朝5時すぎまであつ森のキャンプサイトで粘った話。

今朝4時35分、諸々を終えて寝床に入り、Switchであつ森を開いた。
昨日は日中に一度開いてから途中でやめており、何かを忘れている気がしたからだ。

そして思い出した。

キャンプサイトにフラッペが来ていた。

フラッペは友人が昔、一番のお気に入りだったと聞いたことがあったため、それならばキャンプサイトに来てくれたのもご縁だしということで、お迎えしようと思っていたのだ。

定員いっぱいの島。

島には既に10人のどうぶつがおり、みな愛着があるため、できれば任意のどうぶつと入れ替わってほしい。
ここからが死闘の入れ替わりマラソンである。
リセマラタイムが始まった。
それも時間の余裕がたっぷりあるわけではない、ゲーム内の日付が変わる朝5時まで、残り25分というところから。

リセマラの手順。

まずはフラッペのいるキャンプサイトまで走って行き、ひたすら話し掛ける。
移住を悩む話をされたらすかさず勧誘する。
本人が諦めた場合には、一度テントを出てから話し掛けるという流れを繰り返す。

本人の決意の後押しのために、移住の可否を賭け、トランプの柄か色を選択するミニゲームに持ち込めたら、ここで運が発生する。
ゲームに負ければその場でホームボタンを押し、自動セーブされる前に一旦あつ森のソフトを終了、再度起動してこれまでの流れを繰り返す。

勧誘モードに入り、ミニゲームにも勝つと、引っ越してきていいかどうぶつが案内所に聞きに行く。
戻ってくると、島は定員オーバーのため、誰か引っ越して行くどうぶつがいるか訊かれる。
ここで任意のどうぶつは選ぶことができない仕様のため、まだ島に残留させたいどうぶつが挙げられてしまったら、その場でまたホーム画面に戻りソフトを終了し、起動したらここまでの流れを初めから繰り返す。

それはもう、執念で。

今回は時間がなかったため、とても焦った。
入れ替わってほしいどうぶつは特定の一人。
すんなり当たる確率は低く、長期戦もやる覚悟だったが何しろ時間が限られている。

そして、そういう時に限って全く出ない。
その度にソフトを終了し、起動を待ち、走り、話し掛け、トランプの色柄や、勝った末にも入れ替わり候補に翻弄される。

そこで妥協チャンスが来る。

これを何回繰り返しただろう。
5時になる少し前に、妥協するか悩む候補に当たった。
そのどうぶつはまだ比較的愛着がなく、それもそのはずで、前回のリセマラの末に入れ替えたばかりだった。

悩んだ末に、私はそのどうぶつを選ばないことにした。
これまで散々頑張ったのだから話のタネにはなるし、これでだめだったらご縁がなかったということで、泣く泣く諦めようと思ったのだ。

迫る5時。

その後も目当ての候補には当たらず、リセマラを繰り返すこと数回、ついに4時58分になり、59分になった。
その頃には、「日付が変わる時にテント内にいたことがないから、その場合はどうなるのか見届けてみよう。」という思考になっていたため、そのまま様子を見た。

5時になるのを見守る。

フラッペを島に勧誘できていないまま、テント内で5時を迎えた。

外にいるときのように日付のリフレッシュは【行われなかった】。

もちろん、テントから出ればその場でリフレッシュされてしまうだろう。
そう考え、そのままフラッペと会話をし、運良くゲームに勝ち、今回の実質最後のリセマラとなることを覚悟して、恐る恐る候補を聞いた。

サービスタイムに。

ここで奇跡が起きた。

そこには、第一希望のどうぶつの名前があった。

この瞬間を待っていた。
そのためにリセマラを走り続けて来たのだ。
運よく、日付ギリギリ扱いというオマケの内に、希望のどうぶつと入れ替えることができた。

日付を跨いだ勧誘のその後。

テントを出ると、やはり日付がリフレッシュされた。
入れ替え先のどうぶつの家に行ってみると、もう売却済みの更地に、次のフラッペの家を建てるための資材が置いてあった。

システムとしては、昨日のうちに入れ替わりが決まり、相手はその時点から荷造りをした上で、日付が変わってから出て行ったことになるのだ。
入れ替わり候補は一択であったものの、こうなると最後の挨拶が出来なかったことが心残りだ。
以前プレゼントしたエアコンだけ置いて、旅立っていった。
これからゆくその先の明るいことを願っている。

日付ギリギリのリセマラをやってみてまとめ（2020/08/05時点）。

・提示される入れ替わり候補は偏っているが、回数を重ねれば目当てのどうぶつが出ることもある。
・キャンプサイトのテント内にいる場合は、5時を過ぎても日付の強制リフレッシュはされなかった。
・テント内にいるまま5時を過ぎてからのキャンパーの勧誘は可能。
・テントを出ると日付がリフレッシュされる。
・入れ替わりは日付が変わる前に決定していたと同じ状態のため、日付が変わった後は入れ替わりが決定した住人は既に家ごといない。

以上が今回得た知見である。

ちなみに、

キャンパーが移住に乗り気でなかった場合、再び
「テントを出入りする→再度、移住の話になるまで話し掛ける」
というターンが繰り返され、結論にたどり着くまで意外と長くなることがある。

そうすると（今回のように時間が限られている場合は特に）ロスが気になったため、キャンパーが乗り気でないままだったり、ミニゲームで負けたりした時点でソフトを終了する方が、起動とキャンプサイトまでの移動の時間を鑑みても、まだ短縮できたように感じられる。
それに加えて、テント内では日付が変わらないとは思っていなかったので、今回は粘ってみて良かった。

余談

今回念願叶って入れ替わってもらったのは、チーズだった。

彼はこの島に初めて来たキザキャラだが、その辺の思い入れはほとんどなかった。
本来は、フラッペの前回のリセマラの際に、（相手がキザキャラだったので）チーズとの入れ替わりを願ったのだが、この時は根気がなくて妥協してしまった。

その分、今回入れ替わりを実現できて、本当に良かった。
結果が判らないときは、諦めてはいけないということを体験した朝方だった。