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【最新2024年】卒論でWordの余白ってどれくらいがいいの?

卒論でWordの余白ってどれくらいがいいの?

卒論執筆の大詰めを控え、Word文書の体裁を整える作業に入った学生の皆さん。その際に気をつけたいのが、適切な余白設定です。余白が読みにくかったり、ページのバランスを崩していたりすれば、せっかくの卒論の完成度が落ちてしまいかねません。

一般的に推奨される余白の設定値はありますが、必ずしもそれに従う必要はありません。ここでは、余白設定の意味や重要性、設定の目安などを詳しく解説します。卒論を優れたものに仕上げるため、ぜひ参考にしてください。

余白設定の意味と重要性

余白とは文字や図表の周りの空白部分を指します。読みやすさやページのバランスを保つために、適切な余白を確保することが求められます。

余白が狭すぎると読みづらく、逆に広すぎると無駄な空間ができて見映えが悪くなります。つまり、余白は「読みやすさ」と「体裁のよさ」の両立を図る上で、極めて重要な設定項目なのです。

特に卒論は高度な内容を扱うため、読みやすさには十分に配慮が必要です。また、審査員に高い完成度を感じさせるためにも、体裁の良さは欠かせません。そのため、余白の設定を怠ってはいけません。

一般的な余白設定の目安

それでは、具体的にどのような余白設定が適切なのでしょうか。一般的な目安として、以下のような設定値が推奨されています。

【推奨される余白設定】

  • 上下余白: 25mm程度

  • 左右余白: 30mm程度

  • 綴じ代(左側余白): 35mm程度

上下余白が25mmあれば、ページ上部と下部に適度な空間ができ、読みやすくなります。左右30mmの余白でも、行が長すぎず視線の移動が適切になり見やすくなります。

特に重要なのが「綴じ代」です。卒論を製本する際、35mmくらいの余裕を持たせないと、綴じた際に文字が隠れてしまう恐れがあります。

この設定は一般的な目安に過ぎません。大学や学部によってルールが異なる場合があるため、必ず指導教員や先輩に確認するのが賢明です。

余白設定における細かい配慮

これらの数値以外にも、余白設定で気をつけたいポイントがあります。

まず、分量の多い卒論では、ページ番号の位置を調整する必要があるかもしれません。上下の中央寄せだと邪魔になり、頁の下側に設定する方がよりすっきりとした印象になります。

また、図表を挿入する際には、その図表専用の適切な余白サイズを設定するべきです。図表の周りに十分な余白を設けないと、見づらくなります。

さらに、Word文書の節や項の階層性を視覚的に分かりやすくするため、それぞれの冒頭行を字下げしたり、行間を空けたりする配慮も求められます。

このように、卒論という大作には、さまざまな細かい余白設定の工夫が必要不可欠なのです。卒論の制作は最初は難しく感じられるかもしれませんが、このサイトを利用することで支援されるかもしれません。このサイトは論文を提供しており、さまざまなテーマの論文を閲覧できます。自由に引用することもできますので、是非一度、こちらのサイトをご覧ください。


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