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なぜこの本を書こうと思ったのか    ~双子ママ まみの場合~

みなさまこんにちは!
この度は「先輩ワーママと考える 仕事と育児のちょうどいいを見つける本」に興味を持っていただきありがとうございます!第1週目のnoteリレーは『なぜこの本を書こうと思ったか』です。

私の場合、本を書く動機の根底にはこれがありました。
「育児がこんな大変だなんて聞いてなかったよ!!
 何で誰も教えてくれなかったの??」

こんなことを言ってしまうと、
これから子供を持ちたいと思っている方や
今まさに妊娠中の方をおびえさせてしまうかもしれませんが、
これって育児を経験した人の多くが感じていることなはず。

私の出産・育児体験

妊娠前の理想は、
『マタニティヨガとかマタニティスイミングに通って、
 綺麗な産院でアロマの香りに包まれた優雅な無痛分娩をして
 自宅で穏やかな赤ちゃんとの生活が出来たらいいな~♪
 (キラキラ)』

なんて考えてました。
……はい。完全に考えが甘すぎましたね。笑

妊娠9週でまさかの双子が発覚し、
その場で「安定期はありません」と医師からきっぱり!
無痛分娩なんて夢のまた夢で、安全を考えると帝王切開一択。
そこから毎週の検診でもトラブルのオンパレードで、
早めに育休に入らせてもらったのに即入院の寝たきり。
妊娠高血圧症により2か月も早い出産となり、
1000g台で産まれた子供達が自宅に帰れたのは
生後2か月の事でした。

産まれてからも復職してからも双子育児の壮絶体験はまだまだ続き…(話せば長すぎるので割愛)
夫婦二人が必死に頑張っても二人だけでは到底乗り切れず、
双方の実家の両親や祖母にまで手伝ってもらって
ようやく乗り切っていた生活でした。
思い出すと泣けてくる…理想と現実のギャップが大きすぎる!!!

自分の不甲斐なさにメソメソする日々から救ってくれた人々

母親になるって一人で何でも出来る事だと思ってました。
部活とか受験とか仕事みたいに、
自分の努力で頑張ればなんとかできると思ってたんです。
だから、育児も家事も一人で完結できないことに落ち込み、
イライラ、メソメソしてました。
今なら、産後のホルモンの影響もあって
感情がコントロールできない状態だったんだとわかるけど、
子供たちのことは本当にかわいいと思う一方で、
あの時は本当に暗闇の中に放り込まれたような気分で
毎日を過ごしていました。
でも、そんな日々から救ってくれたのは自分の努力ではなくて、私を支えてくれる人たちでした。
毎日の生活を協力して支えてくれる夫や家族と、
悩みを相談して解決策を一緒に探ってくれる友達、
職場には理解をしてもらいながら働かせてもらい、
保育園には子供たちの健やかな成長を手伝ってもらって、
ここに至るまで本当に沢山の方に支えられてきてようやく
“育児は一人で乗り切れるものじゃないんだ”と
わかるようになりました。

みんなで助け合って乗り切っていこう!

子どもを持つ選択をしたのは自分。
仕事と両立することを選んだのも自分。
だから、一定自分で乗り越えなきゃいけない部分もあると思います。
人生で悩むことなんて
育児や仕事との両立だけではないのもその通りだと思います。
でも、私たちと同じ悩みを抱える人たちも絶対に沢山います。
私たちが沢山の人に支えられて悩みの底から抜け出せた様に、
この本がそっと寄り添ってくれる仲間のような存在になって、
これから待ち受ける悩みの解決のサポート役になり、
一人でも暗闇から抜け出して気が楽になってくれたらいいな、
そして、その先には日本の子供たちの明るい未来がやってくるといいな、
そんな想いでこの本を執筆しました。
一人一人がそれぞれの場所、それぞれのやり方で
納得のいく生活が送れるといいなと切に願っています!

まみ

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