【Notion】関数を使って無料で自動通知を作る方法
Notion、便利ですよね。私もTrelloから移行して、非常に便利なのですが、一つだけガッカリなところがあるんです。
時間になっても通知が来ない...
使い始めて数日して、リマインダーが来ないことに気がつきました。
NotionにはTrelloのように時刻を設定したら勝手にリマインドするのではなく、/remindと打つか、カレンダープロパティから設定するときにスイッチをトグルする必要があります。
「なんだ、ただトグルするだけじゃん」と思っているそこのあなた!
この機能が曲者で、パッとメモを取っているときに忘れると、期日になっても何も通知が来なくなるんです。これがすごい不便なんです。
そこで、外部ツールなどに頼ることで、この欠点を解消することにしました。
the:gist
「the gist」を使えば、無料で自動リマインダーが作れます。このアプリは、特定のイベントを検知して、通知を送ってくれるサービスです。
「the:gist」
価格:フリーミアム(最初の1つのみ無料)
機能:Notionのイベントを検知
「the:gist」をセットアップしよう!
the:gistは便利なソフトウェアですが、リマインダーとして使うには少し設定が必要です。他のウェブサイトでも見つけられなかったので、ここに書いておくことにしました。
Notion側の設定
先ほど言ったように、the:gistは特定のアクションに反応するアプリなので、Notion側で時間になったら特定のアクションを起こす必要があります。そのためには、カレンダーと関数(Formula)を使用します。
今回は期限の1日前にリマインドするのでdatebetweenプロパティで残り日数を計算し、残りが1日になったらthe:gistで通知を送るようにします。
まず、プロパティから関数を選択します。
そして、作成したプロパティにdatebetweenコマンドを入力します。"日付?"という部分にはあなたが使用しているカレンダープロパティの名前を入れます。
dateBetween(prop("日付?"), now(), "days")
こうすることで、残り日数を計算できるようになりました。
次に、残り日数が1日になったら、アクションを起こすように設定します。
先程と同じように関数(Formula)プロパティを追加して、下のものをコピペします。(残り日数)のところは、この前に作ったdatebetweenのプロパティ名を入れます。
if(prop("残り日数") < 1, "yes", "no") == "yes"
こうすることで、残り日数が1日になるとチェックが入るようになりました!
the:gist側の設定
ここまでできれば、もうあと少しです!
まず、the:gistを手順通り(自動的にやってくれる)連携します。やり方は説明するまでもありません。
Name:リマインダーの名前
In:データベース名
if:検知する内容。チェックボックスのプロパティ名 is ✅になるように設定
then:検知した際の動作。ここではemailをチェックが入った時に設定。
上の通りに入力すれば、Emailで通知がくるはずです。お疲れ様でした!
もっと簡単な方法もあります...
実は他にも、「Notion Automations」という外部ツールがあり、これを使えばGoogleカレンダーと双方向で同期することができます。「the:gist」より使い勝手も良いです。ただし、月500円という価格設定であり、個人で少しだけ使うのは少し勿体無いと思います。
「Notion Automations」
価格:5ドル(月500円)
機能:カレンダーの双方向同期
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