29歳独身女 引きこもり時代部屋でやっていたこと

29歳独身女フリーター。
ずっと誰かのために何かを発信したくて
勇気を持ってnoteを始めました。

私は今となっては一人暮らしをしていますが、
言い方が合ってるかはわからないけど
一昔前は引きこもりを経験しています。
引きこもりをしていました。
の方が正しいかもしれません。

今回は、
おうちの中に引きこもっている人の
家族に宛てて伝えたい思いを
書こうと思います。

私が部屋に引きこもった一番の原因は、
自分の気持ちをちゃんと
相手に伝えることが
できなかったからだと思います。

嫌なことを嫌と言えず、
やりたくないことを引き受けて、
居心地の悪い環境に無理矢理合わせて、
人に合わせて笑顔を作っていたら、
だんだんとどの顔が自分の顔か
わかんなくなっていって
笑顔もひきつっていって、
しまいには、自分を見失っていました。

アルバイトを始めると
最初は調子良く

しばらくすると、
バイト行きたくないけど
無理矢理行く期間が続き

無理し続けると、朝、起きれない、
シフトに入ってるのにすっぽかす。

店長や、スタッフからの電話に出ない

電話の電源を落とす

そのまま仕事を辞める

という社会的にNGな行動を
繰り返していました。

家族にも友人にも彼氏にも
誰にも理解されずに苦しんでいました。

周りのみんなは普通にできていることが
自分にはできなくて、とても悩みました。

引きこもり時代
家にいて考えることは、
自分が他人に言われて嫌だったことや、
あのときあーすればよかった、
こーすればよかった、の繰り返しです。
時には昔の写真を見て泣いてみたり、
昔の寄せ書きを見て泣いてみたり、
未来や今に生きてなくて、
思考は過去を思い出して
ループループしてました。

家族とも顔を合わせたくなくて、
ご飯の時間にリビングに呼ばれても行かず、
3日ごはんを食べない、
お風呂に入らないことはざらにありました。

深夜や、家族のいない時間に
家にある食料を漁って食べていました。

引きこもり生活を続けると
人の視線が怖くなります。
普通に外に出ることが怖くなるのです。
目の前を歩いてる人が、
自分を変な人なんじゃないか?
と見ているのではないかと、
過度な自意識過剰になり、
さらにひどくなると、テレビを見ていても、
テレビに出演してる人が
自分の悪口を言っている。
という妄想に襲われます。
正直本人的にはかなりきついですが、
他人には理解されません。
もちろん身内である両親にも。

今でも覚えてます。
自分的のリハビリは、銀行や郵便局で
事務的な手続きをするということでした。

そんなこともあり、
自律神経も乱れに乱れ、
迷走神経反射
(お腹が尋常じゃなくキリキリと痛み、
強い便意をもよおし、
立ち上がりトイレに行こうとすると
気を失って倒れ、冷や汗をかくという症状)
も起こすこともありました。

こんなこともあったので、
周りのススメもあり、数カ月、
病院に、通院してお薬をもらう期間も
ありました。

そんな私は今では
毎日楽しく仕事をしています。

引きこもりは、
他人には理解されにくいです。
身内の両親でさえ。

けど、当事者である本人は、
苦しんでいます。
とっても感度が高いのです。
人のちょっとした表情や
仕草から、相手が嫌な思いしているな
とか分かってしまうのです。

共感性がかなり高く、人のマイナス感情に
とても強く反応してしまいます。
悪口や陰口がかなり苦手です。

もし、気になる方がいらっしゃいましたら、
HSPという言葉を検索して調べてみてください。

完全に理解できなくても、
少しでも分かることができると思います。

引きこもりは何かのきっかけで、
終わります。それがいつになるかは
わからないけど、
がんばれとか、
普通にしてとか
言わないであげてください。
本人は本当に戦っているのです。

私は両親にもたくさん恥ずかしい思いを
させてきました。

それでも、
みんなと同じように生きていくことができない
私を受け入れてくれている。
と勝手に思っています。

私がメンタルの不調を克服できたのは、
両親の移住による、
一人暮らし、自立の道を選んだことにあります。

どうか、
同年代の子と同じような生き方が
できなくても、
毎日部屋に引きこもっているだけでも、
信じてください。
信じて待っていてください。

きっといつか、自分の足で立って
自立する時がきます。

私の場合はそうでした。

そして自分に向けられるマイナスの言葉に
かなり弱いです。

周りの人からすると、
甘えていると見られがちです。

けど本当に信じて待っていてください。
いつかきっと、自分の足で
歩き出す日がきます。






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