【2024年最新】卒論のグラフってスクショでもいいの?
卒論のグラフってスクショでもいいの?
卒論執筆に携わる学生の皆さん、グラフの作成でお困りではないでしょうか。グラフは卒論において重要な役割を果たします。データを視覚的に表すことで、読み手に対して明快な理解を促すからです。しかし、グラフの作り方には様々な選択肢があり、スクリーンショットでよいのか悩むこともあるでしょう。
本記事では、卒論でのグラフの扱い方について詳しく解説します。スクリーンショットの適切な使い方から、グラフ作成ソフトの活用方法まで、幅広く取り上げていきます。一緒にグラフ活用のベストプラクティスを見つけていきましょう。
スクリーンショットでのグラフ使用は止めましょう
まずは率直に言えば、卒論の本文中にスクリーンショットを使ったグラフを貼り付けるのは避けるべきです。なぜなら、スクリーンショットは解像度が荒く、鮮明でない上に編集も難しいからです。卒論に不備ありそうな印象を与えてしまいます。
しかし、例外もあります。たとえば、Webサイトのユーザー分析などでGoogleアナリティクスのスクリーンショットを活用したい場合などは、本文中にスクリーンショットを貼るのは問題ありません。ただし、説明を加えることで、出所が明確になるよう心がけましょう。
基本的には卒論のグラフは手作りが鉄則です。手作りならグラフの体裁を統一でき、卒論の質を高められます。ここからは、グラフ作りのコツを詳しく見ていきましょう。
エクセル・ワードなどOfficeソフトを使ったグラフ作り
グラフを手作りで作成する一般的な方法は、Microsoft Officeなどのソフトを使うことです。エクセルでデータを入力し、グラフを作成、ワードに貼り付ける手順になります。
エクセルなら2次元平面のグラフを手軽にきれいに作れます。複雑な3D関数なども対応可能です。ワードにグラフを移すと、図のプロパティから詳細な設定もできます。SNグラフの色、フォントや背景もカスタマイズできて便利です。
一方で、エクセル・ワードは本来資料作成用なので、高度なグラフ作成には不向きな面もあります。複雑な統計モデルの図化や、特殊なデータ可視化には限界があるでしょう。そこで役立つのがグラフ専用のソフトです。
グラフ作成ソフトの利点と選び方
エクセルでは描きづらい高度なグラフはどうすればいいのでしょうか。ここで登場するのが、Grapherや OriginPro、SigmaPlotなどのグラフ専用ソフトです。これらを使えば、高度なデータ可視化が可能になります。
グラフ作成ソフトの長所は、次の3点にあります。
膨大なデータセットに対応
多様なグラフ種類のサポート
学術論文に適した高品質なグラフ出力
たとえば、統計検定のp値曲線なども高精度で作れます。また、統計解析モデルも3Dで可視化できます。多機能でデータ処理が柔軟なため、分析の幅が広がるでしょう。
ただし、専門のソフトは有料が多く、ある程度の予算措置と習熟を要します。研究分野と予算に合わせて、最適なソフトを選ぶ必要があります。卒論の執筆は、最初は大変で難しく感じるかもしれません。そのため、当サイトをご利用いただくことをお勧めします。当サイトは論文を提供するサービスです。こちらでは、様々な論文を閲覧することができます。論文の引用も自由です。是非、当サイトを訪れて、論文をお読みください。
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