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王者のドラフトに学ぶ(仮)_part0

この記事シリーズの説明

みなさんはじめまして!AoVをAs❀xSoroという名前でやっておりますソロと申します、よろしくお願いします。

(今回は第0回ということでこの記事シリーズと初歩的な説明が大半になります、ご了承ください)

突然ですがAOVではダイアモンドランクに乗った以降のランクマッチ、またAOJに代表される数多くの大会においてバンピックシステムが採用されています。MOBAの試合におけるバンピックの影響力は大きく、多少のプレイヤースキルの差もバンピックで勝敗がひっくり返るほど(なはず)です。

「じゃあどうやったら勝てるドラフトが組めるんや」という意見が聞こえてくるようですね、自分も知りたいです.....

ちょっとまってくださいブラウザバックはやめてくださいごめんなさい自分が悪かったです

...と茶番はここまでにして、強い、勝てるバンピックというものは、それは両チームのヒーロープール、今の環境、相手のバンピックによって大きく、時には180°変わってきます。

ということで勝てるドラフトを組むため、王者のドラフトを研究してその考え方を学ぼう、というのがこのシリーズの目的になります。

具体的に言うと、2019AWC優勝国ベトナムで行われているAOVプロリーグ、1weekごとにBO5の初戦と最終戦を1試合分ピックアップして、ドラフトの意図を考察する記事を書いていきます。

とはいえ自分はバンピックの経験も知識も十分とは言えません。読んでくださった皆様の考え、またバンピックを組んだコーチ本人との考えとも違う考察をしてしまう場合もあるかもしれません。その時はコメントでも自分のTwitterにでも構いません、みなさまと議論することでより考えを深めていけたらなと思います。

その前準備として第0回である今回ではバンピックの初歩的な説明を
次回、第0.5回ではもう少し踏み入ったバンピックに関する全体的な説明をして、その上で第1回に入っていきたいと思います。

バンピックシステムの初歩的知識

ということで、第0回である今回バンピックの初歩的な知識ということでそもそもバンピックとはなんぞや?ってところを話していこうと思います

ここ最近行われましたAリーグの画像より、この右左に出ているのがカスタムマッチ_トーナメントで試合を開始したときに表れるバンピック画面です。

上側の4つの鍵がついている丸がバンされたヒーローが表示される場所
ここでは両チーム2回にわけて2×2の4体、両チーム合わせて8体のヒーローをバン、即ち使用禁止にすることができます。
ここに選ばれたヒーローは敵が選んだ自分が選んだにかかわらず使用することができません。

その下にプレイヤー名が表示されているのがピック画面、ここでは両チームが実際に試合の中で使用するヒーローを選び(ピックし)ます。ここで大事なのがこれはドラフト制なのです。先に他のチームに選ばれたヒーローはもう選ぶことができません、早い者勝ちですね。また、ここで使用するヒーローを選ぶ順番は決められておらず、全てのバンピックが終わった後に同チーム内で選んだヒーローを交換することが可能です。ここで言うなら、リリアナをteruchiさんが取ってもPecoさんが取っても、Mid担当であるRoyalさんと交換してRoyalさんにリリアナを使ってもらうことが可能なわけですね。

先ほどバンの時に2×2という表現を使いましたがバンは一気に4体纏めて禁止するわけではありません。ピックも5体纏めて行うわけではありません。バンピックは大きくまとめて1stバンフェイズ、1stピックフェイズ、2ndバンフェイズ、2ndピックフェイズという順番で行われます。

1stバンフェイズではまず両チームが1体ずつ交互に計4体のヒーローを禁止します。もちろんここで禁止されたヒーローはそれ以降選ぶことも禁止することもできなくなります。

1stピックフェイズでの流れは以下の通りです
先ほどバンされなかったヒーローから先攻が一体選びます

最初に1体選ばなかった後攻が2体選び、また戻って先攻が2体ヒーローを選びます

最後に後攻が1体選び両チームが3体ずつ選んで1stピックフェイズは終了です

次に2ndバンフェイズ、1stで禁止も選ばれもしなかったヒーローから再び交互に1体ずつ計4体を禁止します

そして2ndバンフェイズ、今度は後攻が1体、先攻が2体、後攻が1体の順番で選んでいき使用される10体のヒーローが確定します。

これがバンピックの流れになります。

それでは次に、AリーグやAWCのベスト8以降などの上位大会で行われるグローバルバンピックシステムについても説明します。プロリーグでも採用されており、それを見越した駆け引きに関しても考察したいと思っているので補足も兼ねて書いておきます。

端的に言うと5戦やる決まりになってた場合、1戦目、2戦目など、前の試合で自分たちが使ったヒーローは後の試合で使うことができなくなるというルールです。このルールは相手が使用していたヒーロー、両チームが禁止したヒーローに関しては関係ありません。あくまで自分たちが使うことができなくなるだけで禁止することが可能です。それではAリーグの2戦目のバンピックを見てみましょう。

先攻後攻が入れ替わってるのでわかりづらいですが、上の1戦目と見比べると同じヒーローを使っていないのがわかりますね。これがグローバルバンピックシステムです。

まとめ

ここまでは基本的なバンピックのシステムについて解説しました。
第0.5回ではバン、またピックはどんな考え方が基本となって行われるかについて話していきたいと思います。

プロリーグのピック考察が気になってたのに全然読めねえじゃねえか!って方には申し訳ないですがもう少々お待ちください。

このシリーズはもっと沢山の方にバンピックを考える、見る面白さを知ってもらえたらいいなという考えからはじめようと思いました。できるだけ多くの方が理解できる、また考えられるような記事をこれから書いていきたいと思っております。元々バンピックが好きで詳しい方にはイライラさせてしまうようなまどろっこしい文章になってしまうことをご容赦ください。

この説明がわかりづらかったとか自分の考察とは違う意見をもったとか伝えてくださる方がいらっしゃれば、Twitterかそこで行っております質問箱にでもお言葉を下されば幸いです。

最後に、はじめて記事を書いたのもあり、拙く読みづらい文章だったとは思いますがここまで読んでくださってありがとうございます。


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