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【最新2024年】卒論は図のコピペでいいのか?

卒論は図のコピペでいいのか?

卒論執筆の大詰めを迎え、体裁を整える作業に入った頃、「図のコピペってアリ?」という疑問が浮かぶ人も多いのではないでしょうか。

図を適切に使うことは論文の質を大きく左右します。図を用いることで説明が明確になり、読む人の理解が深まります。しかし一方で、法的な規制もあることから、図のコピー&ペーストには注意が必要です。

ここでは、卒論における図のコピペのルールと正しい活用方法について説明します。卒論の体裁作りに役立ててください。

著作権に注意が必要

図のコピペに当たっては、まず著作権の問題に気をつける必要があります。他者が作成した図を無断で利用すると、著作権法違反となる可能性があるのです。

万が一、権利者から指摘を受けた場合、卒論を差し替えや削除の対象となり、最悪の場合は論文不備と見なされてしまいます。卒論執筆の労力が無に帰すことにもなりかねません。

そのため、図のコピペに当たっては、出典明示するなどのルールを守り、著作権を侵害しないよう細心の注意を払わなければなりません。

図のコピペに対する一般的なルール

具体的に、図のコピペに関してはどのようなルールがあるのでしょうか。一般論として、以下のようなポイントに気をつける必要があります。

1. 出典明記が必須

他者の図を利用する際は、必ず出典を明記しなければなりません。出典明記の形式は、所属学会や大学の指定に従う必要があります。

2. 著作権フリーの図は自由に利用可能

ただし、著作権フリーの図は自由に利用できます。政府機関のサイトや、CCライセンスの図は、典拠を示せば利用してよいものとされています。

3. 改変する際は原著作者に許諾を得る

図に手を加えて改変する場合は、原著作者から許諾を得る必要があります。許可なく改変すると著作権侵害となるためです。

4. オリジナルの図を心がける

できる限り自分で図を作成し、オリジナルの図を盛り込むよう心がけましょう。自作の図であれば、著作権上の心配はありません。

このように、図のコピペは目的によって可否が分かれます。卒論執筆においては、それらのルールを意識し、節度を持って活用する必要があるでしょう。

効果的な図の活用方法

一方で、卒論では図を効果的に活用することが求められます。うまく図を使えば、論文の質を大幅に高めることができるためです。

コピペではなく、次のようなやり方で、オリジナルの図を作成するのがよいでしょう。

  • データを基にグラフを作成する

  • 実験の手順をイラストで示す

  • 定義や仮説のモデル図を描く

  • 事例や概念を図解する

こうした手作りの図を随所に盛り込むことで、論文の分かりやすさが格段にアップします。読む人の理解が深まり、卒論の評価も高まることでしょう。

加えて、論文の図を自分で作成することは、自身の理解をより深める効果があります。図を描く作業を通じて、論旨や根拠をより深く考え抜くことができるはずです。

最後に

卒論執筆おつかれさまでした。図の扱いについては細心の注意が必要ですが、上手に図を活用すれば、卒論の質を大きく高めることができます。

著作権を侵害しないよう気をつけつつ、オリジナリティのある図を作成し、分かりやすい論文を目指しましょう。卒論の制作は最初は大変で、難しいと感じるかもしれませんが、このサイトを利用することでサポートを受けられます。こちらのサイトは論文を提供しており、様々な論文を閲覧できます。また、論文の利用は自由です。ぜひ、サイトを訪れ、論文をご覧ください。


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