私にとっての本当の友達
「本当の友達って何?」
一番最近に読んだ本にそんな言葉が書かれてあって、それで最近、自分なりに考える事がよくある。
一般的には、自分の思った事をはっきり言える人、信頼できる人、相談できる人、自分の存在を否定しない人、何があっても裏切らない人の事を言うらしい。そんな非現実的な人は少ないと思う。近くに居なくてもおかしくないくらい。
それと、昔「友達があんまりいない」と従姉妹に相談した事を思い出す。すると従姉妹は、「多人数で無理して合わせるより、少人数で本当の友達といる方がよっぽど良いよ。」と言った。その頃はまだ小学生で、心も幼かったからその従姉妹の言うことがよく分からなかったけど、今となって従姉妹の言うことがよくわかってきた。
同級生なのに自分の事を見下してくる人、本人がいないところで悪口を言って楽しんでる人、偽善者な人、裏切る人、利用しては捨てる人。そうした様々な人達と出会う中で、誰にでも笑顔で明るく接する人、ふわふわとした性格なのに実は人一倍に周りのことを気遣っている人、人と話すのが苦手だけど頑張って自分から積極的に話したりする人、正義感が強くてカッコイイ人。そんな素敵な人達を見つけた。相手を傷つけてしまうのを1番恐れていた私は、自分から触れることも出来なくて、ただ1人たたずむだけで何も出来なかった。
でも、こんな私を大切な友達として見てくれる人がいる。救ってくれる友達がいる。数少ない友達を改めて大事にしようと思う。