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【SV s19最終424位】体は剣で出来ている。

 ご覧いただきありがとうございます。s19お疲れさまでした!
 順位自体はあまり高くないですが、自己最高順位を更新できたことに加え、界隈全体の記事を書くハードルを下げる為にも記録用として書き記しておきます。3ヶ月ぶりの更新なので楽しみながら書きます!笑

今回も目次を用意しているので、お好きなトピックをお選びください!

パーティー名はFateから取りました笑
s20中はレンタル公開してますっ!

構築経緯

 シーズン序盤はs18に引き続き、ザシアン構築をひたすら模索していた。理由は大きく分けて2つ。1つ目は"ザシアンのビジュアルが良すぎる点"、2つ目は、"禁止伝説枠以外の一般ポケモンを無理なく数値の高いポケモンで固めることができる点"である。あとついでに、"相手の禁伝枠に左右されず選出できる点"が挙げられる。
 1つ目の理由は特に重要で、モチベーションに直結しかねない。しかし、モチベだけで勝てるゲームではないこと、構築の動かし方が極端に対面的に寄ってしまう(一直線)等の理由から今期は別の禁伝と心中することに決めた。
 そこで、ザシアンを使う上で特にメリットだと感じた"禁止伝説枠以外の一般ポケモンを無理なく数値の高いポケモンで固めることができる点"を残したまま、ザシアンよりもパワーを感じる禁伝を軸にしようと考えた。
 従って、候補に挙がったのは黒バドミライドンコライドンである。しかし、黒バドとミライドンに関しては"最大打点に無効タイプが存在する事で不意のテラスタルに簡単にアドを取られてしまう点及びそれによるストレス"が気になったのでコライドンを軸にすることを決めた。
 また、今期爆増していた黒バドスタン(ディンルー, カイリュー, 黒バド, 水ウーラ@2)にも構築単位で有利を取れるためそこも評価点である。

 使用禁伝は決まったので、前期の記事やコライ構築を使ってる配信等を見漁り実際に複数のレンタルを使用したところ、コライドンの型の中でも特に"ダイススケショコライドン"の使用感がずば抜けてよかった(抽象的な表現をすると最もパワーを感じた)為、最後までダイススケショコライドンを煮詰めることにした。

ダイススケショコライドンの魅力は"構築の要点"に示す。
 
 次に相棒枠、ここは一度使ってみたかった&あまりにも相性が良い点を評価し、"眼鏡ハバタクカミ"を採用。以上2体を軸とした。更に、この2体はステロにアドを取られにくいという地味だけど大事な長所を持っているのも素晴らしい。

 この2体(スケショコライ、眼鏡カミ)を同時に採用している記事や動画を探してみたところ、意外にもあまり見つからなかった。
 唯一見つかった記事を熟読し、自分でも使ってみた。考察した通り、スケショコライのパワーの高さや、眼鏡カミとの親和性が光っていた為、自分好みにカスタマイズして使用することにした。
(いろはす様には掲載許可を頂いております(o*。_。)oペコッ)

 中盤付近(~25日)はとにかく型を試行錯誤していた。そんな時に、とある配信が目に留まった。

 かの有名強者であるうわっきー様(最終1位おめでとうございます!!)の配信である。しかもレンタルあり。余談ですが、初めて最終3桁を達成した時の構築(前回の記事)もうわっきー様の構築から構想を得ております。
 このレンタルで150戦ぐらい回した(並びもちょくちょく変えてみた)ところ、楽しかった。えぇ。でも一番大事だと思っている。
 とにかく楽しみながらポケモンをすることができたので自分に合っていると感じ"並びを変えずに調整や技を微調整し練度を高めることに決めた"
 襷パオの選出機会が少なく感じたため、パオと炎ポンの型を変えたり並び自体を変えたりしたが、"相手の選出が変化する(当然)こと"や、"選出圧力が高くなりすぎたせいで相手の割り切った行動が増えた"ことを感じ、素直に練度を極めようと思えた。

コンセプト

・パワーの高いポケモンを強く使う。
・可能な限り噛み合いを減らす。
・テラバーストを採用しないことでテラスタルの柔軟性を確保し、選出とプレイングによる順当な勝利を目指す。

単体解説

 採用順に紹介します!!

コライドン

親名は第3の匿名TN。

テラスタイプ:炎
性 格:意地っ張り
特 性:緋緋色の鼓動
実数値:191(124)-198(196+)-136(4)-*-131(84)-168(100)
技構成:フレアドライブ/スケイルショット/ニトロチャージ/剣の舞

[調整意図]
HD-臆病黒バドの+1アスビ75%耐え
  特化黒バドの霊テラアスビ確定耐え
  テラス時、A4アマガの蜻蛉+特化ミライドンのEF下イナドラ 瀕死率6.64%
  テラス時、臆病眼鏡カミのステラパワージェム確定耐え
A-11n
 HB特化ラッシャに対して晴れ下スケショ4回+カミのムンフォで乱数61.16%(5回なら残飯込でも83.95%)
S-最速100族抜き
 +2で最速スカーフ黒バドを抜けるライン
 遅いミライドンを抜いてるライン
B-余り

翼の王。
 NNツバサノオウ。sv発売当初はあまり好きな見た目ではなかったが、一緒に戦っているうちに愛着が湧いた。なんか可愛い。
 コライドンあるある、破壊。晴れ+緋緋色の鼓動+炎テラスフレアドライブによりありとあらゆるポケモンをワンパンすることが可能。火力指数的には、あのウーラオスの特化インファイトの約2倍という凄まじさを誇る。また、その火力の高さに加え無効化されにくいタイプ(特性以外で無効化されない)の技がメインウェポンであることから採用に至った。
 また、"噛み合いを減らすというコンセプトを守るためにもミラーに強い炎テラスは理にかなっている"
 あり得ない高火力により半減でも大幅なダメージを与えることができる為、"殴る場面においてテラス択が発生しない"凄いポケモン。
(無振りミライドンに対して64.0%~)

 技構成は最大打点のフレアドライブ最強技のスケイルショットスケショが通らない相手を起点にSを上げることができるニトロチャージ不利展開を捲ることが可能となる剣の舞

 また、"Dに厚く振ることで受ける場面でのテラス択も極力排除することを意識した"(本来はHから振った方が固くなるが、+1アスビの乱数をずらす為にD振りから入っている)。今回の例では、ミライドンやテラスが残っていないカミの前ではテラスを切ることが安定択となる。
 更にスケショとD振りの相性も良く、調整段階で特殊方面を意識している為スケショのデメリットである"相手を突破したあとの脆さ"があまり気にならない。先制技への耐性という面では元々の物理耐久の高さによりある程度補えている。所謂禁伝パワー。
 調整に関しては、Aを200以上まで伸ばして(HBラッシャへのスケショ乱数意識)Dを削り、Hに回した調整と交互に使用していたがどちらも使用感はよかった。

↓ヒカリ様から頂いた大切な個体。これからも愛用します。

https://twitter.com/hikari_toxapex?s=11&t=j9Ws2RuDex0BLHrOihXKdQ

ハバタクカミ

毎度おなじみ治療様から頂いたA0マスボ色個体

テラスタイプ:フェアリー
性 格:臆病
特 性:古代活性
実数値:155(196)-54(個体値0)-88(100)-166(84)-156(4)-188(124+)
技構成:ムーンフォース/シャドーボール/ドレインキッス/滅びの唄

[調整意図]
S-準速135族抜き
 晴れ下で準速スカーフミラコラ抜き意識
HD-特化ミライドンのEF下イナドラ確定耐え(~153)
  臆病眼鏡カミの妖テラムンフォ確定耐え(~154)
  特化イーユイのオバヒ確定耐え(~153)
  テラス時、臆病眼鏡黒バドのアスビ50%耐え
  C187ガチグマのノマテラブラム確定耐え(~150)
HB-特化鉢巻カイリューの地震15/16耐え
  特化パオの氷柱11/16耐え(陽気なら確定耐え)
  ステロ+特化パオの不意確定耐え(~154)
  A252霊獣ランドの地震確定耐え(~150)
  陽気水ウーラの水流 瀕死率4.61%(目安)
  A252ハッサムのテク二バレパン50%耐え
  A4ディンルーのヘビボン13/16耐え
C-余り全て

コライドンの絶対的相棒枠。
 NNナビクミグシ。レギュBにて初登場以降常に環境上位に君臨するランクマ界のアイドル。コライドンが被弾しやすい"ドラゴン", "格闘", "ノーマル"技の一貫を切りつつコライドンとの攻めの補完にも優れている、コライドンの為に生まれてきたかのようなポケモン。
 晴れ+眼鏡により、実質的にスカーフと眼鏡を同時に持っている状態があまりにも強く、上から相手を制圧していける。レギュG初期から常に注目されているコンボ。
 また、s18後期から爆発的に数を増やしているカイリューに対して基本的に対面有利をとれることや、一貫性の高い最強技の1つであるムーンフォースをタイプ一致で放つことが強力。今更語ることは特にない。

 高い素早さと耐久振りによりあらゆる場面での行動が保証されている。例えば、シャドーボールに受け出して来たクッションのハッサムに対して"こちら視点では択にならず、合法的に居座ることが可能"

 技構成は色々試したが、最強技のムーンフォースは確定。タイプ一致で追加効果による崩しも狙えるシャドーボールも確定。残りの2枠をパワージェムやマジカルフレイム、地面テラバーストなどに変えて試したが、そもそもジェムを押す展開が弱いことや、柔軟にテラスを切りたいコンセプトに反する点が気になった。
 また、ドレキ滅びの技構成自体強く、"相手視点考慮できない勝ち筋"を生み出すことに貢献してくれた。滅びは初手のコライドンで暴れたあとの詰め筋として重宝し、ドレキは最終日付近、「ラス1カミvsコライ&HP7割残った妖テララッシャ」の盤面で、HPミリから妖テラドレキで回復→ウェブタ耐える→ドレキで突破→コライ倒す という展開で勝ったことが印象深い。ほかにもツツミやパオに対して打つ場面があった。

 sv環境中は常にお世話になりそうなポケモン。これからもハバタクカミとは上手く向き合っていきたい。

パオジアン

NNはFateから。

テラスタイプ:ゴースト
性 格:意地っ張り
特 性:災いの剣
実数値:155-189(252+)-101(4)-*-85-187(252)
技構成:氷柱落とし/不意打ち/聖なる剣/剣の舞

[調整意図]
A-リーチ意識でガチ特化
 +2不意で無振りミライドン乱数一発(11/16)
S-準速
B-余り
 特化ウーラの水流確定耐え

ASの神。
 NN無限の剣製。2体目の禁止伝説枠。特性災いの剣により実質A種族値は驚異の177。全盛期ザシアンをも凌ぐ数値。
 剣の舞+高火力先制技による制圧力が魅力的。初手で有利対面を取った際(相手の行動がテラスor引きのみ)には積極的に積むようにしていた。その場合、相手がテラスを切るとパオジアンが簡単に突破されてしまう展開もあるが、相手にテラスを切らせて且つ+2不意を打ち込んだ展開は悪くない。
 例えば、初手ミライドンと対面した時(裏にカバがいない)、相手の特性が先に発動していればほとんどスカーフであると断定でき、剣の舞→不意打ちで大ダメージが期待できる。テラスを切られても妖テラである場合がほとんどだったので、「妖テラマジシャ→コライドンの起点、流星→カミで裏に負荷をかける、イナドラ→不意が通る+コライの起点、ボルチェン→出てきたハッサムに対して不意で削る」といったように、ほとんどのパターンに対応可能。チョッキの場合は上からテラスを強要させられる。

 正直氷テラスでの採用も考えたが、"立ち回りがテラス前提になってしまうことを懸念した"為、見送った。

 初手に投げて3タテする試合もそこそこあった。最強。

オーガポン

「押しの子」2期楽しみ!

テラスタイプ:炎
性 格:意地っ張り
特 性:型破り→面影宿し
実数値:187(252)-176(156+)-105(4)-*-121(36)-138(60)
技構成:蔦棍棒/ウッドホーン/挑発/剣の舞

[調整意図]
A-11n
S-準速85族抜き
HD-臆病黒バドの珠アスビ15/16耐え
  特化ミライドンのEF下流星11/16耐え
B-余り

ポンの鬼。
 NNポンの鬼。所説枠。主にコライドンとの役割集中で崩しを担う役割。また、コライドンが苦手とするヘイラッシャやカバルドンに対して強く出るためのこの技構成。剣の舞+型破りにより、ラウドボーン以外の天然勢では止まらないのが魅力。
 晴れ+剣の舞+テラス蔦棍棒で数値受けを許さない。受けルのラッシャを突破した後は、テラスを切ってホウオウも貫いていた。選出基準は、受けルやディンラッシャ、カバルドン、ゴリランダー入りに投げていた。

 この枠は正直探せばもっと他に居そうだが、唯一無二性が高い点や対ザシアン性能の高さを買って採用した。

ガチグマ

前回記事の流用個体。

テラスタイプ:ノーマル
性 格:控え目
特 性:心眼
実数値:207(148)-67(個体値0)-141(4)-199(204+)-100(116)-77(36)
技構成:ブラッドムーン/大地の力/ハイパーボイス/真空波

[調整意図]
HD-特化シルクガチグマのノマテラブラム確定耐え
  特化ミライドンのEF下抜群テラバ確定耐え
  臆病黒バドの珠リフスト11/16耐え
S-ミラー意識で36振り
C-なるべく高く
B-余り

ガチすぎる熊。
 NN虚式 茈。その名の通り高火力で半端な数値受けを許さない。
 技構成はテンプレのものを使用し、黒バドに対面で強く出られるようにノーマルテラスでの採用。よくあるテンプレの型なので、今更特に語ることはない。最強。

 ミライドンの電気技や黒バドのアスビの一貫を選出画面で切ることができる便利な複合タイプ(その2体に強いとは言ってない)。
 ミライドンの裏にいるハッサムに対しても負荷をかけることができ、コライやカミなどで襷まで削った黒バドを心眼+真空波でスイープするなど上手く動かすことで行動回数が増え、役割を持つことができる。

初手のミライドン対面は正直押す技に悩む。

①ノマテラブラム
②非テラス大地

 基本的には①が裏目ることが少ない(相手がテラスを切っても交代しても大ダメージを与えられる)為、①をしていたが最終日初戦にチョッキミラコと当たり、「そういえばそんなのいたわ。」となった。ミラコ自体は耐えるが、なんだかテラスを切って損した気分になる。それからは②を押していた。相手にテラスを切らせた場合、パオジアンの単体解説にて紹介したルートをとることでほぼ全対応できていたので問題なかった。

 ミラー意識で少しSを振っているが、正直活きる場面はあまりなかったので、削ってDかHに回すのが無難だろう。

ヘイラッシャ

アホ面が最高に腹立つ。

テラスタイプ:炎
性 格:腕白
特 性:天然
実数値:257(252)-120-176(196+)-*-93(60)-55
技構成:ウェーブタックル/地割れ/欠伸/守る

[調整意図]
HD-臆病眼鏡カミの妖テラムンフォ確定耐え
HB-余り全て

地割れの悪魔。
 NNジワレノヒゲ。ヘイラッシャが嫌いな為、認めたくないが間違いなく一般枠最強格のポケモンだった。こいつの役割は地割れでの崩しではなく、欠伸で対面操作をしたりクッションとしての役割を全うすること。欠伸守る択を制することで無限に体力管理をしつつ、TODの勝ち筋を視野に入れることができる。
 また、今回の構築ではミラーをかなり強く意識した配分、技構成、テラスタイプで固めているためテラスは炎(テラス後に相手のハバカミやコライ、炎ポンに不利を取らない)。
 初手相手のカミにラッシャを合わせて、テラスウェブタを押し総量有利を早めにとる(自分の構築には十中八九カミコライラッシャの選出をされる為)ことを意識し、TODを勝ち筋にすることで相手から動かなければいけない場面を作る。そこに守るや欠伸を合わせておけば地割れをおさずに再現性のある勝利を狙うことができる
 
 技構成は、対ホウオウやゴチルなどで活きる最大打点のウェブタ、崩しができる地割れ、最強技の欠伸、欠伸残飯とシナジーのある守る。もう1個の構築では雪崩やボディプで使用していたが、正直どちらでもいい。間違いなく圧力が高いのは地割れ。
 とりあえず1シーズン使い続けて感じたのは、このポケモンこそ真のPSポケモンであるということ。

選出

対黒バドスタン

コライドン, ハバタクカミ, ガチグマ, パオジアンの中から3体
相手の構築にゴリランダー、カバルドン、ヘイラッシャ等が並んでいる場合、炎ポンを投げることもある。

対ミライドン

ガチグマorパオジアン+コライドン+ハバタクカミ
前述した動きを再現していく。オオニューラが嫌な時は早めにコライドンを展開するか、裏にヘイラッシャを用意していた。

対コライドン

ハバタクカミ+コライドン+ヘイラッシャ
9割この選出。初手カミコライ対面はヘイラッシャに引く。電気テラスチョッキの場合は、こちらのコライドンが有利な為テラスを見てから行動を決める。

対ザシアン, 白バド

コライドン+ヘイラッシャ@1
正直構築単位で有利な為、相手の構築を見て柔軟に選出する余裕がある。@1にはパオジアン以外の3体から選ぶことが多い。

対ホウオウ・ダイナ受けル

コライドン+オーガポン+ヘイラッシャ
これしか投げられない。他のポケモンは崩し性能に欠ける。
ダイナの場合はカミを投げることもなくなくないぐらい…

重いポケモン

・耐久振り襷キラフロル(マッショ, マジシャ両採用)
 スケショ耐えてくる+相手視点マッショ安定+確実に仕事される+浮いてるポケモンも毒びし回収もいない。
 嘘は言いたくないので正直に話しますがガチで終わりです() 
 本来、初手のコライフロル対面では、フロル視点鋼テラス剣舞が一番の裏目になる為、初手でマジシャは押しづらい。また、炎テラスコライ視点はテラス剣舞することで生存しながら積むことは可能だが、その後の展開を考えた時に拓として弱すぎる。通したところでラウドボーンに引かれたら?引いてステロ踏んだらアスビ圏内入りやすくなるなぁ。等考えると結局非テラス剣舞が一番勝率の高い選択になる。
 これは噛み合いの押し付けではなく、相手視点で取れる択と自分視点の択をお互いの視点から観察した結果、俗な言い方をすると最もマシな選択である。実際、フロル側がマジシャを押したときに鋼テラス剣舞されると負けに直結しかねないので許してほしい。

・シードオオニューラ(アクロ, インファ)
カミの上を取られるから面倒。

・ラウドボーン
正直ガチグマやハバタクカミでどうとでもなるが、簡単に倒させてくれない相手だと流石に重い。

・最速眼鏡ダイナ
初手でテラス切ったコライドンが吹き飛ばされて悲しくなった。

・特性ガードミミッキュ(トリル)
最終日付近、2桁のテラパゴス構築にいる特性ガードミミッキュに勝ち確盤面から捲られた(型破りを無効化された)。

構築の要点

・対面×積み

 対面的な立ち回りをするケースが多い本構築では、選出が非常に重要である。同じポケモンを投げていても、選出順番で大きく世界線が変化してしまう。不利対面を作ってしまったときに即負け!ではあまりにも安定性に欠ける。そこで対面駒に積み技を搭載することで捲り性能を与えることにした。
 また、ガチグマやディンルー, カバルドンのような鈍足高耐久ポケモンに対しても崩し性能を高めることで突破を容易にすることが可能。


・スケショコライドンの魅力

僕が思うに、スケショコライドンには大きく分けて3つの魅力がある。

①ザシアン単体で超えられない壁を軽々超えられる。
②同速が起こりにくい。
③気合の襷やマルチスケイル等の行動保障を貫通可能。

 ①に関しては簡単に言えば"火力"である。ヘイラッシャやラウドボーンの後投げに対するリスクの付け方がハッキリ言って異常である。
 例えば、「A実数値200以上のコライドンが晴れ下スケショを打った際に、相手がHB特化ヘイラッシャを後投げした場合」。5発命中するとダメージが110~入る。これは、"特化ザシアンのワイルドボルト(~100)よりもダメージが大きい"
 また、「晴れ炎テラスフレアドライブに対して相手がHB特化ラウドボーンを後投げした場合」、相手がたべのこしを持っていなければフレアドライブ+スケショ5発でそのまま突破可能(特化の場合、92.02%)である。
 更にスケショは非接触且つ連続技な為、"ゴツメ持ちの後投げにリスクがない"点や、③を満たせる点も魅力的(ザシアンにはない)である。
 ②に関しては、sに振り切る必要がない為自明である。以上の理由より、スケショコライドンの採用に至った。

・噛み合いからの脱却

 コライドンを使用する上で避けては通れない話題でもあり、一番の壁。今回は"耐久振り+同速勝負を避けること"、それに加えて"構築単位でミラーに強い型を並べること"で回答とした。個人的な構築の組み方(癖)として軸の2体には必要な耐久調整を施し、選出機会を能動的に増やすことが多い。この考えは間違ってないと思うし、これからも続けてそう。
 シーズン中盤はミライドン構築が横行しており、ミライドン構築に初手コライドンを投げるようでは噛み合いを抜け出せずに勝てないと判断し、選出や動きをあらかじめメモしていた。
 しかし、終盤にかけてミライドンは数を減らし対策が少々空回り気味に感じた。やはり環境を予想するのは難しい…

結果

なんともリアクションに困る順位…

最高最終R1963
TNバイオレット最終424位でした。

感想

 最終日前日の朝10時時点で2ROM300位台R196×に到達しており、ここからラストスパート!!と思いたかったのですが、レポートに追われていた為悲しみの撤退…。初の300位以内が目前だっただけに悔しいですが、仕方ない。。これからも謙虚に楽しみながら頑張ります🔥


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