2024.5.18 燦然行脚@四日市CHAOS

2024/5/18はfewsに会いに四日市へ。
告知が出た瞬間、Rhythmic Toy Worldからのお呼ばれ!!!キャパちっちゃ!!!
って焦ってチケット取った。
告知出てからずーっと楽しみにしてた。

CHAOSに行くのはすごく久しぶりで。
前に来たのっていつだっけ…?
って振り返ってみたんだけど、2019年のドラマストアかな。
ドラマチック・ミュージックショーのアンコールツアー
神サイとのツーマン
整番1番をもらったあの日の記憶はアメブロにありますので、
気になる方はそちらをどうぞ。
読み返してちょっと泣いちゃったな。笑

今回の整番は39
結構前の番号の人たち飛ばされてたから、
実質25くらいで入ってるような気がする。
小さな箱だし、ステージも高めだからどこからだって見やすいのがCHAOSだ。
一瞬、後ろで観ようかな、とも思ったのだけれど、
かずやさんの手元が見えそうだったので4列目の上手に落ち着いた。
かずやさんに限らず、ドラマーが見える機会は、貴重なので。
私は基本的に下手の住人なのだけれど、
fewsは上手で観ていることが多いのでだいぶ景色にも馴れてきましたね。
上手で観てるのは単純にかずやさんが見易いからです。
下手だと海さんのお水スタンドがちょっと、視界の邪魔で。笑


緊張でお腹が痛いのは通常運転です。
どうしても、祈るようにその時を待ってしまうし、
この縋るような感覚はずっと消えないんだろうなぁ。
だから、ほぼオンタイムで始まってくれて助かった。

ステージの上にドライアイスがもくもくして、
照明が落ちてSEと共に高揚感が満ちていくあの時間が、好きだ。
ゆっくり息を吐いて見つめたステージに、
はるきさん、かずやさん、海さん、こうたさん、の順番だったかな。
姿が見えたらちょっと泣きそうになってしまって、
会いたかったんだなぁ、と思う。

周年ツアーも終わった今、何から始めるんだろうって思ってたけど、
音が鳴る前から空気でわかる、一曲目はピリオドを打て
ピンと張りつめた空気が一気に弾ける勢いとまっすぐさに、
何度音を浴びてもはっとするし、心を貫かれる。
一直線に飛んでいく海さんの声が暗闇を割いて、
光があふれだすように照度の上がるこの瞬間が、
私がライブハウスまで足を運ぶ理由のひとつなんだ。

余談だけれど、数日前に友人に誘ってもらってXIIXを観たんですよね。
セットリストの中にilaksaという曲があって、
どどどん、と音が沈んだところがものすごく好くて、
重く沈んだり、反対に空を割くように上昇したり、
そういうのを浴びたくてライブに行ってるなぁって改めて思ったんだよ。
だから、突き抜けていくピリオドにいつも以上に好きがあふれてしまって、
やっぱり感覚を言葉に置き換える作業は私には必要なんだろうな。

話を戻して。
号泣したライブから約ひと月。
気持ちはなんとか立て直してきた。
続くページを喪った本は、まだ仕舞いこめはしないけれど、
今目の前にある存在の確かさが私を支えている。

ここがあの日の未来だ。
瘡蓋をはがす勇気なんて私にはまだなくて、
でも、あの日が過去になって私から遠く離れても、
選びたいのは今だって思えるのは、君の歌に会えたからだよ。
物語を運ぶのが下手だから、伏線なんて回収できないけど、
君の名前なら大声で呼べるから。

ハイテンションで打ち鳴らされるドラムが愛おしくて、
きらきらと散らばる希望的なピアノが眩しくて、
まっすぐな声が空へ空へと心を引っ張るから、
ああ、届きたいな、って、そう思って。
(ベースの音はちょっとこの日は聞こえづらかったな)

はるきさんが促すように手を挙げたのに合わせて手を挙げたし、
大サビ前だったかな、一瞬音が止んで時間を溜めて、
発条を起こすように4人全員で腕を上げる姿にぐっと来たんだ。
笑っちゃうほど、良い景色だったなぁ。
元気いっぱいの始まりに心がぎゅうってなった。


勢いのままなだれ込む、Sweet Home
華やかでいいよね、いつだってにこにこしてしまう。
膨れ上がった「好き」がステージの上からフロアにあふれ落ちて、
幸福に満ちるようにライブハウス全体が明るくなる。

この日の私はテンションがいつもより高かったし、
かずやさんの音は元気いっぱいご機嫌に跳ねているし、
(UNIT.の時もめちゃくちゃご機嫌な音してたよね、この日も元気で大変良い)
きゃっきゃきゃっきゃとしてた記憶がある。

OKです、の仕種をする海さんを見つめがちなんだけど、
みんなここやで!って顔してたし、
上がるOKに、にっこー!ってしてたのが可愛すぎて。
え、まって、記憶を巻き戻してもその印象が強すぎだが?
ってくらいに可愛かったな…。笑

強めの打鍵で舞い上がるピアノの音は、色が濃い。
印象的なオレンジとピンクと黄色。時々黄緑。
暖色のアップテンポはハッピーで楽しいな。
ひらひら舞ういくつもの指先が音と踊るようで、
その向こう側で笑うメンバが可愛くて愛しいんだ。

ねぇ、笑っててよ。

って、強く強く、思いが込み上げてきたのは、
人に帰るんだと歌う海さんが愛おしくてたまらないからだ。
たくさん傷つけられながら、それでも想いを手繰り寄せて、
前にもどこかで言ったのだけれど、海さんは人が好きな人だから。
だから、こんな風に想いの先で笑って歌ってくれると胸がいっぱいになる。


二曲目明けでMC入るのって珍しいよな?
思った以上の熱量、って笑ってたけど、本人たちもテンション高かったよね。笑
りずみっくとのライブはドラマストアの時にも観ているけれど、
ああ、憧れの人なんだなぁ、すごく好きなんだなぁ、っていうのが伝わってきて、
この日もうれしそうでテンション高くて力入ってて、
でもあの頃より緊張をパフォーマンスのブースターにできていて、
誰目線だって話ではあるんだけど、それがうれしかったんだ。

ポケモンカードバトルの話をしてたのにはさすがに笑う。
勝ててよかったね、かずやさん、ってにこにこした。

地元という大切な場所に選んでもらってうれしい、って言ってたな。
凱旋公演って本人はもとより、観客側から見ても特別だし、
そういう特別な日に呼んでもらえるのはうれしいよね。
呼んでくれた想いに、応えられるライブをしたいよね。
と勝手に想いを強くしたりしていた。


MC明けが君と4号線
かずやさんの元気いっぱいのカウントから、
ぐんっ、と加速するイントロが何度も言うけどすごく好きだ。
何度でも言いたくなるくらい、私はこのイントロでぜんぶを持ってかれる。

何度振り返ったって、恋だったんだと思う。
まるで恋のようだね、と言われたし、そうだよ、とも答えたけど、
紛れもなくそうだったなぁ、と思う。
記憶を引っ張る歌詞に、あの日々の幸福が引っ張り出されて、
なんだってこんなにもまだ、眩しいんだろう。

ぜんぶ放り投げて、音だけを追いかけていく。
あの空へ向かって上昇する音に手を伸ばして、
これが幸福じゃないならなんだって言うんだ。

気持ちよく韻を踏む歌詞が臨む未来が、
暗闇の中から私を連れ出すから、
この疾走感が私の手を引くから、
ねぇ、なんとなく、でその手を選んだって間違いにはならないよね。


息を継ぐ間もなくなだれ込む4曲目はRythmic Toy Worldのカバー
対盤でしか見たことがないしタイトルを覚えない子なのであれなんですけど、
やっていたのは「描いた日々に」という曲だそうで!

楽しそうなことよ!!!って感想が強く残っている。
かずやさんの満面の笑みを見てこっちがにこにこしてしまうよ。
私は基本的にセトリにカバーが入るのは好きじゃないんですけど、
(sacraのCrash & Buildツアーみたいに最初からコンセプトとして組み込まれてるのは別)
だからひと月前のアイビーカラーとのライブも何故カバーを?ってなってたんだけど、
こんな風に想いをあふれさせられちゃったらそれが伝播してしまうんだよ。
緊張気味の歌声がそれでも想いを抑えきれずにあふれて、
愛おしい時間すぎたなって、振り返っても思う。

あと、りずみっくのカバーということでばちばちのロックだったわけですが、
やっぱり海さんはロックが似合うんだよなぁ。
本人がポップバンドやりたいってずっと言ってるからわかってはいるんだけど、
私はロックバンドをやってほしいんだよ、って思ってしまうし、
まぁでも彼らはポップの色を纏ったロックバンドだからな、って思ってるし、
ロックバンドが奏でるポップが好きだからある意味正解ではあるんだよな。
っていうのをロックサウンドぶつけられるたびに考えています。

袖でりずみっくが観てたらしく、
演奏終わってから、怖い怖い、って下手から目を背けたの可愛かったな。
mc時間取ってあるけどmcいらない…って言ってたなぁ。笑
憧れの先輩の曲を演奏するのは、緊張するよね。


気持ちを切り替えて、5曲目はゴッホと徒花
落差!!!ってなったけど、これくらい振り切った方が引きずられなくてよかったのかも。

ゴッホと徒花大好きだから、いつ聞けてもうれしい。
水紋が広がるようにピアノが鳴るのも、
いつもより硬めのドラムの音も、
胃の腑の底で蜷局を巻くようなベースも、
淡い輪郭で歌う声が満ちていくのも、
美しい幻想と鬱屈が混ざり合って現実味のない淋しさで境界線が解けていく。

ゴッホは温度が低くて、それでいて濃密で、
ドライアイスが空間に充満するみたいに感情が充満する。

僕は印象派はあまり得意ではないのでゴッホにもそこまで詳しくはないんだけれど、
感情を絵の具に託した歌詞に彼の絵の色彩の強さを思う。
生きているうちに売れた絵は一枚。
それでも描かずにはいられなかったのは、彼に筆を執らせ続けたのは、
いったいどういう類の感情だったのだろうな。

ラストに向かってシューゲイズ味を感じさせる轟音が、
増幅する感情に押し潰されるようなこの感覚が、
この曲の本質なんじゃないかって、思うよ。

ゴッホはいつも圧倒されてしまうから、
皮膚が泡立つようなざわざわとした感覚だけが明瞭で、
この曲は紐解くのではなくただ感じるのが正解なのだろうなぁ、と思うし、
緊張を孕んだ声の震えさえも味方につけて歌う海さんのこと、
すごく、きれいだなって思った。


楽しい曲やらへん?って曲替えを提案した6曲目はmaybe you
一番かわいい曲演ろって言ってたのを覚えてるから、
つまり彼らにとって一番かわいい曲はmaybe youって心のノートにメモった。笑
恋人に振られて悲しいみたいな曲をやるつもりやったけど、
そういうんじゃないよなって思うので、
推しに会えたハッピー!みたいな曲やります!
ってニュアンスのこと言ってて可愛いなってにこにこしたし、
差し替え前の曲はララバイだったってことですね。

曲替えって前に見たのいつだったかなぁ。
明確に記憶があるのは学際なんだけど。
時々そういうことやるよね、そういうところ、すごく好きだよ。
スタッフさんは大変だろうけど、その時歌いたい曲を歌ってほしいの。
個人的に聞きたい曲はいろいろあるけど、
差し変わった曲がまさにそれっていう時もあるけれども、
これじゃないな、って思うなら曲を変えて全然構わないと思うんだよ、
そういうライブが、私は好きだよ。

かずやさんんの同期のセッティングを待って、
幸福の色がぶわっとあふれ落ちるように始まるイントロに、
ゴッホで色と感情の絡まりを見せられからのmaybe you強いってなったし、
照明以上に空間が明るくなったようで心がふわふわした。

歌いながらステージ袖を伺ったり、
なおたかさんのことだなってわかる歌詞替えをしてはにかむように笑ったり、
待て待てなんだその可愛いのは!ってなったのは私だけじゃないと思うの。
個人的な話だけど彼と私の対盤の趣味はぜんぜん合わなくて、
だから対盤がいいから絶対行きたい、ってライブはほとんどないんだよね。
でも、りずみっくとの対盤だけはいつだって絶対行きたいって気持ちがあって、
それはりずみっくの音楽に触れたいっていうのはもちろんそうなんだけど、
緊張にまで現れるほどの海さんの"憧れ"の感情を浴びたいからなんだと思う。
だから、あふれんばかりの、大好き、が愛おしすぎて、
ほんとに、海さんかわいかったなぁ…。

急遽の曲替えに愛らしい照明を添えてくださったのとてもうれしかったし、
これもすごく個人的なあれなんだけれど、
「変われない君が好きよ」のあたりで花のような紫のライトがくるくる回ってて、
いやほんとそれは理人さん、って一人納得しました。笑
私に侵食しすぎているAnthos*くん(4年一緒にいるからね)


間髪入れずに続けた7曲目はノーマライゼーション
白銀の煌めきが空間を一気に埋め尽くすのは何度体感しても美しい。
いつもちょっと遅く感じるのだけれど、この日はそんなことなかったな。
単に、曲の輝度から連想するスピード感と実際のテンポが違うだけなんだと思うけど、
それが絶妙に合ってたのがこの日だったのかもしれない。
噛み合っている、感じ。
それがすごく、気持ちよかった。

凛とした音が空を指す。
眩しさで目が眩む。
その光に、いつだって手を伸ばしたくなる。
どうしたって、心があふれだしてしまう。

完成形ではなかったというあの大阪の夜から、
ずっとずっと、僕が焦がれてやまない光。
もっと、もっと、と必死で伸びあがって、
ノーマライゼーションは、祈りで、願いだ。

眩しくて、愛おしくて、うれしくて、
体が光に満たされていくような日だった。
思い返すたびに、幸福で満ちる。


ラストMC、終わった直後に必死にメモを取ったので再構築します。

リズミックとやると、いつもより緊張するんです。
10年以上の付き合いになるんですけど、
最初に音楽をやめたいと思うきっかけが直孝さんでした。
あの人みたいな曲が作りたくて、歌が歌いたかった。
時を経て、こうしてだいじな日に呼んでもらえたり、
あの時とはお互い違う目線で同じような音楽を、
押し付けられるんじゃなく、話を聞いてもらえるようになった。
味気ない好きが好きよってさっき歌ったんですけど、
本当にそういうような人ですよね。
まっすぐ目を見て褒めてくれるような人ではないけれど、
僕は褒められて伸びるタイプだからそういうところがちょっと嫌いで、
だからこそ「ようやったなぁ」って頭撫でられると、
涙が出るくらいうれしかったんです。
今の自分が鳴らしたい音が少しでもあの人たちに伝わってたらいいなって思います。

想いが間違って伝わらないように言葉を選びながら話してるように聞こえたし、
声が少し揺れて緊張と愛が滲んでいて、
海さんがりずみっくとやる時にすごく緊張しているのはライブ観てたらばしばし伝わるし、
その、憧れに追いつこうと必死で食らいついていくライブが好きで、
認めてほしいっていう気持ちが伝わってくるライブが好きで、
だからりずみっくとの対盤は絶対行きたいって僕は思ってるから、
改めて言葉にされると、めちゃくちゃぐっときちゃったな。
私が、泣いてしまいそうだったよ。

海さんは、褒めて褒めて、ってする子だからさ、
要求に従って褒めると、よっしゃ、って本当にうれしそうに笑う子だから、
ただのファンの私にすらそんな風にうれしそうに笑うんだから、
直孝さんに頭ぽんぽんってされたらそりゃ泣きそうにもなるだろうよ。
海さんが、うれしい日だったならいいなぁ。


MC明け、ラストの曲はアンダーソング
再会を願って、ラストを鳴らすのは本当に愛おしいし、
海さんがタイトルコールをしてくれるので私はうれしい。
私はタイトルコールが好きな人間なので。
アンダーソングという曲を歌います、って、
いつも丁寧にタイトルコールしてくれるの。

イントロのピアノが好きだって話はこれまでにもしてると思うんだけれど、
ほんっとうにイントロのピアノが好きで。
階段を駆け下って外に飛び出すような、
その勢いで広がるスカートの、その裾のひらめきを瞼に映す、
そういう刹那的で眩い美しさがある。
はるきさんが目の前だったから、イントロをじっと見つめてしまった。

感情を鮮やかに縁取る光は肌に染みて内側に潜る。
体の中に光の満ちていくラスト2曲の美しさよ。
息苦しさの向こうへとまっすぐに向かっていく光が、
ここにあるすべてが答えなんだと思う。

思い出す物語と、染みついた物語と、
この手が選べるものはまだ他にもあって、
何度でもそれを信じて手を伸ばしたくなるんだ。

切実な願いはその時々で想いを馳せる先を変えて、
それと同じくらいにどうしようもなく重なっていて、
アンダーソングに縋りついて泣いたあの夜の先、
ここには駆けだしていく力強さがあって、
目いっぱいに伸ばした手が震えていないことが、
空白を抱えたままの私には救いだったんだよ。


セットリスト

1.ピリオドを打て
2.Sweet Home
3.君と4号線
4.描いた日々に(Rythmic Toy Worldカバー)
5.ゴッホとあだ花
6.maybe you
7.ノーマライゼーション
8.アンダーソング




転換の間に場所を後ろに移した。
丁度PA席の下あたり。
Chaosはステージが高いから、その位置からでもなおたかさんはよく見えてうれしかったな。
私はどっちかっていうとりずみっくの音楽の方が守備範囲に近いから、
そういう意味でもずっとはしゃいでいた夜だったし、
りずみっくに会いに行くと必ず泣いて帰ってくるんだけどそれはこの日もそうだった。

なおたかさんの愛に降り込められるライブだった。
これはライブ直後につぶやきもしたのだけれど、あの時の純度を残しておくべきだと思うんだ。

こんなにも全肯定してくれるバンドがいることに、救われる。
ボロボロになって逃げ込んだライブハウスに、
いてほしい、と思うのがRythmic Toy Worldというバンドだ。
心の柔らかい場所に触れられてそう思いながら号泣していたら、
「弱気になったらまた遊びにおいで。俺が全肯定してやる」って、
がっつり目を合わせられてしまったから余計に泣いてしまった。
あれは、ずるくないか。

今しかない、ここにしかないもの、を毎回あんなにも真摯に渡されたら、
ここに帰ってきたい、って思うよ。
人生の半分かけて、ようやくここであなたに会えた、って話してくれることも、
戻ることはできなくてもぜんぶここにある、ここにいる、って言ってくれることも、うれしくて泣いた。
ここにくるまでにいろんなバンドを好きになったと思う。
そのぜんぶがあなたを作ってる。
あの日右を選んだら今日会えなかったかもしれない、とここにある今を肯定されて、
俺がやってきたこと間違ってなかったって思えるって僕らの応える姿を見て言ってくれるから、
それでありったけを受け取ってって歌うんだから、泣いちゃうよ。
こんなにもまっすぐで美しい激しさを、あふれんばかりの愛を注がれたら、
あなたに歌ってるんだ、って言われたら、
守られてるみたいで、抱きしめられたみたいで、
だからいつも、りずみっくはヒーローだって思うんだ。

違う音楽でも根っこのところが同じだからって、また何度でも対盤を重ねるって、
そう言ってくれたのもうれしかったな。
私はベクトルが違っても絶対値が同じ音楽を好きと言い続けていて、
なおたかさんが言ったのはそういうことだし、
海さんがこの人みたいな音楽が作りたかった、と言ったのが効いています。


本当に幸せな夜だった。
こういう夜があるから、私は私を諦めないでいられる。
どうか、また対盤をしてくださいね。

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