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【最新2024年】卒論のプロットって何をどうすれば?

卒論のプロットって何をどうすれば?

卒論執筆に取り組む文学部生の皆さん、こんにちは。卒業論文の構想を練る上で、ひとつの大きな壁となるのが「プロット」の作り方ではないでしょうか。プロットとは、論文の「筋書き」や「構成」のことを指します。適切なプロットを立てられずにいると、まとまりのない論文になってしまう可能性が高くなります。

そこで今回は、卒論のプロットをしっかりと立てるためのポイントを詳しくお話しします。プロットさえ決まれば、あとは丁寧に本文を書き進めていけば問題ありません。一緒に悩んでいきましょう。

  1. テーマを明確化する まずはテーマの設定から入ります。「近代文学と女性像」といった漠然としたテーマでは不十分です。研究対象をもっと絞り込む必要があります。

例えば「太宰治の作品における女性描写の変遷」など、対象作品と論点を明確に限定した方が良いでしょう。その上で、時代背景や問題意識、研究の意義なども加えれば完璧です。

  1. 全体の骨子を立てる 次にテーマに基づき、論文全体の大まかな骨子を立てましょう。骨子とは「序論」「本論」「結論」といった大枠の構成のことです。

序論では問題意識や研究方法、本論では各章の論点と具体的な検証過程、そして結論で自身の見解の提示といった流れが一般的です。この骨格さえあれば、あとは各パートの中身を詰めていくだけです。

  1. 章立てをする 骨子ができたら、次は本論の章立てをします。1つの論点につき1章を立てるのがポイントです。

例えば先ほどの「太宰治の作品における女性描写の変遷」なら、作品ごとに章を分ける方法や、時代別に分ける方法など、いくつかの切り口が考えられるでしょう。検討を重ね、自分なりに納得のいく章立てを見つけましょう。

  1. 各章の詳細を詰める 章立てが決まれば、今度は各章の詳細な構成を立てます。具体的な論述の流れや、引用箇所、参考文献のリストなどを整理していきましょう。

心強い味方となるのが、あらかじめ作成した資料カードやメモです。それらを活用して、きちんと根拠のある論述ができる構成を目指します。ただしここは大まかな方向性を定めるにとどめ、本文の細部までは決めすぎないよう注意が必要です。

  1. 全体の筋の通した確認 章ごとの詳細が決まったら、全体の構成を改めて見直しましょう。一つひとつの章が自然に連なり、首尾一貫した論理展開になっているかどうかを確認します。

不自然な脱線があれば修正を加え、章同士の有機的なつながりも意識しましょう。全体の構成に無理が生じていないか、セクションの順序は適切かなど、懸念点をできる限り洗い出し、改善に努めましょう。

プロットの作り方は決して簡単ではありません。試行錯誤を繰り返し、絶え間ない見直しが必要になるでしょう。しかし、しっかりとプロットを決められれば、あとは本文執筆に専念できます。全てがスムーズに進むはずです。

プロットさえしっかりしていれば、本格的な論文執筆は難しくありません。そうは言っても、卒論の作成は最初は困難で、複雑に思えるかもしれません。そこで、こちらのサイトをご活用ください。こちらのサイトは論文提供サービスです。多様な論文を閲覧し、自由に引用して利用できます。是非、こちらのサイトをご覧ください。


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