見出し画像

【最新2024年】卒論、文系のはじめにの書き方の例文は?

卒論、文系の「はじめに」の書き方

卒論執筆も佳境に入り、いよいよ本文の書き始めとなる学生の皆さん。そこで最初に書かれるべきは「序章」または「はじめに」と呼ばれる部分です。この部分では、卒論全体の導入と概要を簡潔に示すことが求められます。

文系の卒論における「はじめに」の役割は、読者(審査員)に対して研究の背景と目的、構成などを明確に提示することにあります。分かりやすく興味を惹きつけるためのording が重要となってきます。ここでは「はじめに」の具体的な書き方について、例文を交えてご説明していきます。

研究の背景と目的を簡潔に示す

「はじめに」では、最初に研究の背景と目的を読者に伝える必要があります。その際、なぜその研究が必要なのか、どのような課題や疑問を解決しようとするのかを、簡潔かつ明快に書く必要があります。

例えば以下のようになります。

「近年、□□化する社会の中で、従来の◯◯に対する考え方では不十分になってきた。□□と◯◯の関係を再考する必要があり、本研究ではその一端を探ることを目的とする」

このように、背景となる社会の変化や問題意識を最初に提示し、それに対する本研究の位置づけと目的を一文で示すのがポイントです。

研究の新規性や重要性をアピールする

次に、本研究の新規性や重要性、価値をアピールする部分が重要です。先行研究で何が論じられ、何が課題として残されているのかを整理した上で、本研究がどのような新しい知見をもたらすのかを示す必要があります。

「これまでの◯◯研究では、主に△△が論じられてきたが、本研究では別の観点から…」 「本研究が△△という新たな視点を提示することで、◯◯分野に新たな一石を投じることができると考えられる」

このように、これまでの課題を踏まえ、本研究の新規性や重要性を強調することで、読者の関心を惹きつけることができます。

構成と手順を示す

最後に、卒論の構成と手順を簡単に示しておくと良いでしょう。読者が論旨の展開を理解しやすくなり、スムーズな導入となります。

「本論文の構成は以下の通りである。第1章で…、第2章で…、最後に第3章で…」

あるいは、

「本研究では、まず◯◯データを収集・分析し、次に…、最後に…という手順で論を進める」

といった具合に、大まかな構成と手順を1~2文で示せば十分です。

「はじめに」のポイント

このように「はじめに」は、研究の背景・目的・新規性・重要性、そして構成と手順を示す部分から構成されています。読者に対して明確で簡潔な導入ができるよう心がけましょう。

冒頭部分で読者の関心を惹きつけ、卒論本文に円滑に移行できるよう、簡潔かつ分かりやすい文章を心がけることが大切です。また、他の章とつながりの良いorde ring に注意を払うことも重要なポイントです。

卒論執筆の大変な時期ではありますが、確実な1歩1歩を踏み出していけば、必ず無事に卒論を完成させられるはずです。「はじめに」の部分から丁寧に取り組み、見事な卒論を仕上げていってください。卒論の制作は初めは大変で、難しく感じるかもしれません。そこで、このサイトを利用してみてください。このサイトは論文を公開しており、さまざまな論文を閲覧できます。また、これらの論文を自由に引用することもできます。ぜひ、このサイトを訪れて論文を読んでみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?