2024/05/24 森、道、市場2024
はじめての森道!!
この5年ほど、かなり関西方面へ遊びに行っているけど、何度でも思う。
「遠い」。
京都以西に行くのであれば大阪まで飛行機で行ってしまうのが最適解なんだけど、それより東は上越新幹線からの東海道・山陽新幹線になり、かなりの長旅なんだよな。
でも新幹線大好きだから楽しいのだけど。
東京から豊橋に行く途中に三島で乗り換えがあって、駅のホームで富士山を見たんだけど。
人生で一番ちゃんと見た富士山かも、と今になって思う。
いつも「ッシュン」と通り過ぎ様の富士山しか見たことない。
やっぱりなんだが圧倒されるんだね。
いま、5/28(火)で帰ってきてから2日経つけど、もうすでに忘れ始めている。
年取るってこういうことなんだと思うけど、覚えていられる期間が圧倒的に短くなり、しかもそれすら曖昧で、不安になったり、(まいっか)となったりでございます。
昼前に豊橋について、そこから電車で蒲郡へ。ちゃんと太平洋海岸へ降り立ったのは初めてかも。日本海側と空も暑さも違うんだよ。こういうのいいよなぁと旅をかみしめました。
5/24(金)1日目
一番最初に見たのは鎮さん!!
本当に映像で見てるまんまでバチくそイケてた。環ROY×U-zhaanでのステージで、あのまろやかなのにガツンと来るラップ。初夏の風浴びて、気持ちく揺られて最高の幕開けだった。
タブラの音もめちゃくちゃいい。結構スピっぽい、ナチュラルなイメージ抱いてたけど、ゆるやかな二人のラップとめちゃくちゃマッチしてて、感動。
ギンビス放り投げててウケた。楽しすぎる。
やっぱり生の音楽良くない!?
4月にBUMP行って以来のライブ。BUMPってもはやスピイベントなのでまぁちょっと違うんだけど。
だから久しぶりに頭空っぽにして身をゆだねて周りを気にせず音楽に塗れたのだ。
ただ、人いっぱい過ぎて全然中には入っていけなかったので、鎮さんを横目に昼飯を買うべく並んでたんだけど、友達が注文した料理忘れられてて40分以上待ち、その時は(まぁまぁね)とか思ってたのに、時間経つにつれてどんどん「いや!なんでなん!?」となってきて二人で笑った。いやなんで?
一番のお目当てはお笑いステージの「金属バット」
年末に「新喜劇ツアー」で見て以来、THE SECONDを楽しみに生きていたのに、まさか本物見れるとはな!めーちゃ楽しみでチケットとってて本当に楽しみだったのだ。
めちゃうれしー!!!今思い出してもうれしい!!
席は劇場でステージから花道が伸びるように、真ん中には椅子が置かれず、そこを避けるように両サイドに椅子が並べられていて。
そんな中、2列目の中央通路側を押さえ、しかも椅子が前後蓮並びになっていたので、実質最前列である。多分距離は3mくらい?隣も前もいなくて本当に見やすかった。
ガチ恋と言われていますが、さすがにこの距離は近すぎてドキドキした。
たのしーー!!!
ネタはふつうの漫才だけではなく、前半は司会者からのインタビュー+後半は漫才という構成になっていて、どうやらインタビューパートで「お笑い芸人のタネ明かしを本人たちと行ったうえでネタをやってもらう」という、芸人泣かせの意図だったよう。
ここで司会者として出てきた人がまた絶妙で、私たちにははまらず、終ってから家に帰るまでずっと友達とぐちぐち言っていた。
司会者は一応お笑いというていでインタビューをするんだけど、二人があまりにも司会者泣かせで。
本当は司会者がイニシアチブを握って、裏話を引っ張り出して、やりづらい中ネタに送り出したかっただろうに、彼らが一切手綱を離さないのよ。
インタビューという設定なのにちゃんとお笑いをしていて、ずっと二人が空気を作っていて、相手が仕掛けてきても乗ってあげない。なんなら食っちゃうのだ。怒涛のお笑い攻めで私はもう二人にゾッコンになってしまった。
最後までタネ明かしをしない。
裏を見せない。
シラ~とケラケラしてる二人が本当にかっこよくて、たまらんかった。
そして何よりくそ面白かった。
本当にチケットとってよかったー!!!当日券ギリギリまで出して立ち見もたくさんいて、やっぱりみんな大好きだよね!?ってうれしくなっちゃった。
金属バットだ~~~~~いすき!!!!!!
以下ネタメモです。
・車いす×軍帽×ハゲ。アウトやろ?かわいい真っ赤なギンガムチェックのひざ掛けかけてんのウケた。いや、凝ってんな。
セカンドで壊れちゃったんだって。
・開放する友氏。
・生まれは「なんでやねんシティ」と言われる真っ暗な暗闇。
・「…ガクテンソクヤダァっ!!!!」
・好きな食べ物は?「おなご」「味覚、味蕾、この空間をクリエイトすること、トミー、タカラトミー、つまり「お笑い」」
・豊橋駅の喫煙所に一口だけ食べたおにぎり。まぼろし?
・雨の日の田んぼ、見に行ってしまった。
・オスの人魚
・シルバーに青のライン、めっちゃきれいなメス、顔はサバ
・ぷよぷよのやつやん、手だけのやつやん
・きれいな意思を積んで、13個集める。麻雀
・狂犬病のクリオネ
・EXILEの愚痴
・べろちゅーで雷が走る。(震えるコバ氏)
・AEDで雷が走る。(〃)
・スタンガンで雷が走る。(〃)
・人魚になる
・大阪の南港。モノレールみたいな四輪車。
・杵屋かサイゼリヤ。悩んでそばの大盛を頼んだら、できません。うどんしか大盛できなかった。
・(髪をいじいじする友氏)
・おもんない!
・帽子を投げる
・落ちを覚えていない。
この日のラスト、Charaです!!
あの人はもはや自然か?エネルギーがすごいんだよ。
夕方だからさ、(海に沈む夕日でオレンジのサンセット、しかも浜辺で音楽を浴びる。最高じゃん!!)と考えていたんだけど、いざ夕暮れになると、太陽は山に沈むんだよな。
カルチャーショック。
日本海の人間には見慣れぬ光景なのだ。けどそれでもよし。
砂や海風にさらわれていくCharaの声。
かなり気持ちよかった。
1 しましまのバンビ
2 Junior Sweet
3 ミルク
4 call me
5 タイムマシーン
6 せつなくてごめんね
7 やさしい気持ち
8 Swallowtail Butterfly~あいのうた~
En:あたしなんで抱きしめたいんだろう?
スワローテイルきた瞬間、みんなガー!っと前に出て、スマホ録画で、(す、すげ~~)となった。
実は後から声流電刹聞いて知ったけど、友保氏はちゃんと公演後に浜辺をうろっており、しかもCharaも聞いてたらしく、私かなり惜しかったやん・・・となりましたとさ。
閑話休題
この日は、めちゃ楽しくて、しっかり疲れて、23時には寝て、翌朝8時まで寝るという、超健やかな週末の幕開け。
当たり前だが、体を動かし、太陽を浴び、たくさん寝ると、人間は元気になるっぽい。
2日目。
この日は遊園地ステージでベボベ→岸田さん→礼賛という感じでお目当の方たちが連続ステージ。朝から前日よりも晴れてるし、目覚めもいいし、あったかいしで出だし好調。
のわりに、豊橋からの電車を乗り間違え、行き過ぎるという凡ミス。
1日目とは違うルートで行けたので、まぁ楽しかったのでOK。
ベボベ
リハ:ポラリス
1 17才
2 short hair
3 夕日、刺さる部屋
4 Endless Etude
5 The Cut (RHYMESTERを呼べずスミマセンでした!と言ってた)
6 ドラマチック
7 BREEEEZE GIRL
あまりにも久しぶりに浴びたこいちゃん。かなり夏フェスセトリでめーちゃ楽しかった!
最初「17歳」のギターフレーズ鳴った瞬間、(あ~~~~!!!)と何もかもよみがえって胸がぎゅーとして涙が出そうになった。
いつまでも心締め付けるさわやかさだ!!!
切ない曲も、暗い曲もあるんだけど、明るくて楽しくてまぶしい太陽を浴びながら聴くのに持って来い!の曲ばかりやってくれて、フェスの醍醐味だよな~!と贅沢に思いました。
ライムスターが同じ日にいたので呼ぼうといろいろ調整してくれたようだが無理だったようで、それでもこいちゃんのラップも最高。
あの高校生だったときの無邪気に無心に音楽に合わせて手を挙げる感じ、いつだって体が覚えてるんだな、と思いました。
忘れてたって、歴史があんだよな。
ベボベ明けは、group_inou
初めて見たけどかなり楽しかったな~!
客層は若い子が多くて、中に超~~~かわゆいカップルがいて、暑さに負けそうな私は、かなり彼らに元気もらった。ゆるゆるルックな二人が後方で各々自由に踊っていて、かなりかなり良かった。最高じゃん!
そのあとは初めての岸田さん!!
くるり聞き始めたのって本当に近年かも。有名な曲は知ってはいても自分から選んで聞くことなくて、やっとここ1年くらい、スッとはいってくるようになって、シャッフル延々と聞いたりしており、いいタイミングで聴ける!とかなり楽しみにしていた岸田さん。
あの人京都の方だよね?ゆるっとした関西弁とあのすこしイタズラな笑顔が、どうにもかっこよくてズルい!!
ゆるっと始まったけど、はじめっから泣いちゃった。難しい言葉はつかわないのに、なんか見透かされてて、気づいたら包み込まれてて、大人つよ!!って感じ。
大人のかっこよさはズルいよ。。。
あとはHomecomingsの畳野さんの歌が良すぎたねぇ。ちょうど日が傾き始め、さわやかな風が吹き抜ける中、あの透き通ったよく通る声。かなりよかったな~。
Homecomingsも聞いてみようと思います。
また絶対岸田さんに会いたい。
岸田繁
リハ:男の子と女の子
1 鹿児島おはら節
2 Natsuno
3 太陽のブルース
4 琥珀色の街、上海蟹の朝
5 ばらの花 W/畳野彩加(Homecomings)
6 Baby I love you W/畳野彩加(Homecomings)
7 言葉はさんかくこころは四角
待ってましたの「礼賛」
今回のもう一つの目的。サーヤに会いに来た!CLRに会いに来たのだ!!
楽器隊がリハし始めて、最後のほうにニコニコのサーヤが登場。まぶしすぎて泣いた。ガチ。
ボーカル付きでリハ始めてくれたんだけど、かなりたくさん歌ってくれたし、「お客さんもリハしましょう!」と煽ってくれるサーヤ。芸人はさすがのおもてなし精神である。盛り上げようとしてくれるのマジでえらい。
Sugarもイントロ始まった瞬間、え~~~!??という感じ、サーヤリサイタルである。リハで即感じたけど、サーヤ本物もめちゃ歌がうまい。ちゃんと歌がうまくて感動しちゃった。
本編中盤の「先輩の曲やります」で「熱帯夜」が始まった瞬間の爆上がり、えぐかったです。
RIPてもうあまり聞かないじゃん?本人たちも出てないし。なので、かなり嬉しかったし、一昔前は夏フェス常連だったわけなので、爆上げ曲モリモリ持っているので、それ思い出してちょ~~~楽しかった!ありがとう!!
礼賛
リハ:
ちくしょう!
NO SWEAT
Sugar (MALOON5 カバー)
1 スケベなだけで金がない
2 橋は焼かれた
3 愚弄
4 PEAK TIME
5 むちっ
6 Chaos
7 TRUMAN
8 オーバーキル
9 熱帯夜 (RIP SLYME カバー)
10 take it easy
礼賛は「PEAK TIME」出たとき、はじめてちゃんと聞いたけど、ちょうど私にサーヤブームが来ていたので、バチ!っとはまってしまった。
その前にサーヤがくるまとの動画で「ずっとさみしかったんだと思う。テレビが楽しくなると思う」というようなことを言っていたのが本当にグっときて、かなり共感して泣いてしまうくらい。
前職で、ひとりぼっちで唯一エンジン全開で頑張ってるみたいな状態。実際はそうではなかったのかもだけど、でも私がそう感じていたのは間違いなくて、だからサーヤがそうこぼしたことが本当に苦しいほど理解できて涙出ちゃった。
その流れでCLRの歌を聞いたもんだから、泣けて泣けて。
そんな風に聞く曲じゃないかもだけど、あの適度に力が抜けてて、気持ちよく体が乗れるリズムに、ガチのヒリヒリとした歌詞が乗ってるの、本気過ぎて、かっこよすぎて、サーヤにゾッコンになってしまったのだ。
だから、サーヤを見た瞬間、あの眩しさにやられそうになった。あんなにすごいカードをぶら下げてるのにフロントマンとして一番輝いているし、一番主役だった。
何かのインタビューかなんかで「バンドメンバーはSSRが用意されてたから自分が頑張らないわけにいかない」と言っていて、本気で楽しいことやってる人が、ちゃんともがき苦しんでること、かなり勇気をもらう。そしてちゃんと私たちに笑顔を見せてくれること、ありがとう過ぎる。
という感じで、私の初森道は終了。
かなり楽しかったし、かなりいい思い出。
やっぱり音楽が好きだし、言葉が好きだし、自然も好きだし、友達も好き。
一緒に行った友達と話していたけど、数年に一度しか会わない友達もいるわけで平均寿命を考えるとあと数十回しか会えないなんて、なんて人生短いんだ!と。
音楽も同じで、他もそう。大切なこととか人とか、全部あとどれだけ時間を費やせるんだろ~って改めて思ったね。
鈍感に生きてたらどんどん時間が消えてっちゃうよ。
ここで必ず浮かぶ言葉
「増えてゆくようで減ってゆく日々を 使い果たさず出会えたこと自体 緊急事態」
我々の日々、積み重なってるようでカウントダウンなのだ。
鈍くなるなよ。
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