勇気
いつしか歩いてきた道のりを振り返ることができるようになってた
とはいえ、一歩一歩を振り返っているわけではなく、「思えば遠くへ来たもんだ」的な、気づかない変化がいつの間にか自分のものになって、気づけば、あぁこんなにも変化してたんだと、自分に驚くっていう感じ
それだからだろうか
それだからなのに
それなのに
人を見ると「違う違う!」と言いたくなり、説教垂れてる自分に気がつく。
それでも、ついつい言ってしまう
「卑下しないで」
でも、、ほんとは、その言葉の奥底の問いかけ
何を手に入れたいの?
何を言ってもらいたいの?
何から逃げてるの?
何をごまかしてるの?
何を見たくないの?
なにを見なきゃいけないと思ってるの?
あぁ。うん。
それはそのまま私への言葉。
私の焦りに対する私の叫び。
遠くに来たもんだ、どころじゃない。
ただ、霞んで見えなかっただけじゃないのか。
そうやって
情けない自分と
それを見る自分と
甘んじる自分
受け入れる自分
反省する自分
進みたい自分
その全ての自分が自分なんだと認める勇気
いつしか歩いてきた道のりを振り返ることができるようになってた
そんなことを軽く言えてしまう恥ずかしい自分も自分
どこか人より上に立ちたいと思ってしまう自分も自分
こんな時、自分を慰めるために使うのは
今日の私は、今までの私で1番の経験者
今日の私は、今からの私の1番の未熟者
私も道のりの途中。
そう気づけたことだけでも成長
そして、空を隠れ蓑にしちゃダメだ
それだけは肝に銘じておこう