2024/09/29 Sphery Rendezvous 大阪


・オープニング
やっぱり「窓の中から」だねぇ。
セットリストの最初と最後がこうやって繋がってるのか、と。公演タイトルやセット演出などにも通づるのかも。
最初は4人のコーラスから始まり、最後には同じフレーズを何万人もで合唱するのだ。
彼らと私たちのランデブーだよ。
涙が出るよ。

・SWO

・アンサー

・なないろ

・pinkie
何度聞いてもいいイントロだ。
セトリに入るのは久しぶりの曲だと思うし、A面曲ではないから、こうやってまたライブで聴けるのは嬉しいよねぇ。
「自分のじゃない物語の 端っこに隠れて笑った」
で苦しくなってしまって涙止まらなかった。
今この瞬間、忘れたくないけど忘れちゃうんだよな。
だからまた懲りずに会いに行くんだよ。

・記念撮影
何度も何度も思うけど、藤原基央が「迷子でも大丈夫 どこまでだって行けると思う」って言ってくれること、本当に本当にずっとお守りになる。

・邂逅
これ、埼玉公演がベストアクトでは?というのが浮かんでしまう。
パフォーマンスの話ではなく、立地的棚ぼたで、あの虫の音の演出がめちゃくちゃいい味だったんだよな〜。
最後大サビ前、無音になる瞬間、虫の音が会場を包んだんだよ。とても痺れた。

・strawberry
「もっと歌っていい?」みたいなこと言ってから歌い始めた?私今回のツアーでは、この曲が1番好きかもしれない。
藤原の優しさがめちゃくちゃ伝わってくる。歌もいい。この曲調だから、藤原の歌をめちゃくちゃ堪能できる。
左右のステージ端まで歩いっていってみんなのことよく見て歌ってた。「あなた」にぶつかってた。
私は、藤原の声がよぎるんだよ。苦しい時も幸せな時も平凡な時もやるせ無い時も。
今日までの自分も抱きしめろってことね。

・太陽
やはり、最初のギター。苦しすぎる。涙出るだろ。

・メーデー
爆泣き。
俺は一体、いつまでメーデーで泣くんだ。
今更なのに、歌い出しの「君に嫌われた君の沈黙が聞こえた」で、あまりにも苦しすぎて泣いてしまった。
「僕もまた同じように沈黙を聞かれた」で始まる2番。
苦しいけど、わかり過ぎで、なんなんだよな。

・レム
今日気づいたけど、こんなにしんどい曲なのに、アウトロはめちゃくちゃ優しいんだ。

・souvenir
藤原が歌詞に合わせて、歩いたり、急いだり、恥ずかしがったり、また走ったり。
どれだけ想像力があって優しさがあったら、(この人の笑顔は、どれだけの土砂降りを超えてきたのだろう)と思い遣れるのだろうか。
それを想って涙が止まらなかった。

・アカシア
「俺と君の歌」と藤原が笑った。
紛れもなくそうだったから、涙が止まらなかった。

・GRAVITY
「空のない世界でも また明日 明日がちゃんと来ますように」
こういう世界を知ってるから人だから、藤原こと信用してるんだと思う。

・木漏れ日と一緒に
かなり抽象的な歌詞だよなぁと思ってる。
だけど、重なる部分があるし、思い当たる気持ちが確かにある。
わたしには結構しんどい曲に聞こえるのよ。

・Ray
幸せな曲だ。
いつ聞いたって前向きで、背中を押すというより、手を引かれる曲。
サークル型の天井に沿うように「○×△」のライティングかキラキラとしていて、眩しかった。
「生きるのは最高だ」
これをどんな気持ちでみんなが言ってるのか。

・窓の中から
似た色の光を見つけるためには、窓の外に出ないとなんだよ。
この曲を今日聴いてる時、本当に素晴らしい曲で、革命みたいな特別な曲なんだ、と心底思った。
企画があったからこういう形に立ったのはもちろんあるけど、オーディエンスの声が曲の一部として必要な曲は、それがあってこそ完成する曲はこれだけだと思う。
みんなの声が藤原の声に重なったとき、あまりにも綺麗で、パワーがあって、相乗的で、感動してしまった。
特別な曲です。
強制的に更新される「今日」でも、生きてくんだよなぁ。

・en:宝石になった日
なんでこのタイミングで…
たまたま昨日、バタフライツアーを思い出して、「宝石になった日」聴きたいな、と思っていたんだけど、あまりもうやらなそうじゃないですか?
だから、まさか、あのキラキラしたイントロが流れてくるなんて…
苦しい。
あんなに綺麗で、明るいメロディなのに、言っていることは全部苦しい。胸が苦しくて喉が詰まる。
会いたいよな。

・en:ガラスのブルース
これは藤原基央だと思ってる。
だから、猫が歌い続けるのなら藤原もそうだし、猫が全力なら藤原だって全力なのだ。
だから、藤原にも自分の顔が映る水を舐める日があるし、暗闇が立ち込める日もある。
私たちは聴くことしかできないけど、歌い続けてくれる限り、多分ずっと藤原の歌が私には必要なんだと思う。
「生まれてきたことが意味になるのさ」


最後、急に藤原節で語り始めてた。
「鏡に映った自分が誰だかわからない、前から見ても横から見ても、あれなんだこれ」
「無だ」
「そういう気持ち、わかるだろう?」
「おれの曲を聴いてる人たちならわかると思う」
「理由が見つからない」
「意味がわからない」

「無責任なことは言えないから、「そのうち見つかるよ」とは言えない」

「だけど、今日ここにきて俺の曲を聴いてくれた、そのかおを見る方が、よっぽどおれは、俺が何者だかわかるよ」
「だから、それを俺にわからせてくれたという意味で、君たちには理由が最低でも一つできただろ」
「まずはそれでいいだろ」

「また会おう」
「いや今日が最後かもしんねぇじゃん」
「でかい地震かくるかもしれない」
「ダンプが突っ込んでくるかもしれない」
「別に元気じゃなくてもいい」
「だけど、もし俺が歌ってたら、ちゃっとでいいから時間をちょうだい」

「バイバイ」
「またね」
「おやすみ」


今日はどこかで「愛してるぞ!!!!!」と馬鹿でかい声で叫んでたな。
多分最後喋ってる時。
「大阪たくさんきたよ、みんなのおかげ。もう数え切れないくらい。」と言うことも言っていた。「私たちが会えてること奇跡だ」ってことも。
久しぶりに、藤原の暗いところにある気持ちを喋ってるの聴いた気がする。
少し涙目にも見えたけど。
でも我々の出会いはそれが根源なんだよ。
そこが通ずるから私たちは今ここまで来たんだと思う。
わかるよ、わかる。
自分がなんで生きてんのか、何者なのかわかんなくなる時。
生きようとする身体に、気持ちがついていかない時。

またわかんなくなったら、私も藤原に会いにいくよ。

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