見出し画像

【LBTV杯】店長から見たあざらしバーガーの話【クリコン】

泣いた。クリコンの試合をここまで真面目に見る日があっただろうか。

自己紹介

TwitchでアザラシのVLiverとして配信している、Sotaoと言います。

普段は平日の昼間に「お昼のクリコン練習部!」と称して、カスタムマッチを開催し、その様子を実況しています。

現在は月/水開催です

僕自身のクリコンの腕前は…ランクマッチに行ってないこともあって、お世辞にも上手とは言えません。
が、それでも楽しく遊んでくれる視聴者のみなさんのおかげでなんとかやってる、そんな配信者です。

ことの始まり

LBTV3rdシーズンの話が出た時、はっくさん(Cryptic Command)からDMをもらった。

それは、今度のLBTV杯のメンバーを集めていること、そのメンバーはSotaoのカスタムで集まったメンバーであること…。

そして今回はGIに加えて、クリスタル階級の出場制限のあるGIIもあるから、Sotaoさんも一緒にやりませんか?という内容だった。
(僕はS1クリスタル以降、ランクマはノータッチだったので…)

当時、僕は絶アレキの固定をやっていたため、練習の時間が取れないと判断して、「気持ちは嬉しいけど、ちょっとやれないかなぁ」と、お返事した。

しかし、それではあまりに…と思った僕はある人物を紹介する。

Ron Nerという人

ろんさん(Ron Ner)は数ヶ月前、まとさん(Mato Tomato)が僕のカスタムに連れてきてくれた人だ。
クリコンは全くの初心者ということもあり、当たり前だがボコボコにされていた。

それもそのはず、いつもカスタムをやるメンバーの階級はクリスタルなんて当たり前、RisingやEndless、果てはFinal持ちだっている。そんなランカーが闊歩する戦場に、いきなり初心者が放り込まれたものだから、最初の頃は心配になるくらいのボコボコ具合だった。

当初は詩人や黒魔を使っていたが、自衛が難しい遠隔ということもあって、かわいそうなくらい追いかけ回されていた。

しかし。僕の心配をよそに、ろんさんはとても楽しんでいた。Xを見ると、いつも「今日もカスタム楽しかった!」と言ってるし、何度も参加してくれていた。当時の僕は「メンタルが強過ぎんか」と震えていた。

そしてある日、ろんさんが竜騎士でカスタムに参加してくれた時、僕は心底驚くことになる。
なんかめちゃくちゃ上手いのだ。CCに臆することなく攻め、イルーシブで華麗に離脱し、的確なシャッター判断、追撃の天竜などなど…

そこには、少し前まで「やめてー;;」と追いかけ回されていた初心者がいなかった。
どうもオススメされて触ってみたら、なんか出来たらしい。天才が己の資質に気付いた瞬間である。

一方でまだランクマッチは回して間も無く、階級はシルバーだった。
そういった経緯から、僕ははっくさんに「ろんさん誘ってみたら?やる気もあるし、すごく伸びると思うよ」と推薦したのだった。

あざらしバーガー誕生

これは意外かもしれないが、あざらしバーガーの命名は僕ではない。はっくさんだ。
というか、そもそも「僕をモチーフにした」チームが出来ていることなんて知らなかった。

なんと専用のロゴまで用意していた上に、チームは2つも出来ていた。
本店と2号店がある、というのもその時になって知った。

メンバーはほとんどが配信でカスタムに参加してくれている人で構成されていて、なんかもうこの時点で半泣きだった。
そもそも自分の配信からチームが出来るなんて想像もしていなかったことだ。

そんな大規模チームの名誉店長に、なぜか就任してしまった。

一方で、そんな肩書をもらいながら、チームの活動に対して、一切の口出しをしなかった。
ありがたいことに、マネージャー役として楽魚シンシャイさんがついてくれたので、完全に任せきり。

結局、店長とは名ばかりの放任っぷりで、最終的にやったことと言えば、本店と2号店の合同スクリム配信くらいだった。

本店メンバー
2号店メンバー

この日、初めてポートレートを見て、また涙を流したのは言うまでもない。

大会当日(Day1,2)

Day1はGIIだったので、本店メンバーと2号店の活躍を見守った。

予選リーグは、一度だけ負けてしまったものの、それ以外は全勝…というか、圧勝。

その後は決勝トーナメントに進出、ここでも快進撃は止まらず、あっという間に決勝ラウンドにコマを進めた。

Day2はGI、本店を2号店メンバーたちと応援していた。

残念ながら予選リーグは突破出来なかったものの、日頃からよく一緒に遊んでいる仲間たちが、強豪プレイヤー相手に立ち向かう姿は本当に熱いものがあった。

たとえ負けてしまったとしても、こうしてチームを組み、今日まで練習して準備してくれたことが、何よりも嬉しかった。

Day2終了後、本店メンバーを2号店メンバーと労い、Day3での健闘を誓った。

決勝、GF

Day3。決勝ラウンドで一度負けてしまった2号店。
しかし、その後は意地を見せてLosersを勝ち上がり、GFに戻って来た。

最後の戦いを前に、緊張した様子の2号店メンバー。
しかも予選、決勝ラウンドで負け続けたチームに1勝を取られた上で、ここから3連勝しなければ優勝はないという絶望的な状況だった。

試合が始まる少し前、自然とこんな言葉が出た。

「楽しんでおいで!どんな結果になってもいい、悔いのないように!」

「いつもやるカスタムと一緒!だから心配しないで!」

店長なんて名前だけ、何も出来ない。

そんな自分に対して、チームのみんなは「店長に優勝を持って帰るんだ!」と頑張ってることが、本当に嬉しかった。それだけで十分だった。

なのに、彼らは…

本当に優勝を持って帰って来てくれた。

友情出演:うりさん

優勝インタビューを受ける彼らの背中は、本当に誇らしかった。

お礼

LBTV杯運営の皆様へ

この度は大会の開催、本当にありがとうございました。

特にGII枠をご用意いただき、ありがとうございます。
あざらしバーガーが生まれたのは、GIIという場を設けて頂けたからです。

PvPコンテンツ…クリコンをこんなに熱い気持ちで見られたのは初めてで、本当に楽しかったです。

重ねて、この度は大会の開催、ありがとうございました。

店員たちへ

【本店】
Cryptic Command
あなたがいなければ、そもそもあざらしバーガーは生まれなかった。誰よりも素敵な名前を、本当にありがとう。

Shinshine Rakugyo
本店、2号店ともにスクリムの管理、マネジメント本当にお疲れさまでした。誰よりも心強い言葉をたくさんかけてくれました。ありがとう。

Cu Tem
無事にこの後、カスタムでもお会い出来て嬉しかったです。また遊んでやってください。飲み過ぎには気をつけて。ありがとう。

Ino Re
VCが難しい中、チーム戦のために頑張ってくれて、お話も出来て嬉しかったです。次会ったらメテドラしてください。ありがとう。

Beatrice Rosenkreuz
まさかの機工へのお着替え、しかも弟子入りまでして勉強してくれていたとか。今度はカスタムで息抜きしてください。ありがとう。

Meilkea Servi
誰よりも強く、硬く、可愛いナイトでした。僕もいつか大会の場でかばってください。カスタムでまた会いましょう。ありがとう。

【2号店】
Anzumochi Apricot
店長としては、あんずさんいるし大丈夫!って思ってました。八面六臂の活躍っぷり、とてもカッコよかったです。ありがとう。

Ron Ner
こんなに強くなるとは思いもしませんでした。本当にクリコンが好きで好きで、ここまで来られたんだと思います。これからも応援してます。ありがとう。

Yoko Kei
みんなの心の拠り所であり、そしてパーティの軸として。誰よりも頼もしい暗黒騎士でした。原材料は知らない方がよかったかもしれません。ありがとう。

Mato Tomato
カジュアルで出会い、カスタムで戦い…気がつけば、ずっとまとさんとクリコンしてた気がします。これまでもこれからも仲良くしてください。ありがとう。

Caden Koucha
初めて会った時は、本当にプラチナなの?と思うほどの腕前でびっくりしました。今度もぜひ、またカスタムで会いましょう。ありがとう。

みんな、本当にお疲れ様。そして、ありがとう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?