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サミシサとトモニ春


最近寂しさが多い人生だ。
季節もあるが寂しいことが苦手な私はとても苦しい。
でも、人生は寂しさと共にあるものだ。
一年振りでご無沙汰ですがよかったら、寂しい夜にでも見てください。

一、恋人との別れ

1ヶ月ちょい前、大好きだった恋人と別れた。
どうしようも解決できない理由なのでお互い満足しお別れを言い合った。

別れた直後は距離も離れているしすっきりした気分だったのだが、今になりどうしようもなく寂しさが湧き出てくる。
匂いや温度、音楽やご飯、1人で寝るセミダブル。
ふとした瞬間にたくさんの小さな思い出が転がっていて、
恋人の偉大さを知る。

恋なんてそうそうするものじゃないし、男の子は周りにたくさん居るけど、彼氏となればまた話は難しくて。

でも結局1人じゃ寂しくなって、セックスしたりして。
その瞬間は楽しいけど、冷静になると空っぽになってしまう。
結局、そこに温もり求めてもセフレなんてカラダしか興味ないんだよねって。
これ、「基本のキ」、「義務教育」。
もうやーめよって、今日は家にある男の歯ブラシ捨ててやったぜ!
幸せを求めるなら、少女よ強くあれ!

ニ、親友とのすれ違い

最近、寂しさが増してる理由は親友とすれ違っているという事にある気がしている。
というのも、価値観の違いから年に一度するかしないかの喧嘩をしたのだが、そこにモヤついて連絡を取れずに居る自分がいる。

彼女は私の親であり、姉であり、親友である。
小さい頃からどんなに辛い時もいつも隣で駆けつけて、冷静にケツを叩いてくれいた。

でも、私が不甲斐ないがためにそろそろ彼女は私の前からいなくなってしまいそうだ。

とても悲しい。

でも、ツベコベここでぼやくよりさっさと本人の顔を見て確認したほうがいいよな!
意地を捨てて連絡しよう。

三、私だけプー太郎

実は私はストレートに行けば、今年で卒業である。
本来明日、仲間たちと袴着て卒業証書を持って笑顔で写真を撮る予定だが、
もちろんこの私が、そう簡単にそこへ行くはずは無い。

まず、去年休学してるおかげで1年遅れ。
その学校さえ、最近は体調崩しがちで通えず卒業も危うい。
しかし、自分で学費や授業料を出している為、無理して行くくらいなら無理せず学びたいものが学べる学校に行こうと、編入も計画済みだ。

というように、旅人からはじまり、ライターや編集者、アパレルブランドや新規事業部、そして4年間ホステスとして日本三大繁華街に骨を埋めているおかげで、思考が豊かになり、膨大な社会性(ぶっ飛んだ)を身に付けさせていただいた。
もちろん、社会的に見ればクソガキだが、その多様な思考で選んだ変な選択肢に今のところ後悔はなかった。

しかし、今年同級生たちが卒業し社会人になったり、留学にいたり、海外で働いたり、すでに社会人で働いていたりとしっかりと生きている様子を見ていると、
私がいかに好きなことばかり見ているプー太郎かを思い知らされ、社会から取り残されていく気がして落ち込んでいたのである。

かといって普通に生きられないので受け入れるしか無い。
プー太郎なりにもがけ!戦え!抗え!
プー太郎にはプー太郎の人生(みち)がある!

四、10年後の私へ

去年の暮れごろに小学校卒業記念に埋めたタイムカプセルが出てきた。
同窓会に出ず、取りに行けなかった私に天使が送ってくれたのだが、
旅先から帰るとそれが届いていた。

これの中身が中々感慨深く、10年後の私への手紙や母からの手紙、思い出の写真や、思い出の品など、とっても良かった。

自分への手紙は、

何の仕事をしてますかー?
ホステスです。
彼氏はいますかー?
最近別れました。
友だちと楽しく過ごせてますかー?
微妙です。
バスケをしてますかー?
流石にしてません。

こんな感じだが、
最後に、「今より幸せになってね」という言葉がぐさーっと刺さりました。
そうできるようにがんばるぞーっと。

ちなみに、母からの手紙も入っていたのだが、
この歳になって理解できることばかり書いてあった。
さすが偉大なる母。
当に母は私の振り袖すら見ずに死んでしまったが、
甘え上手!喜び上手!笑い上手!を忘れずに。
とあざとい母っぽいメッセージに笑ってしまった笑
すっかり私は忘れていたことだった。
胸に刻もう!

五、サミシサとトモニ春

このように、日々色々なことが目まぐるしく起きている。
現に今も中耳炎熱真っ只中でこの1週間毎日40度である。
これからも色々なことが当たり前に起きるだろう。

その度に私は、悩んで、叫んで、笑って、泣いて、気持ちよくなって、気持ち悪くなって、強くなる。
苦手な寂しさがあるおかげで人は強くなる。
さあ春は目の前だ!23歳はどんな歳になるかな?

健康に笑顔で愛溢れた日々を過ごせますように。

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