反省をしないと人は成長しない

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今回のテーマは「反省をしないと人は成長しない」についてお伝えさせて頂きます。

反省と後悔という言葉があります。
この二つの違いを見ていきましょう。
・後悔
立ち止まること。
その出来事に意識を縛られて前に進めなくなること。

・反省
進むこと。
未来で起こりうる出来事のためにその反省を活かしていける。

この二つから後悔という意識を使うよりも反省という意識を使った方が未来の自分自身のためになるということは明らかなのです。

では反省とはどのように行えば良いのでしょうか？

まず、「あんなことやってしまったなぁ……」は反省ではありません。

ただ悔いているのみ。
要するにこれが後悔です。

反省とは「なぜあのようなことが起きてしまったのか？次はどうすれば同じことを繰り返さないようになるのか？」を考えることです。

そして、こう言った意識を持っていかないと人は成長しません。

後悔ばかりに縛られてはまた同じことを繰り返してしまうのです。

20代前半の頃に仕事でよくミスをしていました。
ミスが続く時に限ってこう考えているのです。

「何故あんなミスをしてしまったのだろう……」
そしてその考えに縛られて、次の業務のことが頭から飛んでしまい失敗するのです。

失敗が続かない時もありました。
「何故こんなミスをしたのか？最初の工程でこうしておけばよかったのか？」と自問自答をする時に限って次へ続くことはなかったのです。

人は感情の生き物です。
前者側は精神が不安定な状態になり起こるのです。
後者側は精神が安定している状態なのでミスが続きません。

後悔ではなく反省をすると次に起こりうる事象は大きく変わります。

車の運転でもそうです。
兵庫県にある姫路バイパスを70kmで走行時、右斜め後ろから10tトラックにぶつけられ運転席窓を下にして横転。
右腕がぐちゃぐちゃになるという悲惨な事故に遭いました。(主治医の的確な判断により、奇跡的に右腕が付いています。)

この時に妻と子供(当時は2人)乗っていましたが、大パニック状態の中、カネコだけが冷静でした。

妻が泣き叫ぶ中「みんな生きとる！大丈夫や！」と喝を入れたのを覚えております。

あの現場でも自身まで迷走してしまうと、二次被害や三次被害が起こっていたかもしれません。

あの時に何故かは分かりませんが、精神が安定していました。

無論、当時の事故を恨んだり憎んだりという気持ちは一切ありません。

ここで恨み憎むと「後悔」となって縛り付けられます。
ですが、自分自身の夢はそれでは叶いません。
誰よりも「挑戦行動を行なっていくことが不可欠」だからです。

そして、あの事故からも反省を幾度となくしました。
次同じ状況になった時にどうするか？
あの時に負の感情は使っていなかったのか？
使っていたら今後どのように生かしていくのか？

反省を行いましょう。
ちなみに瞑想とは反省です。
座禅の真髄も反省です。

今は形式に囚われていますが、本来の座禅・瞑想とは「形式に囚われず行いやすい体勢で反省するもの」なのです。(ちなみに瞑想の派生はヨガです。)

体型も違います。
考え方も違います。
身長も、腕の長さも足の長さも違うのです。

それぞれを一つの形にはめるのは違うということです。
正座で瞑想する必要はありません。
あぐらで瞑想する必要もありません。

自分に合ったスタイルで反省の念を育て、意識を高めていきましょう。

そうすれば昨日の自分自身より数倍成長していることでしょう。

ということで！
今回は「反省をしないと人は成長しない」についてお伝えさせて頂きました！

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では！
また次回の記事でお会い致しましょう！