うたの☆プリンスさまっ♪スターリッシュツアーズ見てきたよ!

初めに:スターリッシュツアーズとは?

現在上映中の3Dライブ映画。ストーリーがなく全編ライブなのだけど、同時に映画でもあるので映画館で何度も繰り返し浴びることができるという超最高のコンテンツ。
ピンとこない人向けに言うと、イルミネーションの『SING』のライブシーンのみがずっと続くとか、もしくは同じく現在上映中の『ONE PEACE FILM RED』でもウタのライブシーンがあるのだけど、あのライブ+MCが1時間以上ずっと続く。あのライブシーンでテンションが上がった人に対しては無条件でおすすめできるので、是非とも劇場で体験してほしい。別に誰が出るのか知らなくても問題ないと思う。
3次元のライブが好きな人にもジャンル問わずオススメで、特にすごいのが、ライブって大きい会場になればなるほど音が届きにくくて音響が不安定になりがちだし、カメラワークも物理的な限界があるので、そういった機材的な面で100%満足を得るのは難しいと思うのだけど(それを最低限にするために本当にたくさんの人が日夜努力を続けていると思う)、本作は劇場アニメーションなので、映画館用に完璧にチューニングされた音響で、最高のカメラワークで一切のストレスなくライブを楽しむことができる。これがどういうことなのか是非体験してみてほしい。
また3Dアニメーションが本当に綺麗なので、MMDなどが好きな人にも見てほしい。現在の技術の粋を尽くすとどこまでのものが見られるのかが体験できるように思う(実際には技術の進化というより予算な気もするけど)。
以上、歌とか踊りとかエンタメとか好きな人には劇場で一度は体験してほしいコンテンツ。男性的にはペンラを構えた女性オタクが多いのがちょっとハードル高いかもしれないけど、気合の入ったオタクほど新規を渇望しているのでアウェイ感は気のせいでむしろ自分こそ望まれているのだという自覚を持って堂々と見に行くのがいいです。



ネタバレ感想

2週で9回ほど見てようやく記憶が残るようになってきたのでネタバレ感想メモ。私はカルナイ推し男性なので、スターリッシュツアーズに対しては当初「まぁ推しではないけど、確かに後輩ちゃんたちもすごく良いパフォーマンスするし、どれほどのものか楽しみだなぁ」くらいのテンションで望みました。初回ギャン泣きしましたね。悔しい。

OP 映像

いや顔がいいですよね~~~知ってる知ってる。おそろいの機長服がみんな似合ってて良い。
てかツアーズなのに一人一台プライベートジェットなんだ?????という点にかなり驚いた。ツアーズなんだからみんなで一緒の飛行機だと思うじゃん!しかもみんな自分で運転するんだ!?この映像は飛行機とコクピットはCGってことなのか…?などとぐるぐる考えてたら、なっちゃん口空いてて可愛いね!

マジLOVEスターリッシュツアーズ

ライブが始まるときの、いったいどこから出てくるんだ……?ってワクワク感は最高ですよね。今回は飛行機から!歌いながら出てくるの最高!あの飛行機は意外と小さいから、なっちゃんやレンは結構ギチギチになってたんじゃないかと不安になってしまう。描かれてないけど、ドアが空いたらヌッて感じで出てきてたのかな。一方翔ちゃんは全身で「T」やりながら元気よく飛び出してきて可愛い。寺島さんか宮野さんも言ってたけど滞空時間が長い。一回気にするとじわじわ来てしまう。
飛行機が何故か地球をレーザーで攻撃した後、一体どうなるんだろうと思ったらまさか紙飛行機に変身するとは……相変わらず見せつけてくるスケール感。投げた紙飛行機ずーーーーっと飛んでる。それどころか隊列飛行してる。紙飛行機に見えたけど実際はドローンでした。たぶん。2度びっくり。
みんな思い思いに紙飛行機を投げてて可愛いんだけど、特に後ろの方でポイーって投げてる音也が自由すぎる。カメラの位置を完璧に理解しているトキヤに対して音也はあんまりカメラ意識してない自由な行動が多いので、何度も見返して他の人のカメラの後ろに映りこんでる音也に気が付いた時の衝撃度が高い。数人だけ気が付いててレポマンに描いてくれるんだけど、描いてる人が少なすぎてその人の幻覚なのか真実なのか誰もわからないし、 BD にも映ってなくて真意不明のまま終わるみたいな行動が多すぎる。
それより今回、明らかにキングダムと比べてファンサが増えててビビる。特にセシルのファンサがエグくて、何あのほっぺに手を当てるポーズ????セシル担の人、こんな序盤で1割くらい気絶しちゃって可哀想。この後もセシルの攻勢はヤバかったので、会場で最後まで立ててたセシル担0人説ある。
みんなダンスが上手い。やっぱり下がモニターになっている上でフォーメーションするのは映えますね。特に音也パートでみんなが一斉に音也を指さすところがカッコいい。良い。
この曲は CD 聞いてた時点で最高だなと思ってたんですけど、まぁその通り最高の OP がお出しされました。なぜかわからないけど予告映像より実際の映像のほうがはるかにクオリティが高い気がする。

MC1

MC も 3DCG なの?????聞いてないんだけど!!!!!
めっちゃ動く!!ファンサもエグい。キングダムのときは MC がちょっと長いのが気にはなってたのだけど、それが MC 中も動くことによってかなりテンポよく見やすく勧めやすくなっていて感動した。
もう一つ、アイドル達もよく動くんだけど、それ以上にカメラがすごく動く!変幻自在のカメラワーク。特に輪になった時の中心にカメラが来て、しゃべってる人に向けてぐるぐる回るのが感動した。これ一体どうなってるの?ドローン?それにしてはカメラに他のカメラやドローンが一切映らないので、すごい技術だと思う。この手のセンターステージで、この位置にカメラが来ることってあるんでしょうか。教えてください。
「We are ST☆RISH! And… you are ST☆RISH!!」がもう定番の挨拶みたいになってるの、こういうところに歴史の積み重ねを感じていちいち感動しますね。音也が「スマイル全開!」って超主人公っぽいアイドルっぽい挨拶するのが好き。音也ほんっとうに幸せそうにしてる。返事が元気。ここに限らずしょっちゅう腕をまっすぐ上に挙げてる。元気担当の動き。
真斗はたぶん自分には四字熟語ノルマがあると思ってる節があるんだけど、実際あるんですかね?真斗担の人はやっぱり「今回の四字熟語はなにかな……緊褌一番かな」「力戦奮闘だーーー!!!!」みたいな盛り上がり方してるんですか?すごいな。
音也→真斗はタッチするけど、真斗→那月のときのアイコンタクトがリアル感あって好き。アニメうたプリの名物と言えば「顔のいい男が順番にしゃべる」なんだけど、こういう細かいアイコンタクトとかがあるとまた全然違うじゃん。コミュニケーション。良い。
なっちゃんが「僕は僕らしく」って挨拶するのも好きなんだけど、この「僕らしく」の意味を我々と谷山紀章さんは後程思い知ることになるんだなぁ。一ノ瀬トキヤは「一ノ瀬トキヤです」なんだろうなと思ったら、いつもより声張っててテンションが高かったのでさては今めちゃめちゃ楽しいな?と可愛くなってしまった。誰とは言わないけどやっぱり似た者同士だよね。トキヤが虹を描くときに音也や翔ちゃんが目で追うのも良い。3D最高かもしれん。
レンのリップ音はほんと……定番のファンサではあるんだけど、これが定番ってすごいよね、普通は定番と言えばカレーとかオムライスだけど我が家はすき焼きですみたいな、それは嬉しいけどちょっと重くないか?毎回で大丈夫か?レン担はどう思っているんだろう。毎回気絶してるから知らないのかな。どうなのかな。
翔ちゃんは無発声じゃなかったら会場揺れるくらい大声出してたと思うので会場の人がうらやましい。あの挨拶めっちゃ好きなので今後もやってほしい!コロナが終わったら叫ぶ。ちなみにあの時の引きのカメラで音也が「X」の字で大ジャンプしてるのがウケる。
セシルの「ご紹介に預かりました、愛島セシルです。」も好き。日本語が丁寧!!でもちょっとウケを狙ってない?本当に天然?セシルと言えば純天然培養と思ってたけど今回あざとすぎるので多分これもその一環だと思う。
「ライブスタート!」からのアニメーション、ライブ感があるしクオリティ高いしすごくワクワクするので良い。

OK, Hello World

えっ聖川様!!???と思った次の瞬間に音也の顔がバッと映し出されたとき、あまりにもその顔が!良すぎて!初見ガチで泣いてしまった。実はヘテロ男性でも男の顔が良すぎて泣くことがあります。髪型がアレンジされてて1億点、衣装が良すぎて1億点、そして次々と変わる表情が本当に良くて、切なそうな顔になったりかっこいい顔になったり優しそうな顔になったりそれぞれ1億点、目をとじて叫んでる顔も当然1億点、あとストーンヘンジ風のステージが1億点、雨や雷や朝焼けの演出がかっこよすぎて1億点、センターから前に出てくる演出が1億点、ギターソロのかっこよさが2億点、指の動きが細かいので1億点、逆光の中で歌う顔が良すぎて5億点、ピックにキスするのがセクシーなので1億点、計700億点です。
初見の衝撃があまりにすごすぎた。とにかく語り切れないのでいったん並べ書いたけど、実際どうすごいのかは劇場で見るしかない。見れば一発でわかる。個人的に音也の歌声はカルナイやほかのスタリの人たちと比べると優しすぎる印象があって、正直 CD で聞いてる段階だとちょっと物足りなく感じることが多いのだけど、それが映像で見るとギターと表情がここまでばっちりハマると思っていなかった。特に音也の見せるちょっと切なそうな表情が本当に強くて、一気に持っていかれてしまった。何度も見ているけど、今もずっと音也の顔を追い続けてしまう。
ところでストーンヘンジ風のステージが立った時には後ろの人何も見えなくないか???と心配になってしまったのだけど、途中でカメラワークが完璧だからこそできるステージセットなのだと理解して感動した。リアルでやったら視線が通らなくて不満がすごそうだけど、それが実現できるのが今回のライブのすごいところの一つなんだ。

Ready, to be a Lady

あっ聖川様じゃないんだ!で1びっくり。しかし歌いだす前の悩ましい顔、ヤバくないですか?ヤバい。設定的には恋に悩む顔なんでしょうか?ヤバ。その直後に曲が始まったところで足をガっと開くのもヤバいし、腕を振り回すような力強い振りもヤバいし、よく見たら服の前がおなかまで開いててヤバイ。超セクシー。
レンは自分の中だと、セクシー売りというよりは、セクシーな大人に見えるけど実は……的なギャップがこれまでフューチャーされがちだったという印象を持っているのだけど、ここにきて純セクシー100%!原液そのまま!搾りたて!!みたいなやつををお出しされてしまい、これだよこれこれ!!!と興奮してしまった。とにかく手足が長いし、それを存分に生かす力強く艶やかな振りが最高。特に腕を上げて上半身をくねらすやつヤバい。
と思っていたら翔ちゃんが出てきて2びっくり。この時点でああなるほど、ソロステージに他のアイドルがサポートにつく形なのね!と完全に理解した。このステージの翔ちゃん始終どや顔で本当に可愛いんだけど、「熟れた果実の甘みをむさぼるように」のところの顔を左右に振りながらのキレッキレのダンスが好きすぎる。肩に肘置かれてるのになんでそんなにどや顔なんだ。
パンフにも書いてあったけど、曲中に挟まるセリフがまさしく熟れ切った果実のような甘さ。神宮寺レン本領。味が濃い。濃縮還元。
マネキンは初見ではちょっとシュールに感じはしたのだけど、結局これが一番レンの破壊力が高くなるのは間違いない。布を増やすところからのブワっと広がる振りからのタンタンタンッって足を鳴らすところのコンボ、あんまりにもかっこよすぎないか?汗から薔薇のにおいする。加えて「早く君を(抱きしめたい)」色気すぎ。窓に映ったマネキンが動く演出もベタながら好き。でもそのあとで「ラ~ラ~ラ~」って言いながら女性を後にして出てくるのはちょっと面白い。ずっと抱き締めてるわけにはいかないもんね。それはね。
最後のバラが足元からブワーーーーなって、布とバラがブワッて飛び上がるところの締め方が最高。やっぱりレンはバラだよな!!!って気持ちになる。松に鶴、梅に鶯、レンに薔薇。

トリッドラヴ

音也、レンと来て次は……?と思っていたら砂嵐。セシルだ!!!と思ったら寝てる!!!!!寝顔!!セシル担は爆発四散!慈悲が無い!
寝顔が良すぎませんか?ゆっくりと起き上がってから、まだ半ば寝ぼけたような、いつもの可愛い童顔でない状態で歌いだすのが好き。そしてレンとはまったく異なるエキゾチックなセクシーさのあるダンス。めっちゃ体くねらす。「夢のドアをオープン」のところ、しゃがみ方が何というか素朴というか、足開いてしゃがんでるのが好き。
ただコールがだいぶ面白い。ジリジリ!(ジリジリ???)ドキドキ!(ドキドキ????)
音也とトキヤを召喚して攻撃表示にしターン続行!バックダンサーとはいえファンサを忘れない二人。完璧なタイミングでのウインク。普通だったら絶対着ないような衣装を着てて良い。プリンスといえどガチ王族の前では従者ルック。さらに神鳥を召喚しターン続行!ずっとセシルのターン!飛翔!さらに柱召喚!スケーティング!やりたい放題過ぎるだろ!!!ここまでちょいちょい誇張表現はあったものの、比較的リアル路線だったじゃん!セシルだけ何でもありかよ!そうです、何でもありです。さっきまで乙女ゲーだったのにセシルルートだけ魔王討伐する羽目になることを考えたら、飛んだり柱を召喚する程度のことは些細。ハートを飛ばして柱になるのすごい。一人だけ原神でやってける性能してますね君。さらに飛ぶにしても猛禽類と並走……並飛?はスピード出すぎ。最速の生物。極め付きに砂の中に消えていく王座……現地で見てる人ガチで最初から最後まで幻覚だったと思うだろうな。
セシルは初登場時は高貴さを窺わせる謎の男……だったのが、一瞬で末っ子可愛いポジションになったのだけど、今回は可愛いだけじゃないセシルの謎めいた魅力が存分に出ていてとても良かったです。可愛いセシルもいいけど可愛いだけじゃないのがみんな好きだよね。

Snow Ballade

一転して雪の国。最初の祝詞、パンフを見るまで何を言ってるのかまったく分からなかったのだけど、何を言ってるのか分かった今でも正直何を言っているのかよく分かりません。でも声が出せたらたぶん自分も全力で詠唱してると思う。楽しいので。
まず球体モニターにランタンの光が反射してピカッ!っと光ってからスノードームが映し出されるカメラワークがとても良い。スノードームも本当に美しくて、ここに真斗が入ってたら超映えると気が付いた人は天才。冬、雪、分厚いコード、ガラスの檻、耐え忍ぶ男、聖川真斗。スノードームの外から真斗を映すときは若干曇ったように見えるのが細かい。しかし実のところ真斗はスノードームに囚われるタイプの男ではないので、助けがなくても普通に自力で出てくるのが好き。アニメなどで色々あった末だというのは理解してるのだけど、それはさておき囚われの姫というには明らかに声が力強いもんね。剛健。
しっかし顔がいい。キングダムもそうだし大体常にそうなのだけど、あまり動きや演出を華美にせず、静かに、ただ顔の良さで勝負する剛腕さと、その自信を裏付けする美しい顔面よ。レンにもランタンを渡すだけなんだけど、そのレンがオレンジラプソディのごとく灯りを会場中に広げてくれるのが過去を思い起こさせてエモいし、その上に真斗がオーロラを重ねるのがあまりにも綺麗。雪景色の会場と真斗の顔の美しさ、そして振りと歌声の力強さ。実に聖川真斗というコンセプチュアルなステージで良い。

愛をボナペティ

CD で聞いてるとこにはあんまりにも谷山紀章さんの歌唱力が前面に出すぎてて笑ってしまうほどで、これが映画でどうなるか不思議だったんだけど、実際になっちゃんが動くと可愛い!!!衣装も可愛い。セットも可愛い。動きも可愛い。入店してくるクマさんも可愛い。レンさっき森番してなかった?すごい働くね。
なぜあの可愛さと力強さが互いに浮かず共存しうるのか。何というかなっちゃんのガタイの良さ、身長や胸板の厚さが、この筋肉量であればこの歌声も出るだろうという説得力を持たせていて、動きが可愛くても歌唱力に違和感がないんじゃないかという気がする。うたプリの好きなところの一つが、このみんなの体格の良さで、これはうたプリならではの個性の一つではないかと思っているのだけど、それが特に強く出ているのが可愛いのに体格がいいなっちゃんなんですよね。
隠し味をたっぷり入れてるところ、目がハートになっているので正直ドキドキしてしまう。何を入れてるんだろう……従来のなっちゃんだったら塩辛とか梅干しだけど。今回はお砂糖・スパイス・素敵なものをいーーっぱい入れているに違いない。話飛ぶけどエンディングで翔ちゃんがなっちゃんのマカロン食べてるところ、市販のマカロンだったのか手作りだったのかが少し気になっている。
上!上!下!下!は最初は教育番組のような子供に向けた優しさなのかと思っていたけど、会場に通うたびに好きになっていく。何度も通うことのメリットとして、ペンラ振りを覚えて他オタクとの一体感を感じるようになることがあると思うんだけど、愛ボナは最初からなっちゃん、クマさん、会場の観客、周りにいる映画館の観客、みんなで一体になって幸せを作り上げているようで本当に楽しい。僕は僕らしく好きを伝えたいという冒頭のセリフにもあるように、なっちゃんはこのステージが本当に好きで、このステージでみんなにも幸せになってほしくて、実際にみんなが楽しく幸せになっている。そのことがなんだか無性にうれしく感じられる。

TRIGGER CHANCE

冒頭の、摩天楼のてっぺんからなっちゃんのステージを見下ろすトキヤ、服装も相まってタキシード仮面的な、果たして敵か味方か!みたいな雰囲気を醸し出してて良くないですか?これでもし敵だったらどうしよう。薔薇とかトランプとか投げてくる。人体切断マジックとかしてくる。でも良いマジシャンだから良かった!
ハロー!エブリワン!で会場中が紫に染まることで、一気に夜のブロードウェイに引き込まれるのがすごい。看板が立っているトキヤのステージ上だけじゃなくて、会場中を一瞬でトキヤのステージにしてしまう。ボワンって消えた後にカメラがトキヤを探すようにキョロキョロするのも好き。
トキヤの曲は CD 聞いた時からバキュンバキュンとファンを撃ち抜くんだろうな~~と思っていたのだけど、まさかのステッキだし、しかもセシルとなっちゃんも一緒になって撃ち抜かれるとは思いもよらなかった。二人のフォーマルな恰好かっこよくないですか?できればもっとダンスも見せてほしい。トキヤのステージは引きのカメラも用意してほしい。しかしなっちゃんはソロステージ直後でよく間に合ったね。でもなっちゃんなら間に合うか……フィジカルはセシル以上のファンタジー。
ハンカチをステッキに、ステッキを花束にするところはトキヤのガチマジックとはいえ、他の演出(特にセシルのガチ魔法)を目にした後だとちょっと地味にも感じるのだけど、それだけでは終わらずトリガーチャンスでトキヤタワーを回転ブランコにしてしまう演出が強い。さらにブランコでファンサを重ねつつ着地→帽子キャッチはお見事の一言。あの SMILE の顔文字、LINE とかで使えますか?発売しますか?
着地時のフォウ!がテンション高くて好き。マジックも着地も、トキヤの練習の積み重ね一本で実現させたんだろうなと自然に思わせる信頼感があっていい。トキヤ以外の6人は今回、自分の魅力を研ぎ澄ませたようなステージをしていると思うのだけど、トキヤに関してはチャレンジングというか、少なくともトキヤにこれまでブロードウェイのイメージはなかった。だけど、その「チャレンジング」を完璧に完成させること自体がトキヤの魅力であるということが良く伝わるステージになっていた気がする。

来来☆オーライ

CD 聞いた時から絶対楽しいステージになると思ってたし、多分これはドラゴンに乗って会場中を飛び回るんだろうな~と思っていた翔ちゃんのステージ。まずもって衣装が可愛すぎる!!!ノースリーブで腕をあんなに動かして!!脇アピールがすごい!!!ヘソもすごい!!すごい!!!顔も可愛い!
カンフーや少林寺っぽい振りがイメージしてた翔ちゃんそのままで好き……と言いたいところなのだけど、想像していたよりも動きが激しくてアクロバティックだった。飛びすぎじゃない?回転しながら横っ飛びするところとか、ギリ人間やめてるんじゃないだろうか。それともアクターさんにはこの動きができるんだろうか……怖い。ただ激しいだけじゃなくて、「料理はなんでもデリシャス」のご飯を食べるモーションや、「麻婆は激辛」の激辛モーションがとても可愛い。みんなの手拍子を煽るのも好き。
翔ちゃんが舌ペロするところが可愛すぎて何!!!???と思っていたら信じられない動きで天井上に飛ぶし、信じられない動きで棒が飛び出すし、信じられない勢いでステージが大爆発して何!!何!!?と思ってたらドラゴン登場!案の定!絶対に動くと思ってた。この辺でもう来栖翔……全部好き……という気持ち。私も会場で Go! Fight! KURUSU! って応援したい。この曲、コールが楽しそうすぎるよね。他の6人がTシャツで現れる気持ちもわかるし、あれは実際のプリライを思い起こさせてそれがまた楽しい気持ちにさせられる。あの時も今回も演者7人全員が本当に楽しそうで、見てる方も当然楽しいんだけど、それ以上に本人たちが楽しそうだからより楽しいっていう盛り上げ力が来栖翔&下野紘さんを感じさせる。6人を見下ろすときの翔ちゃんのピースサインの顔が良い。
適当にポイって投げてるように見える棒が天井の穴にジャストフィットで返っていくの奇跡すぎる。さらにその上に着地するのがカッコいい。翔ちゃんのステージは毎回翔ちゃんが好きになってしまうのだけど今回も大好きになってしまった。でもこのステージを見た全員が同じだけ翔ちゃんのことを好きになっていると思う。毎回地球丸ごと抱く男、来栖翔。こちらこそありがとう!!

UUUU

実は初見で見た時点では UUUU はまだ視聴しか聞いておらず CD を聞けていなかったのだけど、多分聞いてたとしても初見時の感想は変わらなくて、とにかく度肝を抜かれた。ダンスがかっこよすぎる。衣装も歌も演出もバチバチにカッコいい上にダンスがかっこよすぎる。どういうこと??ここまでアップでダンサンブルな曲はこれまでなかったと思うので、アイドルたちの成長に感動すればいいのか、モーションキャプチャーでここまで作れる現実の技術の進歩に感動すればいいのか、もう訳が分からなくなって呆然と見ていた。
球体モニターがぶっ壊れてハートが出てきて炎上して、さらにレーザーがバーバーバーバー発射されてるのは「球体モニターが変形したのには驚いた」で済ませていい事態ではないと思うし、それはそれとして初見時は球体モニターに驚いてる暇は一切なかった。3 回目くらいでようやく気が付いた。
いや本ッ当にかっっっっっこいいね!!!翔ちゃんのShow youをはじめみんなの決め顔もかっこいいし、なによりソロダンス!レンの長い足を生かしたフリやなっちゃんのダイナミックな動きが好き。なっちゃん、当初はダンスが苦手設定だったのに今では信じられないくらい上手くなってしまって……そういえばこれまでソロで激しくダンスする機会ってあまりなかった気がする。あの体格の良さから長い手足をダイナミックに動かすと映えること!翔ちゃんの体全体を使ったダンスとはまた違った魅力がある。それと、ソロでダンスをしているときに他の人が体を低くして停止しているのも「あいつを見てくれ!」というメッセージを感じて好き。
あとはステージ間を走り回るのもいい。あれだけ激しくダッシュして歌えるのはどんな肺活量なんだ。あんな高いところにあるマリカのレインボーロードみたいなペラペラの通路をあのスピードで走り回って翔ちゃんは怖くないのか。すごいね。あのステージ、手拍子16箔くらいて上がり切ってるのでスカイツリーのエレベーターより早く上下運動してるんじゃないだろうか。そしていつの間にか下がってるので体感ほぼ落下してると思う。
歌でいうと開幕のレンの低音、特に開幕の「Lovin'」が最高なのとなっちゃんの声がずっとビブラードかかってて意味不明。レンと那月の声の組み合わせすごくよくないですか?もしかしてこの二人ってスタリ曲と DAY DREAM でしか一緒に歌ったことない……? DAY DREAM もパートは別だし……ぜひユニット曲か何かで一緒に歌ってみてほしい。それから「4! U!」「Shaking! Shaking!」の掛け声が思いっきり「掛け声」って感じで楽しそうなのが好き。特に翔ちゃんが、これは CD で聞いててもすごく楽しそう。劇場だとなおさらなので否応なしにテンション爆上げ!

SAMURAIZM

月!兎!爆発!Yeah~~~。空手!刀!歌舞伎!Yeah~~~。そして日本刀!鬼!殺陣!大好き!OK!いや~~楽し~~~~~。
要素がもりもり過ぎて最初は受け止めきれずよく分からなかったけど、理解すればするほど楽しくなる。最初からかなり要素多いのに日本刀が出てきた時には自分が何見てるのかわからなくなってしまった。新選組?鬼殺隊?これ翔ちゃん出てたらだいぶヤバかったのでは?いや、鈴村さんも蛇柱だっけ……だめかもしれない。
月をバックに刀を抜くのは当然みんな好きだよね。そして新選組走り。トキヤが決まり切ってる。抜刀シーン、トキヤはスッと綺麗に抜くのだけどセシルは鞘でなく刀を動かそうとするから、体が大きく流れてしまうところが芸が細かい。真斗は何度も時代劇をされているだけのことはあって堂々たる立ち回り。堂に入るとはまさにこのこと。安定感が違う。トキヤのハイキックが行儀が悪くて好き。足が長いね!このステージは何度見ても新しい発見がある。
伏し目がちなセシルが映るたびに残機が減ってしまう。トリッドラヴもそうだけど、この曲も要所要所でシリアスな顔してて良い。
日本風の曲調に真斗の声はなぜこうも映えるんでしょう。なんというか、ノリにノッている感じがする。トキヤもセシルもいいのだけど、この曲はやっぱり真斗だなぁと思ってしまう。真斗って声が他の人と比べて近くから聞こえてくる感じがする。一方セシルはちょっと遠くから聞こえてくる気がして、それがセシルの高貴っぽい感じにつながってるのだけど、結果的に3人で歌ってると少し遠くにセシル、真ん中にトキヤ、近くに真斗が立っているような錯覚に陥る。あとトキヤの「あぁれはてた」の「あ」がすごくトキヤっぽくて好き。

MC2

ユニット曲の衣装でMCやってくれると衣装がじっくり見られていいですね。「じゃあそっち行くね~」と「遠くの皆さんの傍に行きませんか」はシクパとかの3Dライブ思い出す。正直もっと近くに来てほしい!画面出てきて!いややっぱり出てこないで!死ぬだろそれは!セシルの「手を伸ばせば届いてしまいそうです。」も怖いよね。届いて~~~嘘届かないで!セシル気を付けて引きずり込まれるかもしれないよ!「真斗!(ぴょん)」はあざとすぎるだろ。オタクがやられたら一発で落ちる動きしてるけど真斗は「そうだな」で済ませる。強すぎる。でも春ちゃんに「真斗!(ぴょん)」とかやられたら決壊すると思う。春ちゃんはそんなことしないけど。
輪になってしゃべってるときに手を振るなっちゃんかわい~~。でもレンの話もちゃんと聞いてて偉い。ところでこの人たち、何度も位置を変えて外側を向いてると思うのだけど、気が付くと内側向いてない?何度見ても不思議。あっいや真斗に謝ってほしいわけではなくて……みんなもっと内輪でわちゃわちゃ喋っててほしいと思ってるに決まってるだろ!!「本当にすまない」じゃないんですよ。なぜそこは伝わらないんだ我々の気持ち。溢れちゃってる分なのか。
音也の「インパクト大!」はほんと何なんでしょうねあの男は、でもどちらかというとあの動きは嶺二だよね。スタリはツッコんだり呆れたりしないどころか、セシルちゃんが真似をしようとするから優しい。カルナイだったら「は?」「(無視)」「なにそれ」だよ。でもトキヤの顔が映ってないのが気になる。最近音也に対するトキヤのリアクションが優しいのがちょっと物足りない人、いると思います。でもあのトキヤはライブで超テンション上がっているからニコニコしてると思う。サムライズムの振りしてる時の「そんなに大げさじゃないです……」可愛いね。
それからトキヤから翔ちゃんに映るシーンでトキヤがだいぶ下を向いてるのちょっと面白い。そんなに見下ろすっけ?でも頭一つ分違うしそうなるかな……トキヤ姿勢良いしね。
歌舞伎ポーズの真似するシーン、翔ちゃんが足思いっきり上げてるのが良くないですか?翔ちゃんは一番飛んだり跳ねたりするんだけど、こういうときもやっぱり跳ねちゃうんだな~~かわい~~~。
トキヤとレンって、並んでいる時や輪になって内側をむいてるときにフラッと外側を見てカメラぶち抜くの多くないですか?あれがアイドル力……?カメラを見つけてもすぐに映り込むわけでなく、溜めてソロで使うのが強い。好き。
ところで私このたび神宮寺レンに告白されてしまいました……これ本気だと思って大丈夫ですかね……ガチ照れしちゃった……おまけに音也のハートももらっちゃった。大切にするね!
音也の衝撃の「すごく可愛い」発言、音也が退学王と呼ばれていたころを思い出してちょっと懐かしくなってしまった。退学RTAしてた頃もありましたね……
ところでMCはやっぱり7人いるといいですね……これ4人だと少し寂しいのではないかという気がしてしまう。まぁ実際4人がMCしてるところを見たらそれどころではないし、これ以上のものを見せてくれるのは間違いないのだけど、このわちゃわちゃ感はやっぱりスタリの強みだよなー。

サプライズ

緊急時にはトキヤに振る真斗から伺える信頼感と、観客の避難を真っ先に考えるレンが好き。好きだけどこれ毎回サプライズやるのかな……と思っていたらまさかの週替わりという衝撃。確かにありがとうだけじゃ足りないからね。大好きとか、愛してるとか、これからもついていくよとか、この前のバースデー曲最高でしたとか、言いたいことはたくさんあるからね。スタリはたまにはお返しせずに全部受け取ってほしい。サプライズに成功して満足げのオタクが不意打ちでお返しがあることを聞いて「へあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」みたいなヤバい声出してるのがウケる越えてちょっと気の毒になってしまうし、お返しされたらお返し返ししないといけないだろ。そしたらお返し返し返ししてくるからお返し返し返し返ししないといけない。そういう場合私は気を使って自分で返事を止めてしまうのでスタリにもそういうところ見習ってほしいよ。返しすぎだよ。でも返してほしい!強欲!
翔ちゃんはすぐ泣いちゃうし、なっちゃんはそれに気が付かないふりをするけど、音也は下からのぞき込む。鬼畜。でもカメラさんありがとう。最高の仕事です。

START OURS

書くことが多すぎる。ここから1分1秒余さず好きってことを頑張って言語化するんですけど、まず魔法少女みたいなカラフルな光に包まれての早着替えが好き、そして衣装見せと同時に決めポーズ決めるのが好き、宇宙服風のもこもこの服が可愛い、地球生成、カットインで入る各々のちょっと切なげな表情が好き、メンカラのライトを浴びながら1人ずつ前に出てくるフォーメーションが好き、セシルの「普通過ぎる生きるってとこに」でずっずっずっずって移動する振りが好き、「約束をするね」のセシルの顔も好き、そして光分解性コート!あれ、光の中で早着替えをしてるのと、コートが光分解性の素材でできてて強い光を当てるとバラバラになるのとどっちだと思いますか?服だけ溶かすスライムみたいなやつってこと?とにかくテンションが上がる。
そして現実だったら相当不安になるだろう気球に乗って上昇していくのだけど、この惑星風の気球と大きく映し出された地球、「音楽で世界は一つになれる!」、初見のときはこの辺ずっと泣いてた気がする。映像が美しすぎる。間奏の「START OURS」の大合唱、会場全員泣きながら歌ってると思う。そもそも歌詞が良すぎる。CD最初に聞いた時からこれはヤバい曲だと思ってしばらく2回目が聞けなかったくらいなのに、それに圧倒的な説得力が付加されてしまったのだから手に負えない。
レンが「もっと高く飛べ、もっと声を上げて」って言ってるのが好き。あんまりレンはそういう煽り方しないイメージがあるので、テンション上がってる感じが伝わってくる。
と思っていたら突然空を飛び出してビビる。セシルの魔法派が多いと思うけど個人的には半重力スーツ説を唱えたい。無重力空間で空気のジェットで進むやつをモチーフにしてるのだと思うけど、ここからの浮遊感が気持ちよくて、特に真斗が「キスもー」のところで逆さまになってるの良くないですか。あとレンが「抱き締め」のところで突然母性を漲らせてくるので焦る。
そしてゆっくりと降りてきて、7人が並んで背中が映るところ、どうしようもなくエンディング的なのに「夜明け」「新たな歴史の幕あけ」「始まり」を感じさせてとても良い……完璧な曲に完璧な演出。幸せ。

エンドロール

余韻に浸る時間はどれだけあっても足りないのだけど、エンドロールもきっちり楽しませてくれる。特にオフショ助かる~~~くまさんがまさかレンと翔ちゃんだったとはね……びっくりです。翔ちゃんはずっとみんなのファッションリーダーで買い物のときには一番に頼られているのが好き。ルーレットは隙あらばルーレットを差し込んできますね。セシル回ですよ。自重してください(しなくていい)。翔ちゃんはみんな本当に翔ちゃん大好きなのが伝わってくる。プリライでも「スターリッシュの一番の強みは下野紘がいるところ」ってくらい下野さんが愛されてるのだけど、翔ちゃんの愛され方もそのそれで良い。
ところで皆さん、あのカルテットナイトの、確実に次カルライやるんだなってことが確信できるあの顔見ましたか?バッチバチでしたね。その大人げなさこそカルナイ。次は確実にカルライです。顔が語っている。
春ちゃんたくさんの素敵な曲をありがとうね!いやこの曲全部書いたの???多彩すぎにもほどがあるでしょう。マジで音楽の神を下ろしている。神下ろしと言えば皆さんご存知、卑弥呼、ジャンヌダルク、七海春歌ですね。いよっ!ミューズ下りてるよ!

アンコール

あっ今回は初回からアンコールやるんだ!えっ!!????アンコール何やるの!!!!なんか歌ってる!!!何その曲!!!!知らん!!号泣。エンドロールでみんな一息付けたからまた泣かせていいよねみたいな、そんなことはないんですよね。アンコールで着てるTシャツ、買わずに見逃したのだけど買えばよかったと後悔……だってカルナイ担だからさ……
イリュージョニスト、徹頭徹尾可愛いしかない。まずセシルの「きゅんです」正気じゃいられない。さらに「ペロリ」の即死コンボ。慈悲はない。後ろでトキヤと音也がずっとぴょこぴょこしてるのが可愛すぎる。なんで?こんなにウキウキのトキヤはなかなか見られない。「でもでもね、何かこう、ちょーっとだけ、まだまださ、遊び足りなくなーい?」マジで!??マジで言ってる?ここおじいちゃんの気持ちになってた。でも今はもう「足りなーい!」って心の中で言ってる。しかしここの3人の悩み顔可愛いね!そしてきららジャンプ!しかし3人が船に飛び乗るときは音也いってらっしゃーいしてるのに、直後に高速回転ブランコに乗ってるの自由すぎる。
この今日は画面は本当に始終「可愛い×可愛い×可愛い」なのだけど、歌声は「可愛い×可愛い×歌唱力エグい」なのがちょっと面白い。最近の谷山紀章さんの歌声はずーっと震えているんだけどどうなっているんでしょうか。しっかし動きが可愛い!
セイクリッドペアーズは私から言うことは何もない。ただ、二人が絡み合って歌うその姿の向こう側に、御曹司担の屍が見えた。普段はいつも低音を担当している二人が一緒に歌うと、真斗がいつもより高音で、レンがいつも以上に低音になって、そのハーモニーが本当に美しい。これ2番だと高音と低音がスイッチしたりしないかな。ちょっと期待してしまう。これは今一番カラオケでデュエットしたい曲です。
HUG SONGはなんか……トキヤが始終優しい。船に乗るまでに何度も音也を呼ぶんだけど、あれ音也はわざと焦らしているのか、終わりが寂しくて焦らしてるのか、どっちだろう。3Dライブでもステージから捌けるのはいつも一番最後だもんね。行動だけでなく歌声も優しい。音也は基本的に優しめの声で、それに合わせているのかトキヤもいつも以上に優しくて、その歌声で「ありがとう、いつもいつも変える場所でいてくれてて、いつもいつも笑顔でいてくれて」と歌うところがほんっとうに好き。あとセシルと通り掛けにハイタッチするのが音也じゃなくてトキヤの方なのも好き。
しかし今更だけど……すごい自然に船飛んだね!!キングダムでもそうだけどトロッコは空を飛ぶもの。気球も船も、この会場の空はなんでも飲み込んでくれる。懐が広い。飛びゆく船を見送って、終幕!

ダブルアンコール前挨拶

真斗の「永遠を誓ったその先に何があるのかは、誰にもわからない。ただ、今を歌い続けることを誓おう」というセリフが本当に好き……We are ST☆RISH でも START OURS でもうたプリは繰り返し永遠を歌ってくれるのだけど、今最初の曲を今のプリンスたちのパフォーマンスとして見せてくれることで、その年月が積み上げてきたことを我々にはっきり見せてくれた。その上で、その先に何があるのかは誰にもわからないのだけど、でも今回のように永遠に歌い続けることを誓ってくれる。こんなにうれしいことが他にあるだろうか。
それから翔ちゃんの「このライブは集大成であり通過点」という発言、めっちゃ言いそう。超リアル。翔ちゃんが喋ってるときにファンサしてるレンなんなん!!!レンが喋ってるときに翔ちゃんがファンサ返ししてるのもなんなん!可愛い!

ダブルアンコール

まさかのマジLOVE1000%!!!いや、マジLOVE1000%自体はプリライでもやってくれるし、予想の範疇ではあるのだけど、当時の映像を今のプリンスたちの技術で完全再現するのはアツすぎる!!!気が付いたらバックモニターが生えてて、まさか!!!????と思う間もなく「10」のカウントダウンの演出で号泣。
ダブルアンコール初見時はそこからあまり記憶がない……
始まりの再現はオタクに限らず大体の人が大好きな奴なのよ。We are ST☆RISH で Welcome to UTA☆PRI world! が流れたときもみんなギャン泣きしたと思う。上松さんはこのアイドルのモチーフのリフレインが本当にうまくて執拗に繰り返されては毎回毎回感動してしまうのだけど、それの映像バージョンは初めてでまったく予期しておらず完全に情緒をぶち抜かれてしまった。泣くとは聞いていたけど、ここまで泣くとは思っていなかった。
あのカウントダウンが、後ろのバックモニターで流れるとかではなく、完全に空に浮いて登場するのが良いよね。再限度を優先している意思を感じて、それにもまた勝手に感動してしまう。
そもそも本来であれば今回のライブ会場は360度ステージなのだからバックモニターなんてないはずで、当時の再現なんてできるわけがないんですよ。モニターと言えば中心に浮いてる球体モニターと、観客が見る用の高いところに浮いてるモニターくらいしかないわけですよ。でも、なぜかそこがステージになってて、いつの間にかトロッコが空を飛んでて、単に変えるだけかと思ったらそこで1曲ぶち上げる。これは予想しろというのが無理じゃないですか。天才の構成……
1000%のダンス、今とは明らかに違う当時のアイドルのダンスという感じで、当時はもちろん感動したけど今見るとちょっとダサさが残る感じで、それをそのまま今の超技術で再現してくれるのがとてもいい……いやーーーバリバリ踊ってくれるのもいいけどハンドマイクもうたプリって感じでいいですね……
そしてずっとセシルがセンターで踊ってると思ったら、セシル視点のST☆RISH。アイドル視点のアイドル嫌いな人いないし、それがセシルから見たとなればなおさら。1000%をやるうえで、6人にとっては本当にいいのかという葛藤もあるんじゃないかという気がするのだけど、何よりセシル自身がST☆RISHに受け入れられていることを分かっているから安心してこの曲を歌えているんじゃないだろうか。勝手なことを言うけども。
散々聞いている曲なのに改めてこんなに好きになってしまうとは思わなかった。でも、ずっとうたプリを追っている人にとっては「散々聞いている」し「何度も見た」けど「新しい」曲だから感動するのに対して、久々にうたプリに触れた人やうたプリをほとんど知らない人にとっては「唯一自分にも知っている曲」であるらしいということが、ミリしらの皆さんの感想からわかってきて、そういう意味もあるのかと感動。私はレボリューション放映の少し前くらいからうたプリにハマっているのだけど当時1000%のことは全然知らなかったので「1000%だけは知ってた」という人の多さに驚いてしまった。当時そんなに巨大なムーブメントだったとは。
今回のライブは全体的に初見の人でも楽しめる構成になっているけど、ダブルアンコールだけはうたプリのオタク向けなのかなーと思っていた。全然そんなことはなかった。1000%はみんなが知ってる曲だったんだなぁ。

最後の挨拶

マイクを通さない「ありがとうございました」はずるいって!!!!!!

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