教務主任日記 20日目 -新たな提案をするとき②-

新たな提案をするときハレーションを起こしがちな人はラガードと呼ばれる層の人たち。

ただ、ラガードの人達の中で影響力のない人は無視。影響力のあるラガードの人には根回しを丁寧にする。このときに賛成させよう、とするのではなく賛成、反対いずれの意見にも一考の価値があること。そして、対外的にいずれのポジションの方がより好意的なのか、反対または現状維持のままではどのようなデメリットが発生することが予測されるか、を説明しておく。

「それでも、私反対だな」
と言われることがよくある。それでもいい。避けるべきは新たな提案をラガードの人たちに賛成して欲しいわけじゃない。ハレーションを起こして、レイトマジョリティを巻き込んで欲しくない。ラガードの人は、"私はこの提案に絶対に乗りたくないけど、この提案にも一理ある"とさえもってくれさせすればいい。

これを提案のときには常に意識し続けると、"あの人の提案は賛成できるかは別として、きっと理のある提案なんだろう"と思い始めてくれる。

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