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アマが選ぶ最強のJ-POPベスト30曲

アマが選ぶ最強のJ-POPベスト30曲 https://rljp.net/2021/03/05/jpop30/

rljp.さんが上記のブログでやってらした、関ジャム「J-POP20年史 プロが選ぶ最強の名曲ベスト30曲」への便乗企画が面白そうだったので私もやりました。2000〜2020年までの「J-POP」ということで、最初はバンドものとかも入れていたけど、結果的にはほぼアイドル系に全振りに。なお連番は順位ではなく時系列順です。では、どうぞ。


1. モーニング娘。 / 恋愛レボリューション21 (2000)

1999年9月に「LOVEマシーン」が出たころ、割と渋谷系文脈の音楽好きが「ジャクソン・シスターズ+バナナラマですげえ」とか騒いでいた記憶があるんだけど、私はわりとずっと様子見してて。2000年いっぱい様子見しており、その間にも周りがどんどんヲタ化していき、あーいよいよ俺も降参だ、となったのが2000年12月のこの曲だった記憶。

2. 松浦亜弥 / LOVE涙色 (2001)

モー娘に降参。となったとはいえまあ中古CD聴いてテレビ見る程度のライトファンだったわけだけど、2001年4月にたまたまタワー新宿で松浦亜弥のデビューシングル聴いたらめちゃくちゃ気に入って買って、そこからはライブにも行ったり普通にファン的なこともしはじめた。特に印象的だったシングルがこれでした。歌謡曲っぽいアクの強さも含めて魅力と思えた。

3. 宇多田ヒカル / DISTANCE (2001)

シングルで切られた「FINAL DISTANCE」ではなく、アルバム収録の普通のバージョンのほうが好き。サウンドや歌唱には貫禄があるのに、歌詞世界は10代の恋って感じなのがこの時期のヒッキーの魅力だったような。

4. タンポポ / I&YOU&I&YOU&I (2002)

「ハローマゲドン」って項目がWikipediaにもありますが、2002年の7月に起きたハロプロ内ユニットの大改変で、こちらの気持ちもなんとなく一区切りついてしまった。永井ルイとのタッグで独自のブリティッシュ路線を順調に突き進んでいた第2期タンポポ、アルバム聴きたかったなという気もしたし、最後にこんな集大成的な曲を贈られるんなら幸せだったのかという気持ちもあって、実に複雑であった。

5. Folder 5 / Magical Eyes (2002)

Folderの女子メンバーで結成されたグループ。ユーロビートのイメージがあるが、この曲はファンキーで良かった。のちにavexの後輩グループの東京女子流がライブで歌ってたりしていた。

6. 片瀬那奈 / babe (2003)

当時のカイリー・ミノーグとかスターダストそのまんまなんだけれど、そこが最高だった。

7. HALCALI / タンデム (2003)

2000年代の前半にJ-POPのメインストリームでヒップホップがそれなりに存在感を示していたこと、いま思うと不思議な感じがする。RIP SLYMEのRYO-ZとDJ FUMIYAによるO.T.F(オシャレ・トラック・ファクトリー)によるプロデュース。ぜんぜん黒さがないトラックと素朴な子供の声が新鮮だった。

8. 藤井隆 / わたしの青い空 (2004)

キリンジ堀込高樹の曲。80年代といってもイタロディスコやニューディスコみたいなちょっと変なテイストがリバイバルしていた時期だったので、そういうのに近い味わいをJ-POPで感じてしびれた。

9. MAX / Be With You (2004)

ELOの「Last Train to London」を替え歌?にした、UKのアトミック・キトゥンの曲のカヴァー。普通に「Last Train to London」のフィルターハウス版て感じで最高だった。

10. 推定少女 / Chewing Girl (2005)

2005年の年末からAKB48をやる秋元康が直前まで何をやっていたかというと、推定少女だったわけですけど。意外にも楽曲は粒揃いで、特に2nd期は面白かった。

11. 小野真弓 / little smile (2005)

アコムのCMのお姉さん。という以外に何も知らずに買ってみたら、高浪敬太郎作のアルバム曲が意外な良さだった。渡辺満里奈に似た低い歌声も素敵。

12. 星井七瀬 / ナナナビゲーション (2006)

「恋愛15シミュレーション」がキワモノ的なラップとして話題になったりしていた人ですけどいい曲たくさんあった。これはグラムロック的といいますか。

13. Perfume / チョコレイト・ディスコ (2007)

あんまりご縁がなかったグループ。インディー時代からテクノポップ路線てことでじわじわ話題は聞いてたもののピンとこず、ようやく好きになれたのがこの曲だった。このあと「ポリリズム」で普通にブレイクしてしまい、また「べつに俺が聴かなくてもいいか」となってしまったのは私の悪い癖。

14. Negicco / Summer Breeze (2008)

Perfumeそのものにはさほどハマらなかったものの、2008年以降、彼女たちのフォロワー的な曲が増えてきて、影響を実感していった。自分がNegiccoを知ったのも、おそらくPerfumeを意識しておしゃれテクノポップ化したようなこの曲ができたからだったと思う。この頃になるとすでにYouTubeもできて、動画きっかけで曲を知るみたいなことが普通になっていった。

15. microstar / フィーリン! (2008)

microstarの1stは嬉しかった。エバーグリーン。

16. 南波志帆 / それでも言えない YOU & I (2009)

2009年ごろというと、アイドルっぽい文脈で新しいタッチのポップスが出てきたなーといよいよ思っていたような。

17. Tomato n’ Pine / キャプテンは君だ! (2010)

2人組時代もCDたまたま買って気に入っていたが、トリオ時代はもっと良かった。でも各所で評判の高いアルバムは少々やりすぎという感じがして、シングルを好んで聴いていた。

18. 東京女子流 / 鼓動の秘密 (2010)

avexがSweets以来ひさびさに作ったグループアイドル。曲が粒揃いだったけど、特にこれはキャシー・クラレ「Porqué, Porqué?」みたいなヨーロピアンタッチを出してきて衝撃だった。

19. bump.y / Kiss! (2011)

KARAの作曲チームが作ってて良かった。「ハイスクールはダンステリア」っぽい。

20. Prizmmy☆ / Everybody's Gonna Be Happy (2012)

『プリティーリズム・オーロラドリーム』という女児向けアニメの実写パートに出ていた人たちで結成されたグループ。まあこういうドリーミーで景気のいい曲が好きなのですよ。

21. i☆Ris / 幻想曲WONDERLAND (2013)

永井ルイプロデュース作、ってことでELOとかあの辺の感じをやりすぎていて最高。第2期タンポポがアルバム作っていたら、こんな領域にも踏み込んでいたのだろうか。

22. Mスリー / Your Love (2014)

フェアリーズのメンバーによるユニットで、女児向けアニメ(2回目)『レディ ジュエルペット』のOP。珍しく洋楽っぽい曲だなと思って気に入ってた。仮谷せいらの妹こと藤田みりあが好きでした。

23. NEW TOWN REVUE with えりかとあすか / さよならサンセット (2015)

「ドリンクバー凡人会議」という福岡のローカルラジオ局の番組発のユニット。元インスタントシトロンの松尾宗能などが出ていて、音楽話が面白かったんでポッドキャストかなんかで聴いておりました。で、松尾さんのレコード店Parksの通販で買った。「えりか」は現在の浦郷絵梨佳。相方の「あすか」が就職のためあっさり活動停止というのが惜しかった。

24. Juice=Juice / 生まれたてのBaby Love (2015)

しばらくハロプロを離れていて、たまたま動画のリコメンドでみてハマったんだったような。つんく♂の声帯摘出が発表された年で、後続がつんく♂タッチを学習して作っているニューチャプター感もあった。

25. モーニング娘。'16 / 泡沫サタデーナイト! (2016)

赤い公園の津野米咲の曲をシングルに抜擢。ハロプロで育った作曲家が、全盛期のダンス☆マンタッチを継承するみたいな感じもあって良かった。あとずっきが好きだった。

26. アイドルネッサンス / 前髪 (2017)

カバーオンリーで活動していたグループ、それも大江千里とかTMとかおじさん好みの選曲でうーん、とどちらかというと敬遠していたのだが、初めて出したオリジナル曲集が素晴らしくてグループ自体も好きになった。しかし年明けに解散発表。厳しい時代であります。

27. 小西真奈美 / 最後の花火 (2018)

小西真奈美がKREVAと組んでラッパーデビュー。という意外すぎるニュースを読んで、興味本位で聴いてみたらめちゃくちゃ良かったというやつ。2020年に出したアルバムも良かった。

28. KIRINJI feat. YonYon / killer tune kills me (2019)

弓木ちゃんはアイドル。

29. 赤い公園 / Highway Cabriolet (2019)

元アイドルネッサンスの石野理子をボーカルに迎え新体制に。声質と合っててすごい良かった。天下取ると思ってましたが、悲しい出来事が……。

30. RYUTist / 春にゆびきり (2020)

Negiccoと並び称される新潟の「楽曲派」アイドル。曲も良いのだけど、制作時点での意図を超えて歌詞の内容がコロナ禍とリンクしてしまったこともあり印象に残った。

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