ファジアーノ観戦記 2019年11月 水戸戦

行こうかどうしようか

前節の横浜FC戦で負け、ファジアーノのJ1昇格プレーオフへの進出は、実質消滅。J1への望みが潰えたのに、試合に行くのもなあ、予報は雨だし。しかし今年はこれが最後の試合、次は来年の2月の開幕戦。そこまで耐えられるかと自問自答したら、答えは「無理」。2019年最後の生観戦へ向かうことに。ちなみにこれが茨城での初観戦でもありました。そして半年たった今、行っておいて本当に良かったと思うのです。

赤塚駅からスタジアムまで

東京方面から在来線に揺られて2時間、赤塚駅で下車。KSデンキスタジアムまでのアクセス方法を調べたら、交通手段はバスのみ。徒歩の記載がない。地図アプリで調べたら、駅から一時間ちょっと。初めての場所で一時間かけてあるく度胸はなく、素直にバスで向かいました。

水戸のスタグル

水戸ホーリーホックは、この時点ではまだJ1昇格の望みがあったので、雨にも関わらずサポータが多く詰めかけていました。目を引くのがスタグルの屋台。来たからにはどれか食べたいと思うけれど、行列長いし水戸のサポーターばかりでなんとなく肩身が狭い。どこで並べばいいのか、そもそもアウェイサポーターが並んでいいのかわからず、うろうろするばかり。ようやく見つけたのが、「ふくまる」というお米をつかったおにぎり屋さん。すぐに買えたのがありがたかった!お米が白くてつやつやしておいしかった!その土地の食べ物が味わえるのが、スタグルの醍醐味ですね。あとはアウェイ席ゲート近くの屋台でもつ煮を発見。肌寒いときに食べるのがおいしかった!余談ですが、堀アナがカメラもってステーキ撮影してました。アナウンサーさんが自分でカメラ持つのか、と変なところに興味を惹かれました。

アウェイ席は芝生

今回のスタジアムのことを何も調べずに来たので、自分が通ったゲートの先が芝生席で、応援を特に力を入れているとは知らず。応援席からは普段離れて、遠くから応援しているのを見るのが好きなのに。しかし、始まってしまうと、コールリーダーの方に合わせれば大丈夫でした。声を出すのが気持ちいい!あと芝生席だと、子供が歩き回っても視界が届く。攻めるけどバックパスするのがもどかしい、ほかのお客さんもため息 見せ場は後半アディショナルタイムの一森君が攻撃に参加したシーンが、一番盛り上がりました。

応援団の人の涙

J1昇格がほぼ消滅したアウェイのゲーム、ファジサポの数は少ないですが、応援は負けていませんでした。コールリーダーの方、太鼓の方、最後まで頑張っていました。点を入れられてもため息つかない、皆を鼓舞し続ける。みんなで歌う桃太郎は最高でした。コルリの方が試合の後でゲートに立ち、サポーター一人ひとりに挨拶。その姿勢が素晴らしかった。地元を遠く離れたからこそ、地元のチームを皆で応援できる社交の場。

再開のその日まで

2020年4月現在、サッカーが行われる事態ではなくなりました。無期限延長が決定し、Jリーグ側の苦悩はいかばかりか。自分の中にいかにファジアーノが浸透していたのか、その存在がどれだけ大きなものだったのかを改めて知らされることになりました。今年の開幕戦を繰り返しDAZNで見ていますが飽きがこないのです。今は苦しいですが、しかし、いつかは雨はやみ、夜は明ける。再開されたら、真っ先にスタジアムに駆けつけて、ゲートをくぐって通路を抜けて、観客席の中に緑の芝生が見えた時の爽快感を味わいたいと思います。またファジアーノを愛する皆様に現地でお会いできたら、その時を夢に見ながら、健康第一で生きていこうと思います。


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