箇条

・レインコートの姫

・死にたくなることばかり

・砂漠で映画を撮りたい

・専門学校時代の自分「作家の言うことが絶対なら作家になってやる演出家の言うことが絶対なら演出家になってやる」

・わたしに触れないでください

・伸ばしかけのまゆげはまあまあダサい　お出かけまでに伸ばす

・傷ついたことの蓄積を引きずる　演劇向いてない俳優向いてないやめちまえって専門学校の頃から言われてもう大丈夫になったと思ってたのにわたしは何も変われていないできるわけないんだよわたしはへたくそで野外劇も風景に助けられてできたのであって演技ぼろくそで、こういうことをここに書くな、書くから絶対美しくなれない、書くことのリハビリだから仕方ない、文章がこの世で一番苦手だ

・全部嘘です忘れてください

・
「月ってなんで上手く撮れないんだろ」
「え？」
「ぼやけるじゃん、形とか、表面の模様とかさ、綺麗に写らないじゃん」
「スマホじゃ撮れないよ」
「やっぱ高い機材とか使わないと無理か」
「撮られたくないのかもね」
「え？」
「自分の影とか穴とか、気安く形に残されたくないんじゃない？だから太陽から受けた光で誤魔化してる」

・ずっと買いたくて買えなかった室内用プラネタリウムを買った　小さいスタジオでの公演に使えそう　みんなやってる安っぽいとか思われたら嫌だとか考える　体裁ばかり気にする　綺麗なものを素直に愛でる習慣がないから自分で自分が気持ち悪い

、「明日は雨だね」
・「うん」
、「雨の匂いもいいよね」
・「わたしは嫌い」
、「そう」
・「うん」
、「…………」
・「……」
、「夜だね」
・「夜だよ」