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第2回 めざせ!未来の宇宙飛行士講座レポート


宇宙飛行士という夢が、「目標」になった日

「夢の細分化」
大きい夢は大きいままがいいと思っていたが、
大きすぎてどんな夢か見えなくなることがある
ひとつの夢を細かくバラしていくことで
その中身が明確に見えてくる。
夢が「目標になる」
今回はそんな講座だった。

宇宙飛行士を目指す、最初のステップ

今回のテーマは「 宇宙飛行士の資質 を徹底的に考える」ー後半ー

参加した当初は、優秀な人が多すぎるとしか思えなかった。
自身の宇宙飛行士に対する考えがまだまだ甘かったと痛感した。
ただ、「自身の思う宇宙飛行士像をいかに確立するか」で、自分のやるべきことや必要な能力が明確になるということがわかった。

求める像の見え方が100%に近付くほど、今やるべきことは決まってくる。

宇宙飛行士を目指す為に、
必要な能力だと思う事を努力で習得する、それが既存の能力ならさらに伸ばすことが重要。
それが「どんな能力か」知ることが、最初のステップなのだと理解した。

宇宙飛行士に必要な「発信力・表現力」とは

「もし、あなたが宇宙飛行士として、最初に月に降り立った日本人だとしたらどういう一言を言うか考えてみてください。」

というお題を考えることになった。
宇宙飛行士を目指すものとして、考えるしかない。
ここで疑似体験できることはかなり良い経験になると共に、このように同じ志を持った人間が集まったからこそできる事だと感じた。

 講座では、この課題を軸に宇宙キャスターの榎本麗美さんの解説が始まっていく。
(普通に受講させてもらっているが、よく考えると現役アナウンサーの方から喋りを学べるなどというこんなにもありがたく、貴重な機会が他にあるだろうかとこの時強く感じた)
自分で考えただけの言葉を発するのもいいが、周りにある物を使うことで格段に表現できる幅が増える。話すこと、発信することに意識を使いすぎるのではなく、視野を広げ、使えるものを使っていくというのは、有効かつ正攻法ではないかと感じた。

今日学んだこの「技」は大いに役に立つと思う。麗美さんによるこの講義のおかげで、実際に月にいることを想像して、今もとっさに思いつく表現がいくつかある。強く周りの情景を頭に映し出すことが重要かもしれない。ただ、自身の課題のためにネタを保管しておきたいので、ここではあえて具体的な表現は記載はしないでおく。(ここで出し惜しみをしたからと言って、私にセンスのある動画が取れるとは今は思えないが・・・)。

この発信力・表現力講座、今後は発声練習や滑舌の練習など、実技的なことも考えられているとのことで、これからの講座も楽しみである。

新しい気付き 

ここまで講座を受けていて思ったのは、
今まで一つの目的に対して、具体的な答えを求めすぎていたのかもしれない、ということだ。
「根性論」の話がでたときに、自分は「宇宙飛行士」という、
常に明確な答えがあるわけではないものに挑戦しているのだと再確認した。

宇宙飛行士には、気持ちの面や精神に頼って乗り越えなければならない局面も出てくるだろうし、自分にも今までにそのような経験があったはずだ。
それは試験官の人が判断する選抜試験であっても異例ではない。なぜならその先にあるのは、「壮大かつ危険で未知な宇宙というエリア」だからだ。

同じ志を持つ仲間達との出会い

宇宙飛行士を目指す人、同じ志を持った人が集まり、共に切磋琢磨して夢を目指すというのは本当に素晴らしいし、モチベーションも上がる。
実際一人だけで頑張っていたら、ここまでの知識や気持ちが今もあったのだろうかと思う。
それくらい、この宇宙飛行士部のメンバーは温かく、共に成長できると思わせてくれる人たちだ。そして第1回に引き続き、憧れの内山さんからお話をいただけたことは、本当に嬉しく、感謝しかない。今回もありがとうございました!

次回は、新たな豪華講師のご登場ということで、また一段と参加する意義というのが強くなりそうだ。
今後も私は宇宙飛行士という壮大かつ現実的な夢(目標)に向かいながら、そらビでの他の活動、普段の仕事に従事していこうと思う。
また、今回レポート、記事のようなものを書いたことは大学生以来であるため、度々読みづらい点があったこと、ご容赦いただきたい。

めざせ!未来の 宇宙飛行士 講座 レッスン2
「 宇宙飛行士の資質 を徹底的に考える」ー後半ー 
レポートを読んでいただきありがとうございました。

 そらビ宇宙飛行士部  栗原 優弥(くり)


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