孤丘座旗揚げ公演 終演!

平原演劇祭2019第2部「孤丘座、旗上げます。」3/31(日)@豆茶房でこ
終演致しました。
ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました。
ご感想、お写真などもありがとうございます。大切に拝見させていただいております。

高野竜さんによる平原演劇祭、今回は

アンジーさん出演『詩とは何か』+なみちえさんのライブ
夏水さん出演『小岩井農場2016』(暁方ミセイさん作)
武田さやさん、空風ナギ、井川いずみさん出演(記者会見は夏水さん、アンジーさん、高野さんも出演)、酒井康志さんピアノ生演奏、『孤立が丘』

でした。
無事に終えることができて良かったと思います。 凄く盛りだくさんでしたね…!
素敵な方々とご一緒させて頂けて嬉しかったです。皆さんの懐の深さに救われました。
本当にありがとうございました。

色々と思うことはあるのですが、ちょっと整理が追いつかず、すぐにまとめることが難しいです。
ここでは今回旗揚げた孤丘座(こきゅうざ)を中心に取り急ぎ(終演から2日も経ってしまいましたが)書かせて頂きます。

旗揚げ公演『孤立が丘』について、
まず個人として反省すべきことが多いです。
本番のあの状況で、あの時の自分にできることはやりきりました。
観た方が少しでも楽しんでくださっていたら幸いです。

わたしは今まで演劇をする中で、楽しさを自分自身でこれほど感じた経験はありませんでした。
それがこの芝居にとって良かったのか悪かったのか、明確な答えが今出せないのですが…とにかく新鮮でした。風景と対話できた一瞬の爽快さが残っています。

この公演が終わったら自分はどうなったっていい!煮るなり焼くなり好きにしろいガハハハハハハハハハハハハひっヒェッ、
ってきもちで臨んだのですが、終わってみると悔しいし寂しいですね。それが普通なんでしょうけど…

戯曲に触れ、壮大な時間を演じる中で、こんな自分は世界の中でちっぽけな存在だし、その孤独や憂鬱なんて大したことじゃないと思うようになりました。

演劇を、続けていきたいです。
続けていきます。

まずはこれから一年。
一年限定の劇団、孤丘座(こきゅうざ)を旗揚げしました。
孤丘座。「孤立」した「丘」に「座す」と書きます。かっこよい名前ですね(高野さん命名)
構成メンバーは高野竜さん(劇作・演出・制作)、武田さやさん(俳優)、空風ナギ(俳優)です。

高野竜さん。自分が高野さんを知ったのが昨年3月で、孤丘座を旗揚げしたのが一年後の一昨日。この一年(2018年3月〜2019年3月)は自分の中で変化の大きい期間でした。
その中で高野さんに出会い感じたこと、学んだことが自分にとって本当に大切なものになりました。
未熟な自分に『孤立が丘』を、智恵の役を演じさせてくださり感謝しています。

武田さやさん。
『孤立が丘』ではさやさんが研究生・ひな、自分が看板女優・智恵を演じました。
彼女が公演について、「風力発電機並みの旗を、泥だらけ、傷だらけになりながら、ロープで引っ張ってようやく持ち上げたという感じです。」と例えてくださったのがまさに…!
時には個々で、時には共に、這いつくばってきたのでなんというか、みんな無事でよかった…
さやさんのひなに何度も何度も助けられて智恵を演じることができました。感謝です。

おふたりと一年間演劇をつくることができる幸せ。頑張りますね。乞うご期待!

ハードロックに生きていけるよう、進んでまいります!

空風ナギ

photo:tundora

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