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Earth240505の世界〜推しが渋滞する日

完全なる趣味としてWONK2024年のLIVEリストを作成しております。行ってないものも含め、Duoやソロでのサポート等もメモする日々。その中で気になっていたのが、1月にZepp DiverCity で行われたIOと言う方のサポートにシークレットで社長とメルローが出たやつ。

HIP HOPには詳しくないけれど、KANDYTOWNの方らしい。流れてきたステージの様子を見てびっくり。金網+ガードレール+電話ボックスを設置するなんて、タダモノじゃない!

すごい人がいるもんだと思っていたら、Billboard tourをするらしい事が判明。ツアー初日の大阪はGW→そういえば去年は4AcesがGWの大阪に来てたな→これは、ワンチャンあるかも?どちらにせよ、ステージのカッコ良さは確定してるから楽しいはず!

ただ一つ問題だったのは、絶対行きたいと思っていた【大阪コミコン】という映画系ポップカルチャーイベント最終日と被っていたこと。なので、そちらを楽しんでも間に合いそうな2ndのみゲトリました。

4Acesの予定が出て、メルローは確定かなと思いつつ、サポートメンバーの発表がないまま日々はすぎ時はすでにLIVE前夜。突如として社長がIO Billboard tourのビジュアルをストーリーに。「えっ、どういうこと?社長帯同するってこと????」となったんですけど、よく見たらちっちゃーいフォントでメルローと共にヒカル様のお名前が書いてありました。落ち着いて読め。慌てすぎな。

確定したとなると、1stどうするよ問題、勃発です。社長が大阪でプレイしているのをわかってて、スルーする事ができるのかい?ってことです。

で・き・ま・せ・ん・!

S席が△だったので何度かトライするものの、エラーで弾かれる。まあ、どうしても見たいと思っていた大阪コミコンのファイナルステージ(来日スターが全員集合する!)と被るんで、やっぱり1stはいいか…と、当日を迎えます。

朝、コミコンの入場列に並んでいる時から、もうドキドキが止まりません。こんな急展開で社長のプレイが見られるなんて、あって良いんだろうか。夢なんじゃないだろうか。

おかげでいつもならド緊張する海外セレブとのフォトセッションも、夜に社長の御姿を拝することを思えば朝飯前です。おかげでリラックスした良い写真が撮れました。社長にはコミコンに合わせて毎年この時期に御来阪いただきたい!

さて、ファイナルステージに入場するための列に並ぶかどうかって時に、ふと、Billboardを覗いてみたところ、まだ△はついたまま。何も考えずに先に進んでみたら…席の…表示が、された!しかも上手だーっ!お目当てのスターとは写真撮ったし、ファイナルで顔を見ようと思ってたバック・トゥ・ザ・フューチャーのドクの姿もチラッと見れたし、もうこんなに浮き足だってる状態でこの会場に居る理由はありません。サクッと席を確保しまして、梅田へ向かいました。


腹ごしらえを近くで済ませたので、中に入ったのは開演30分前。もう席はぎゅーぎゅーなのかと思いきや、まだ全然入ってない!ここで客層の違いを実感しました。その分みなさん飲む飲む。そして、男女問わず背が高い!HIP HOPって成長を促す作用があるんでしょうか。うらやましいぜ。つくづく、スタンディングの会場じゃなくて良かったと思いました。開演前にはしっかり満席になり、いよいよスタートです。

サポートがまず登場。みんなスーツ姿です。社長はなんと、すでに片手にドリンク持ってます。そこ、サポートでも変わらないんだな。スーツは多分、幹さんの結婚式の時と同じやつじゃないかと。うーうーうー、かっこよろし…かっこよろしおす…ツアー一発目という事もあってか、かなりバンドメンバーとのアイコンタクトが飛び交います。しかもバチバチしてない。かなり気遣いの感じられる間が流れてました。

スタッフさんが座るドラム後ろの席には、スーツ姿の純平さんが。今日は物販もないので、ステージのサポートに徹しているようでした。今回も大阪まで機材を運んでくださったんでしょうか。ありがたい事です。安全運転祈願。

PAさんは社長の後ろにいるのですが、演奏が始まってからの音の細かな指示を、直接後ろにではなく下手にいるメルローに出し、メルローがPAさんに伝えてたのが面白かったです。

社長のセットはスパイラルあり。ドラムパッドと大きな楽譜台が設置されてました。そんなに楽譜をガン見することはなかったですけど、演奏し慣れてない緊張感のある表情が見られまして、それはそれはカッコよき…

慣れない空気感が沈黙を作ることもあれば、IOがわざと「え?なにこの間…誰?誰がミスってるの?」な小芝居時間を作るのが面白かったです。自分が止めてるくせにキョロキョロと犯人探ししてるフリしときながらぁーの、サポートの誰かとハイタッチやグータッチをするという、謎のIO時間。なんなん、IO、可愛すぎるやろー。メルローがストーリーに上げてたIOとグータッチしてる写真は、この瞬間の2nd版なのでした。めっちゃ熱いシーンみたいな仕上がりになっててウケる。

いや、その前に、IOのスタイル、エグすぎるねん。あんなに顔と体のバランスが極端な人、初めて見ました。ほんまに私と同じ分類の生き物なんやろか。スーパーモデルを目撃した気分です。しかも片手にはロックグラス(コラボドリンクがドンフリオというテキーラだったので、その販促もさりげなく兼ねてるという完璧さ。しかも途中でおかわりするの。なんか、かわいかった)。ステージではお香が焚かれてて、客席にもほのかに香りが届く。照明は終始暗め。雰囲気作りに妥協を感じなかったです。

もう一つ、IOという人が伝わってきたのはMCの時。話し方がとても素朴さを感じさせる発音で。なんで今回Billboardでツアーをする事になったのかを口下手に、まっすぐに説明する姿に心を動かされまして、これからもBillboardでやってくれるのなら見にこようと思いました。

途中、スペシャルゲストとしてKona Roseさんが登場。もう、立居姿も声もムーブも、何もかもがDiva!なんとも贅沢な時間でした。

さらに、もう1人ゲスト。なんとなんとRyohu です!いやーちょっと!IOのフォロワーさんはもちろんテンション上がったと思うけど、これは嬉しすぎる!6月にTENDREとツーマンやるんだけど失礼ながらお名前しか知らなかったもので、ちょっと不安だったんです。うぉー、かっけぇ!オーディエンスへのアピール上手い!ぐわぁーっと場を盛り上げといて、嵐のように去っていくの楽しすぎました。一気にツーマンへの期待がMAXになった!

そんなこんな、すごい事が次々起きる訳ですが、その間もちろん、我が推しはバチバチにgrooving’なビートを刻み続けます。あー、かっこよし…基本的には生音で合わせるのですが、同期のある曲だけは襟元から出てるイヤモニを聴きながら演奏してました。最近ヘッドホンでモニターする事が多いから、なんだか新鮮でしたね。伸びた前髪をちょいかきあげたりニコニコしたり終始ゆるい雰囲気にも関わらず、演奏は細心の注意を払ってるなぁと。WONKを演奏するって、いつもの慣れた曲であってもやっぱり戦いというか、音との対話をしてるのかなと思いました。そんなこんな考えているうちに社長はジャケットは脱ぎ捨てまして、安定の白シャツ姿です。うぇーい、見慣れた姿ー!

メルローはSAXもギターもこなすので、忙しい。伸びた髪がスーツ姿にばっちし合ってまして、こちらもエグかったです。この方はかっちりしてる衣装が合ってると思う。客席に音を届ける力なのか知名度なのか(多分両方)バンドメンバー紹介の時、一番拍手と歓声が大きかったです。みなさん、良かったら4Aces見にいってくださーい。マジでくらいますよー!

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