップ操作効果は同名ターン1
解散。

ジゴ・トゥール
本当は入れたい。多分入れた方が強い。ただ枠を作る事が出来なかった。

イスフィールXV
ジゴ・トゥールと違い、契約域で手札に加えた後すぐに防御札として使える点が高評価。眷属を持っている為バーンの弾にもなる。眷属を盛るなら2枚は入れてもいいかもしれない。

コラクス
現状では小型が足りている+そこまで剥がしたいフィールドマジックも無いため不採用。楽族の華は契約技で再利用されてしまうため実はそこまで刺さってはいない。

スタードラゴンドロー
先行で契約神とくっ付くところは嬉しいが、サーチ対象が狭い+眷属を持っていないという点から、ハズレを減らすために不採用。

絶甲氷盾
ソーンプリズンLtと選択枠。バーストとしても使える為、防御札としての信用度は当然こちらの方が高い。

スピッツァードラゴン
現在、多くのデッキで採用されているファラオム対策。それ以外でもアタック/ブロック時効果で雑にワイパーする時もある。

ヴィクトリーファイア
相手ターン中に大体0コストで使える防御札。2面除去できるカードであるが、シンボル縛りがある為使いづらいと感じ不採用。

アポロニア・ヴァーン
ブリザードウォールLtの使い方が周知されてきたら強くなりそうなカード。1枚は入れておきたい。

・立ち回り

 いかに早く契約域を発動させるかが重要であり、良くも悪くも契約神の枚数にキルターンが左右されるため、とにかくドローして手札に集める事が動きの中心になる。だが、アタックする事でドローするカードも多い為、手札を増やす事に執着して無闇にアタックをしては相手にアドバンテージを与えるだけである為、アタックを最小限にする冷静さも持ち合わせたい。
 契約域のバーンが不確定であるところから、バーンに頼り切る動きをしてしまうと打点が足りない場面も出てくる為、なるべく多くスピリットを展開したい。
 ライフを減らせない状況になっても契約域によって手札を増やす事が出来る為、アポロヴルム等で無理やり殴りにいって手札を整える選択肢も存在する。

対面知識

楽族 微不利

 ガーデニアフィールドやプリムローズフィールドによるバーン阻害と、アイリスフィールドによる大型封じでライフを詰めるのに苦労するが、小型ビートなどを絡める事で搦手を突破する事は可能。
 アザレアに対してジークLtのアクセルをぶつけたい為、なるべく抱えておきたい。
 パンデーモスの界放によって手札ロックされ、ブリザードウォールLtが打てなくなるのを防ぐ為、早いターンで手打ちする選択肢が存在。
 創界神で受けるデッキであるため、ミズアを打たれてしまうと厳しい。
 ヘリオスフィアで序盤からシンボルを消していき、テンポロスをさせる事で走り切るプランも存在する。

レーヴ 五分〜微有利

 シンボル増加や破壊効果を兼ね備えているデッキだが、BPラインが低く、契約域の破壊が非常に通りやすいため、場からシンボルを無くすことで主導権を握る事が出来る。また、破壊効果が強制である事が多い為、カウンターのメテオヴルムXVを投げやすい。しかし、ブルーフィールドなどの神メタ効果や、ファラオムなどテンポロスカードには気を付けたい。
 現在は防御札がラバーズと絶甲氷盾のみであるケースが多い為、意外とアタックが通り切る事が多い。

冥主 不利

 多少足止めをする事は出来るが、契約域を発動されてしまうと破壊しても次のターンには復帰されてしまう為、こちらの理想の動きを押し付ける必要がある。ソーンプリズンLtでヴァジュラム等を墓地から消していきたい。

機人 五分

 ホワイトホールの有無によってかなり相性が変化する印象。受けに関しては、鋼鉄魔神によってネクサス耐性を付与されると苦しい。受け札はソーンプリズンLtのみであるため、詰め切れそうな場面は積極的に詰める意識が重要。

終わりに

 正直な話、ようやく【メガデッキ】としてのスタートラインに立っただけなので、ハウンドべロスとか冥府神殿みたいなカウントが盛れる初動を下さい。メガデッキが一番契約域の縛り厳しいってなんだよ。普通に。
 とはいえ、明らかに契約域が使いやすくなっている上になにより使ってて楽しいので、ぜひ使ってみて下さい。

ぼくもあなたも願ってる
祈る気持ちで待っている
それはひとことtier1だ
アポローンの胴上げだ
いいぞがんばれ(スター)ドラゴンズ
燃えよ(スター)ドラゴンズ

※採用カード解説の画像フォーマットはこちらのポストを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
https://x.com/bks_robellion/status/1834576967552921956?s=46&t=E3IMfdmwCkoeunP5MFwRqA


追記

変更点
アンキラーザウルスLt
アポロニア・ヴァーン
ベータレジオン2枚目
ブリザードウォールLt3枚目

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