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【オケコン】Revo's Orchestra Concert 6/29(土)昼&6/30(日)昼公演 レポ

オケコン、私は土日両方昼公演を観に行ったので、簡素ながらレポしていこうと思う。

前半(第一部)は選曲が完全同一なのと、2回聞いて気づくこともあったため、今回は2日分まとめて一つのレポにしてしまう。


開場前

会場

これを読んでいる人にはあまりにもどうでもいい情報だが、今回私は左ひざの調子が悪かった。1年前に痛めて、良くなったり悪くなったりを繰り返している。

そのため長時間立ちっぱなしは無理と判断。土曜日は物販の在庫を信じて、早めに並ぶことを諦め開始ちょうどくらいに到着するようにした。

最寄り駅は三軒茶屋。激烈方向音痴なので心配だったものの、駅にはわかりやすく誘導看板があったので助かった。

図:三軒茶屋液の人見記念講堂を案内する看板(筆者撮影)

階段を昇って地上に出て、あとは真っ直ぐ歩いたら、会場のある昭和女子大学についた。

図:大学入口(筆者撮影)

付属の小学校?なども同じ敷地内であんまり境目なく繋がっているのかな?土曜日は途中小学生が通って行った。でも土曜日なのに?今って土曜日にも授業あるのかな?

人見記念講堂の前には既にずらっと物販待機列ができていて、そっと最後尾についた。

ラッキーだったのは、2日間通してカンカン照りではなかったこと。たま~に日は出る時もあったけれど、常時日差しで体力を奪われなかったのは助かった。
ただでさえ湿度でじっとり汗ばむのに、日差しまであったら敵わない。

図:人見記念講堂入口(筆者撮影)

開場したとき、土曜日は入ってまず入国スタンプがどこにあるかわからなくて迷った。
というのもこの日は私は一般チケットで、スタンプは一般列とは真逆の位置にあって、しかも遠目から見てわかるような目立つ案内が無かった。

迷いつつもスタンプを見つけて押印。その頃にはもう後ろにかなり列ができていたので、ギリギリセーフだったかも。

開演

土曜日昼セットリスト

  • 希望へ向う序曲(LH:BRAVELY DEFAULT II Original Soundtrack)

  • キミが生まれて来る世界(SH:Chronicle 2nd)

  • 珊瑚の城(SH:Thanatos)

  • 失われし詩(SH:Lost)

  • エルの肖像(SH:Elysion)

  • Schwarzweiβ ~霧の向こうに繋がる世界~(霜月はるか†Revo:霧の向こうに繋がる世界)

  • 朝と夜の物語(SH:Roman)

  • 神話(SH:Moira)

  • 暁光の光(SH:Märchen)

  • 暁の鎮魂歌(LH:楽園への進撃)

  • MOON PRIDE(Revo ももいろクローバーZに提供)

  • 西洋骨董屋根裏堂(SH:Nein)

  • 紫青の参道(SH:絵馬に願ひを!)

  • アーベルジュの戦い(SH:chronicle, Chronicle 2nd)

  • 11文字の伝言(SH:Roman)

  • 虚ろな月の下で(LH:ルクセンダルク大紀行)

  • 紅蓮の弓矢(LH:自由への進撃)

  • 石畳の緋き悪魔(SH:聖戦のイベリア)

  • 即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超重力(SH)

  • 栄光の移動王国

日曜日セットリスト

  • 希望へ向う序曲(LH:BRAVELY DEFAULT II Original Soundtrack)

  • キミが生まれて来る世界(SH:Chronicle 2nd)

  • 珊瑚の城(SH:Thanatos)

  • 失われし詩(SH:Lost)

  • エルの肖像(SH:Elysion)

  • Schwarzweiβ ~霧の向こうに繋がる世界~(霜月はるか†Revo:霧の向こうに繋がる世界)

  • 朝と夜の物語(SH:Roman)

  • 神話(SH:Moira)

  • 暁光の光(SH:Märchen)

  • 暁の鎮魂歌(LH:楽園への進撃)

  • MOON PRIDE(Revo ももいろクローバーZに提供)

  • 西洋骨董屋根裏堂(SH:Nein)

  • 紫青の参道(SH:絵馬に願ひを!)

  • Il fratello(Revo:poca felicità~少女達の小さな幸せ~)

  • 贖罪と《焔》の息吹(SH:絵馬に願ひを!)

  • The Beast of the Endness(Revo:リヴァイアサン 終末を告げし獣)

  • 紅蓮の弓矢(LH:自由への進撃)

  • 狼樂神社(SH:絵馬に願ひを!)

  • 即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超重力(SH)

  • 栄光の移動王国

思い出メモ

記憶力の問題で全曲事細かく触れられないので、印象に残っていることをただひたすら語っていく。

まずRevoと歌姫は胸元に同じピンバッチつけてた。プレミアム席で配布されるやつね。
それが遠目でちょっとPRADAに見えてちょっとびっくりしてしまったよ。


まず前半というか、第一部と呼ばれるパートは、Revoがつくった曲の歴史を追うというのがひとつのテーマらしい。なので、インディーズ時代も含めて過去から順番に一曲ずつ登場。
セトリを見ての通り、第一部は曲目が共通。

その1曲目の『キミが生まれて来る世界』。わざわざ最初の、もとはAramaryの台詞部分を言うために、Revoが黒の書物を持って登場してきた。
あれ背表紙に赤い目?の図形みたいの書いてあった。というか黒い書物をまじまじとみたの初めてか?

黒い背表紙に黒い文字で記された物語

Sound Horizon. (2004). キミが生まれてくる世界 [Song]. On Chronicle 2nd.

ただ土曜日昼はちゃんと本を見せてくれたのに、日曜日昼は小脇に挟んだまま一度もちゃんと見せずに台詞言って去ってしまった。それでよかったのか?

演奏は、なんかもう最初から泣きそうになってしまった。
私は、もともとこの曲って、個々人の葛藤と人生を描いた曲たちの結びの位置に置かれている曲で、その個々人の人生の重みを知ってから新たに生まれてくるキミを思う歌だと思っている。
それがオーケストラで壮大かつ繊細に編曲されると、その葛藤の歴史がぶわーっと廻る感じがして、なんか泣きそうになってしまった。


『失われし詩』を聞いて、ひとつ前の『珊瑚の城』と似てるなって思ったんだよね。コード進行が似ているのかな?教えて音楽の造詣が深い人。


『エルの肖像』で一気に1曲あたりの時間が長くなった気がする。あと曲中の変化が激しい。さすがメジャーデビュー後。

出だしが弦楽のみだったのはオリジナルに近くて、そこからどんどん楽器が増えて壮大になる感じが圧巻だった。

「やがて少年は彼の~♪」の、楽器が交互にコーレスしているみたいな感じとか、ライブ感もあって良かったなあ。

この曲、オケコンではないコンサートでは「8つの誕生日に…」の後で扉が開くとか、幕が上がるとか、いかにも「ここから始まるぞ」感があって、それが今回オケコンで音だけで表されててぞわっとした。

この辺で気づいたけど、上手かみて側(向かって右)の指揮者に一番近いヴィオラ男性にロックを感じた。というのも、他の方と比べるとリズムに合わせてすごく体が動くタイプみたいでね。
対の位置にいるコンサートマスター(ヴァイオリン)の方があんまり身体を動かさず、でもソロとかバチバチに決めてくる静のカッコよさで、ヴィオラの方の動のカッコよさと対になっている感じが楽しかった。


『朝と夜の物語』はなんかアレンジがAnother Romanぽさを感じた。最初の「泣きながら僕たちは」あたりでいったんすごく静かになる感じのアレンジが似てた気がする。


ライトの演出は『神話』が一番わかりやすかったけど、やっぱりいつも通りすごく凝ってた。
詩女神六姉妹のところはちゃんと彼女たちの色に切り替わってたし。あとは『朝と夜の物語』でも紫と青で分かれてたし。


『暁光の光』で曲の最後におもむろに歩いてくるRevo。そして「ムッティ、ひかり、あったかいね」。
この直後、奏者が一斉に楽譜を思いっきり音を立ててめくる。
この「楽譜をめくる」の、楽譜の指示として書いてあるんだって。現代オーケストラだ……。


『西洋骨董屋根裏堂』はアレンジがちょっと意外だった。骨董品を8個連続で紹介するところ、オリジナルでは出典元アルバムのメロディ引用しているけど、今回はなかった。

ただその代わり、ここって同じメロディー8回繰り返すところで、8回ともメロディー担当している楽器が変わってて、どんどん印象が変わっていくのがすごく楽しかった。

特にしょっぱな1つ目の白銀の甲冑がフルートで、あの金属質に輝く感じと合っていると思う。


『アーベルジュの戦い』は生のオーケストラで聞いてみたかった曲筆頭だったから、夢がかなって嬉しい。

もともとオーケストラっぽい楽器編成だけど、インディーズ時代のだからなかなか生では聞けなくて。それが今回聞けた!嬉しい!!
この勢いで聖戦と死神全部オーケストラで聴かせてください!(強欲)


RIKKIママンを超久々に見た。RIKKIママンの声で『11文字の伝言』を聞くと、やっぱり帰って来た感じがする。

RIKKIママンとRevoで一緒にやる曲として『石畳の緋き悪魔』の選曲はびっくりした。これ!?いやRIKKIママンもともと参加しているけど、これか!観客めちゃくちゃ動揺してた。

開始時点でも動揺してたけど、RIKKIママンメインの裏で、本来KAORI嬢パート部分をRevoが原キーハモしだしてまた動揺した。

しかもこの直後、REMIさんパートをRevoが担当。さすがにオク下げだったけど、直前が男性としてはキー高めハモリだから一気に音下げる感じで大変だな……。


SAK.さん、絵馬コンのときは規制でまったく声が出せなかったから、やっと声援を届けられた!

絵馬コンのときのSAK.さんは伊咲(伊坂)那美としてのキャラを守る感じだったけど、今回は『The Beast of the Endness』でSAK.さんとしてのソプラノを聞けた。

Joelleさんバージョンは哀愁を感じたんだけど、SAK.さんバージョンは怒りを感じた。歌声というか、表情が般若だった。伊咲那美っぽさも感じた。
若本さんのナレーション部分もSAK.さんで、ちょっとドスを聞かせた感じだったからかもしれない。


『狼樂神社』が原曲よりテンポクソ早かった。明らかにRevo必死だった。
なんであれあんな早かったんだろう?

コーラスがSAK.さんだけだったからSAK.さんの声がよく聞こえて、コーラスパートこうなってるのかー!って新たな発見があった。


なんかの曲でフルートかピッコロがバチクソ荒ぶってるところあったんだけど、どれだったかな。私むか~しちょっとだけフルート吹いてたことがあって気になったんだよね。

あとティンパニ?(席の関係でパーカスがほぼ視界に入らなかった)が心臓音みたいに聞こえたりとか、『神話』でずっと鳥のさえずりみたいな音が聞こえてたりとか、いろいろ気になったけど公演回数と目と耳が足りない。

オケコン楽しかったなぁ。
ハロパのチケットも当たると良いな。

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