フルチョレポ2

メイクに入るだいぶ手前で自作の資料を渡していたため割とメイクの指定はサクサク進んだ気がします。

メイクの全体イメージとしてはSD57の写真とフルチョのイメージイラストを添付し「この写真の幼少期をイメージしたのがこれです」とお伝えしました。

今回フルチョした48番ヘッドはだいぶ幼いイメージの目の大きいヘッドで、もともと家にいた大きい57番ヘッドはどちらかと言うとアイホールもそんなに大きくなくキリッとしたイメージのヘッドだったので、かなりギャップのあるヘッドではありますが、架空の幼少期というのもありまだ擦れていない純然たる可愛さを私の趣味で求めていたのもありこのヘッドとなりました。それに、57番ヘッドももともとタレ目っぽいアイホールをメイクでつり目にして貰ってるから良いかなと……

あと、これはあまりに伝えるのが恥ずかしくはばかられたので、DAさんにも友人にも言わなかったのですが今回のフルチョのイメージは

『冬の寒い日に手指をかじかませ、少し機嫌の悪そうなショタ』

でした。

なので白い肌に赤みの目立つメイクをしてもらいたいなと言う気持ちでフルチョに向かってます。

話が逸れましたがその後も眉、目元、下まつげ、口元とオーダー表に従って私の作った資料を読み解きながら進んでいきました。以下、特に印象に残ったところ

眉毛、これは全体イメージの次にこだわりのあった所で、何気に前回のフルチョの時も1番心配なところではありました。(ちなみに前回は心配を他所に解釈が完全一致)
髪の毛の色の関係で眉毛はグレーにしていますが、あまりにもグレー過ぎると顔単体で見た時に違和感がある場合があるので、今回も前回同様『シャドウを吹いた上から濃いめのグレーに白い毛を交えてかいてください』とお願いしました。ちなみに褒め上手なDAさんにこの表現を分かりやすいと褒めていただいてこの日の私はご満悦でした。
あと、今回は眉毛の形もかなりこだわりがあって『短めの釣り眉』これをイラストで表現して描いていただくことになりました。これも完全に私の趣味ですが結構特徴的な眉毛になったと思います。

唇、これは1つ前のフルチョのメイクブックにのってる一目惚れした48番くんの唇を再現してもらうことになりました(あのムスッとした薄い唇を見た時にこのヘッドでのフルチョを決意したと言っても過言では無いため)ちなみにインスタグラムからその子の写真をとって資料にも貼り付けていきましたがメイクブック2016の方を参考にしてもらうようオーダー表には書いてもらいました。あとモデルにした子には唇の線は入っていないのですが個人的な好みで薄目で線を入れてもらうことにしました。

ちなみに私の個人的な趣味でどうしてもピンク系のチークより赤みのつよいチークが好きなのですが丁度いい資料がなく資料を作る時インスタグラムの公式画像を永遠とさ迷っていました。最終的にちょうど良い資料を見つけたのですが、もはや色味がゲシュタルト崩壊(私には赤っぽく見えるけど世間的にはピンクかも?そもそも私の言うピンクって何色?みたいな)したので写真の横にこのチークの範囲で色はピンクというより赤っぽい色でとよく分からない注釈を付けた資料を作りました。
更に同じ色で耳の中もシャドウを入れてもらうことにしました(雪の似合うショタだったらお耳は赤い方がいいかなって)

以上がメイクのオーダーで私が印象に残ったところです。
目元なんかの特徴的な部分は(キャラドなので)ボークスの写真では参考にする所が無いのであらかじめ用意したイラストで勝負するしかないなと思ったのでそのままを書いてもらいました。

ここまでかなり駆け足で終わり、気がつけば先にフルチョを始めていた友人2人よりも早く終わっていました。

あ、そういえばと思い出したようにDAさんに聞かれた一言

「メイクを濃くとかって希望あります?」

これには少し悩んでしまいました。フルチョレポを読めば必ずと言っていいほど書いてある魔法の言葉です。

でも実は前回のフルチョで私は絶対にこれを言おうと思っていたのに言い忘れてしまったんです。

でも結果としては凄く自分で気に入ってるしかっこいい子が来てくれたと思いました。

なのでこれは悩んだ挙句お断りしました。前回言い忘れても理想の子が来てくれたので今回も言わずにおきます。と

DAさんもこれだけ資料揃えておけば確かにその一言は無くてもいいかもですねとにこやかに笑ってくれました。

正直けっこうイラストとか引用した写真が濃かったのでこれ以上濃くなると怖いなっていう思いが強かったんですが、凄く言ってみたい一言ではありました『写真写りが良いようにメイクは濃いめで!』これはまた次の機会に

その後はまだ終わっていない友人達のフルチョにお邪魔させてもらいました。

何だかんだフルチョって自分の趣味ばかり詰め込めていく瞬間なのでやっぱり楽しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?