ざらざらした手触りで、時に皮膚を突き破ってくるような

針の先端を寝かせて唇に押し当てるような癖があって、特に高鳴りとかもないのだが、あれにはなんの意味があるのだろう。
手首の関節の曲がり方がこれでいいのかわからなくなったり、善と悪がまるで逆になったりするようなことが沢山あるとして、それには意味があるのか。
人が人を悪く言うことや、自分がずっと音楽を聴いていること、電車内でじっとできないこと、道で走り出してしまうこと、駅で突然泣いてしまうこと、私はどうする。
勝木翼と、フォスフォフィライトと、千代田桃。
音だけがずっと鳴り続けているのだが、人に笑われることが怖く、全部無駄になったんだ!全部無駄になったんだ!全部無駄になったんだ!
別に可愛くなくて良い気がする。特に髪を伸ばす必要も、それを保湿する必要もなかった。身体には納得がいかないが、概ね快適となった。何も思わないでいてほしい。自分の頭部も、中空の硝子でできていてほしい。突き立てる。そこに、箸をね、突き立てるんだけど、そうすると不思議なことに、餃子が1.4人前だから、皆は喜んで、殴ってくるんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?