見出し画像

ボーイングのB787-10のエコデモンストレーターが次世代航空交通システムの試験飛行で2023年6月12日に成田空港に飛来

この試験飛行は、日本、アメリカ、シンガポール、タイの航空当局と共同して、世界初となる実際の旅客機を用いた試験飛行(次世代航空交通システムに関する試験飛行)を実施するものとなります。

 エコデモンストレーターが成田国際空港へ到着後、歓迎式典、機体見学、次世代航空交通システム及び脱炭素化に関する共同記者会見、署名などを行います。

 試験の目的は、グローバルな領空にわたる飛行経路を調整することによって運航効率が高まり、ひいては航空機の燃料使用量およびCO2排出量が最大10%削減可能になることを実証することとなります。

<次世代航空交通システム(TBO)により実現すること>※TBO:Trajectory Based Operation(軌道ベース運用)
 航空機の航空機の相互間隔を保ちながら、最適な経路と通過時刻を常に調整
  [1]より安全で快適な飛行を実現
  [2]急な気象変化(積乱雲や火山噴火など)へスムーズに対応
  [3]消費燃料の削減によるカーボンニュートラルへの貢献

【スケジュール】
 ・経路:シアトル~成田~シンガポール~バンコク
・6月12日(月)成田国際空港
  (11:00頃着陸予定)
   11:00~13:00 機体見学、撮影
   13:45~15:00 歓迎式典、記者会見、署名
・6月13日(火)東京都(四ッ谷)
   10:00~15:00 離陸前から巡航に移行するまでの試験飛行の行程を報道公開
  (13:00頃離陸予定)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?