871ンスタライブ #020(松原大地)

#871ンスタライブ  #020
2020年12月30日(水)

今回は、12月27日のライブにて『DENIMS』を脱退したばかりの松原大地(Ba.)さんをゲストに迎えた。DENIMSの話や新しい仕事の話、そしてライブで行われたサプライズの裏側など、貴重な話が盛りだくさんの1時間。

主催:柳井貢(以下:871)
ゲスト:松原大地(以下:松原)

(871) こんばんは。
先週の日曜日に『DENIMS』っていうバンドの松原大地(Ba)脱退ライブをやりまして。本当は日曜日のライブ後にそのまま捕まえて配信をしようと思ったんですけど、思った以上にバタバタして日曜日できなかったので、今日年内最後の #871ンスタライブ でね、松原くん(以下:まっつん)を呼びたいなと思ってます。なかなかないでしょ、バンドを辞めた人の心境を直後に聞くっていう。まっつんは演奏のお仕事ではない道を行くケースなので、それ自体は全然あると思うんですけど、そういう心境の人のお話を聞くのは珍しい機会だと思うので、折角なのでお願いして来てもらいました。

(松原) お疲れ様です!

(871) まっつんお疲れ!
もう…切り替わった?

(松原) そうですね。ライブ終わった直後には「働くぞー!」ってなってました(笑)

(871) 早速次の日ぐらいにLINEグループも脱退してもんな(笑)

(松原) 僕がいるのにも関わらず、この先のスケジュールがどんどん更新されていくのが気まずくて。(笑)

(871) 気まずくはないやろ?

(松原) 見てていいのかな、っていう。

(871) 見てるのはいつでも見てたらいいし、カレンダーもいつまででも見てたらええけど(笑)

(松原) そうなんですね(笑)でも一応、全部1回解除しました。

(871) まあ、節目やもんね。

(松原) 切り替えていこうかなと。

(871) 俺は何が今日楽しみって、何だかんだ言って別にサシでそんな長々と喋ったことないやんっていう。(笑)

(松原) 無いですね(笑)全然ないですよ!ホント。

(871) 不謹慎かもしれへんけど、お客さんとかからしたら、"まさかメンバーとマネージャーで喋らんとかあるの?"みたいなこともあるんちゃうかっていう。でもなんかなぁ?メンバー全員とベタベタする訳やないしさ。どういう目線で、どういう考えを持って見守ってるのかとかはさておき、フロントマンとかリーダーとか、そういうバンドを引っ張る係の人と同じくらいのボリュームで全員のメンバーとやりとりしてたら時間足らんがな、みたいなのもぶっちゃけある。そこで喋らへんまっつんは何を思ってDENIMSをやってて、辞めた今、何を思うのかっていうのを最後やから色々聞けたらおもろいなあと思って。

(松原) 何でも答えます、全然!

(871) メンバーと…例えばかまちゅー(釜中健伍・Gt.Vo)とは何年ぐらいの付き合いなの?ここからも続くとはいえ。

(松原) 21歳くらいからですね。『AWAYOKUBA』結成前くらいなので…10年くらいの付き合いですかね。

(871) だって、"AWAYOKUBA事件"の時もさ…

(松原) "事件"なんですね(笑)

(871) 散々やった(笑)詳細は語れへんけど、まっつんはどんな風に見てたん?

(松原) "AWAYOKUBA事件"の時ですか?
いやぁ…申し訳ないっていう気持ちが大きすぎて。処理とか。その時DENIMSも始まろうとしてたし、実際、僕も「DENIMS始まってもうたな」って思ってましたけど。AWAYOKUBA始めた時も、「よっしゃ!売れようぜ!」っていうよりかは、「あ、始まった。曲とった、、」みたいな。どんどん名前だけが皆に知れ渡っていってるみたいな感じで、音楽系の学校とかも行ってなかったし、僕もただベース触ったことがあるくらいで。1番最初の「たりらりら」っていう曲のデモを車で聴かされて、これ弾いて覚えてきてって言われて。そっからです。(笑)

(871) それが21歳の時とかってことね。

(松原) そうです。いやぁ〜出来るけど……っていう感じでしたね。(笑)

(871) ちょっと"AWAYOKUBA事件"っていうワードがキャッチー過ぎるからざっくり概要掻い摘んで話すと、AWAYOKUBAっていうバンドがいて。今DENIMSでやってる江山真司(Dr.)、まっつん、かまちゅーにプラス、鍵盤の子がいたんやけど、鍵盤の子が脱退したのと同時にAWAYOKUBAは解散しました。それは完全にメンバーの話だったんですけど、そこですっごい毛糸が絡まりまくって絡まりまくって、一部の人から"バンドが解散するように柳井が仕向けたんじゃないか"っていう誤解が生まれて。その誤解は解けない状態にまでこんがらがってしまい……じゃあ、すいませんでした、っていうことがあったっていう話ですね。

でもいい経験やったよね。

(松原) いや、本当にそうですよね…。漫画で見るというか、何も知らんかった自分達も悪いんですけど、こんなに良くない方向に転ぶこともあるんだな…ってほんまに勉強になりましたね。

(871) "まさか"が2つ3つくらいあったもんな。(笑)なんでそうなるの?!みたいな。(苦笑)でもホンマに勉強でさ、あの時も色んな事を丁寧にやってたり、分をわきまえないように注意してたつもりやけど、やっぱりデリケートなことってデリケートやし、誰かの意図がちょっとが入っただけでも会話や想いが凄い編集されてしまう。だから本当はね、誰のことも信用して素直にコミュニケーションとってそのまま伝わるっていうのが理想ではあるけど、必ずしもそうじゃない場合があるんだっていう勉強になったよね。

(松原) 勉強になりましたね。

(871) でも、そういう話ってどんな職場でもどんな人間関係でも起こり得るやん。別に全然そんなつもりないのに、ちょっと酒飲みながら愛を持ってイジってた話が、完全にその部分だけ切り取られて、「誰々さんがお前のこと○○って言ってたで」みたいな。「いやちょっとまって、その手前でそれの100倍ぐらい褒めてやん」みたいな。全部無かったことにして、いじった部分だけを伝言されるみたいな。そういうのも含めて、俺もこの配信ずっとヒヤヒヤしながらやってる。

(松原) そうなんすか!(笑)

(871) ちょっと踏み込んだことを言いたいなっていう部分があって踏み込んだ発言もすんねんけど、踏み込んだ発言ってそこだけ切り取られるとむちゃくちゃ誤解が生じるケースもあるから。
まぁでもそうやって、AWAYOKUBAもやりつつ。やってる時はやっぱりバンドが生業になったらいいなっていう気持ちは強かった?

(松原) どうすかね〜…。勿論そのつもりではやってましたけど、歳をとるにつれてというか…僕も安定したいというか。お金好きなんで。(笑)

(871) お金好きなん(笑)

(松原) お金好きやし、大きい犬飼いたいってずっと思ってるんで(笑)

(871) 大きい犬飼うなら家居らなあかんしな。

(松原) バンドマンって全然向いていないっていうか。大きい犬飼いたいから辞めたわけじゃないですけど(笑)

(871) ははははは(笑)まさにこれ、切り取られリスクめっちゃ高いやん(笑)

(松原) ははは(笑)今のね(笑)

(871) 半分照れ隠しとか諸々含めて、敢えてそういう風に言いますみたいな話やろ?(笑)そこだけ聞いた誰かが「かまちゅー、まっつんがバンド辞めた理由犬らしいで」とか言ったらな(笑)まあ、かまちゅーやったらまだいいけど、ファンの人にそう伝わったら申し訳ないみたいな。

(松原) そうですね(笑)

(871) でもそれ、会話としてちょっと面白い可能性あるなと思ってて。とはいえバンドもさ、めちゃくちゃ不安定というか、一戸建てを買えるぐらいの収入を得られるバンドマンってほんま一握りやんか。そういう意味で言うと、保障みたいなもんって全くないけど、でも他の仕事も、今や一緒ちゃうか?って気持ちもあんねん。

(松原) あ〜確かに。そうですね。

(871) 一戸建てを買うことが目標ではなかったとしても、生涯所得が平均超える人ってやっぱり限られた人だと思う。一般社会でも。今、銀行員とかも全然安定してるとは思われへんし。だからまっつんがこの前仕事の話をした時に、飲食の仕事やねんけど経営にも興味あるって言ってたやんか。それは凄い頼もしいなぁと思った。"安定"っていう1個の表現としてそう言語化してるけど、バンドで演奏してることもそれもそれで楽しいし続けれるもんなら続けたいけど、それ以上に自分のライフプランで挑戦したいことが出てきたんやろうなって、俺は勝手に思ってるけどね。

(松原) そうですね。10年続けたベーシストとしての技術とか考え方を残すっていうのと、飲食とかやって知識とかを下の世代に受け継いだり広げていくっていうことを、天秤にかけた時にバンドマンより飲食で頑張る方が明るい気がするぞ、っていうのがあったんですね。

(871) これ…俺自分でやろうって言うといてなかなか酷な…でもすごいリアルでいいよ。良いとおもうけど、酷な話をさせてるなとも思う。

(松原) いや、誰にでも話せますよ!

(871) 因みに、まっつんにとってバンドは仕事やったん?まっつんの言語で言うところの、仕事がどうか?で全然いいねんけど。

(松原) いやでも、仕事やと思ってました。活動をちょっとこなす、というか。お金もらってるし。

(871) やっぱお金をもらってることがでかい?

(松原) でかいっすね。対価というか。自分がしたことに対しての人の評価の直接的な表現じゃないですか。結構そこ重要でしたね。

(871) そんな暇あるかはわからへんけど、またバンドもやったらいいんちゃう?

(松原) でも今あんまりやるつもりはないんですよ(笑)

(871) 持ちたくもないの?

(松原) もう〜…そうですね。

(871) あ、ほんと。

(松原) ほんまに…楽器が家にないんすよ(苦笑)ずっと。スタジオの時にしか触らないくらいなんで。だからなんか特に…無くなったっていう感覚もなくて。

(871) なるほどなるほど。だってあれやもんな?バンドしかしてないっていう時期もなかったんちゃう?

(松原) ないですね。ずっと働きたかったんで。バンドしてない時は働くっていう形で10年くらいやってました。

(871) これは完全に俺の感覚やねんけど、まっつんは今、仕事か否かの定義を、お金を貰ってるか否かの指標があるよって話をしてくれたやん?
例えば俺で言うと、最近はもうなくなったけど、20代前半〜半ばの時って結婚式の二次会の幹事を頼まれることがあって。それって別にギャラとか貰われへんやん?こんだけ頑張ったら何万円貰えますよとかっていう話ではないねんけど、誰かと約束してそれをちゃんとやり遂げるのって、俺は仕事の感覚とあんまり変わらずにやってて。だから必ずしもお金を貰うか否か、だけが仕事じゃないような気もしていて。例えばまっつんが今、飲食の仕事で後輩のアルバイトリーダーみたいな子が悩んでいて、その子の相談に乗る時間があるとするやん。一緒に晩飯でも行く?みたいな。で、晩飯食ってる時間はギャラ発生してないけどさ、一緒に仕事をする仲間の助けになるなら、っていう感覚は仕事の部分もあるやん。純粋にその子の役に立てたらっていうことではあるけど、それがニアリーイコール仕事の感覚。自分は、仕事が否かの感覚を言語化すると結構そっちの方が大きかったりするんよね。だから、予想というか決めつけちゃうけど、まっつんの"DENIMSを仕事やと思ってた"っていうのはやっぱり、"メンバーとこの日はライブしようよ"って言って、そこに来てくれるファンの方々がいて。そこに対する責任をちゃんと果たしたい、みたいなこととも言えるんちゃうかなって俺は思ってたりする。だって変な話さ、お金貰われへんライブだってあるやん(笑)

(松原) いっぱいあります(笑)

(871) でもそこには責任感が発生するっていうのは、そういうことなんちゃうかなっていう。

(松原) そうですよね。広まってほしいとはずっと思ってたので。それは間違いなく思ってやってたから。

(871) だって俺がさ?堺の実家に帰るついでに「家族とまっつんのお店食べに行くわー」って言ってさ?まっつんが「せっかくやったら別にお金とかいらないっすよー」って言ったとして、仮に俺がお金払わんかったとしても、絶対仕事の感じでちゃんとするやん。

(松原) はい(笑)そうっすね。

(871) まっつんはどんな経営者になりたいの?

(松原) え〜…そうですね…。どんな人間になりたいか、は全然考えられてないです。

(871) そうなん?めっちゃ達観してそうなキャラやねんけど。

(松原) 今は自分の働かせてもらってるとこを増やそうって動いてる方が大きいんですよ。だから今は経営するっていうよりどうやって人を集めようか、どうやったらいいかなっていうのはずっと考えていますね。

(871) 何の相談もされてないのにお節介でしかないけど、とりあえずポリシーをバーンって打ち立てちゃうのが一番手っ取り早いと思うよ。

(松原) ポリシーか…。

(871) どういう人間になりたいかっていうのは、もう一歩ちょっと難しいというか言語化するのが困難な質問やけど、じゃあまっつんが今働いてる職場を増やすとかお客さんが沢山来て欲しいっていうことを実現するためには、"僕らのお店とか組織は、お客様もしくは社会に対してこういう存在になりたい"とか"こういうのを提供したい!"みたいな。例えば吉野家とか分かりやすいやん。正確にはわからないけどけど、"安く、早く、美味しい牛丼を食べてもらうことで生活なりの活力を生み出して欲しい"みたいなのってもう正義やん。その為に皆で頑張りましょう、皆で頑張ったらそれが人の役に立って、それが自分の収入にも繋がりますよっていう。金儲けが後からついてくる形で、大声で頑張ろうが言えるっていう。何も相談もされてないのに勝手にアドバイスしてんだけど(笑)

(松原) ははは(笑)悩む前なんでね(笑)
ありがとうございます。

(871) 勝手にですけどそれは大事ですよ。

(松原) そうですね。やってみます!

(871) 社訓みたいなのを習字で書いて壁に貼ってるのをドラマとかで観るやん。

(松原) ありますよ、社訓。

(871) あるの?教えてや!

(松原) この前埃まみれの社訓が出てきて。「あなたの笑顔を見てみたい」っていう一気飲みのコールみたいな(笑)

(871) ははは(笑)すんごい関西ローカル臭するけど(笑)

(松原) (笑)でも間違いない。

(871) でもそういうことやと思うよ。やっぱり飲食店やったら、美味しいご飯食べてもらって仕事なり人間関係なり辛いことあるけど、ご飯食べてる時くらい笑顔でいてほしい、みたいなさ。あと勝手に解釈すると、その社訓が、社長が社員に対してもそう思ってたらもうムチャクチャ素晴らしいよね。

(松原) そうですね。どうなのかなぁ。

(871) 社長はそう思ってなかったとしても、まっつんが自分の傘の下でそう思うかどうかやな。

ぽい質問来たから拾おう。
「DENIMSの1番の思い出は何ですか?」

(松原) 「MAT-TUN TO THE FUTURE」ですね(笑)

(871) はは(笑)どうやった?楽しかった?

(松原) 楽しかったっすね。まじで。1日2回辞めることあるんやなっていう。すごい時代やなぁって思いました。

(871) MCは事前に考えてたん?

(松原) 単語だけ頭にあったんすけど、もうちょっと上手いこと繋げれたなってめっちゃ後悔してますね。

(871) まっつんめちゃくちゃ具体的なコメントきてるで。「ORESKABANDとDENIMSの思い出はありますか?」これ、なくても作った方がいいやつちゃうか?

(松原) かまちゅー、江山が昔から対バンとかしたんですよ。

(871) うんうん。仲良かったよね。

(松原) 僕は全然知らなかったんですよ。AWAYOKUBAしてた時にかまちゅーとか江山が呼んで、俺は"うわあ、ORESKABANDの人だー"って見てて。で、DENIMSでも、AWAYOKUBAでも対バンして。っていう…"対バン友達"なんですかね。

(871) 何か凄い印象的なことないの?楽屋にお疲れ〜って行ったら着替えててちょっと気まずくなったとか。(笑)

(松原) 全然ないです(笑)ノックするし!(笑)

(871) キャッチーなエピソードあったら…

(松原) ないですね(笑)江山がめっちゃ久しぶりに会ったトロンボーンのハヤミに偉そうに「可愛いなったやん」みたいなん言うてんの見て(笑)

(871) それどっちか言うたら江山も可愛いやつやん(笑)

(松原) なんか皆照れてるみたいな空気を見てましたね(笑)それくらいです。

(871) ORESKABAND、堺繋がりやんな。

(松原) 海側、山側みたいな。

(871) DENIMSが山側?(笑)

(松原) そうです(笑)DENIMSが山側です(笑)

(871) 勝手にやけど、ORESKABANDって大和川のイメージあるけどな。
「ORESKABAND10年ライブで、中百舌鳥massiveでの対バンは?」

(松原) あー!ありましたね!ウルフルズのカバーして、混ざってライブやるみたいなのやりましたね。

(871) なるほどね。いやあ"中百舌鳥のmassive"っていう言葉がここで出てくるってどんだけ堺臭すんねん(笑)

(松原) すげ〜懐かしい!

(871) 懐かしいな!

(松原) 打ち上げでめっちゃご飯いっぱい出てくるんすよね。

(871) massiveも確かアーム系列やもんな。
あれ、まっつん小中高時代に住んでたのはどこなん?

(松原) 小学生まで泉北だったんすよ。でもずっと堺ですね、小中高。

(871) 南の方?

(松原) 南海高野線使ってましたよ。

(871) ロードサービスのJAFってあるやん?あれで月一で『JAF Mate』っていう冊子が送られてくんねんけど、これで今月号が堺の特集やってん。けど、上の方むっちゃ名称みたいなむっちゃあんねんけど、南区の寂しさ!なんにもない!何にも紹介されてない(笑)(冊子を広げて映す柳井さん)

(松原) 一応色は塗っといてくれてるんすね(笑)

(871) 一応堺ってことにしてくれてるけど(笑)

(松原) なーんにもないっすもんね(笑)

(871) 堺の泉北ニュータウンも、何がニュータウンやねんみたいな(笑)

(松原) 今やね(笑)

(871) いやぁ。何かびっくりエピソードを引き出したかってんけどなぁ。

(松原) なんかありますかねぇ。

(871) 1番楽しかったのがこないだの最後のライブ、っていうのは、自分なりに何が楽しかったと思う?

(松原) なーんも残すことないからですかね(笑)

(871) もう、やりきったぞー!みたいな?

(松原) ホンマにめっちゃ楽しかったっすよ。最後のやつとか思い返すとめっちゃ面白かったなって。

(871) あれどこで見るか悩んで表で見ててんけど。良かったよなあ、あれなあ。

(松原) すごい良かった。サプライズみたいなんしてくれたやないすか? (サプライズ)あるやろうな〜って思ってたので(笑)あんまり驚いてる姿見せられへんかったなっていうのありました(笑)メンバーに(笑)

(871) 1人でなんやねんこれ!って思っててんけど、『LAST DANCE』のMVをFEVERの楽屋で撮ったやん。あの時、心斎橋BIC CATのライブで(土井)徳人くんに演奏してもらうのか否か、みたいな話をかまちゅーがしだして。結果的に一曲はやるっていう体でいってるけど、どこをどうサプライズにするのか決まってなかったから、かまちゅーの「徳人やるやんなぁ?」みたいな話の流れで江山くんが「いや、お前、それはちょっと…まだ…いや、やるかもしれへんけど、やらへんかもしれへん」ってゴニョニョしてる感じが段取り悪くてDENIMSっぽいなあっていうのは凄い思ったよね(笑)

(松原) ははは(笑)そうだと思います(笑)

(871) 結局まっつんがBIG CATの前の打ち合わせに参加できひんってなって、そこで全部まとめるっていうね。もう全部隠くすのは無理やから1曲はまっつんも知ってる体で徳人くんとやって、更にサプライズもやるしかないんちゃう?みたいな話をしてたけどね。全部お見通しやったな(笑)

(松原) いや本当にそうですよ(笑)(マネージャーの)佐々木さんも、2部の始まる前にかまちゅーとゴニョニョ…みたいなのを僕の前でしてたし(笑)ちょっとちょっと〜!上手いことやってよ〜!って思ってました(笑)

(871) はは(笑)それはもう佐々木のせいにはできひんな(笑)

(松原) そうですね(笑)だからサプライズあるやろうって思ってたところのサプライズ返しみたいなところはあります。

(871) アンコール終わって、SE流れて、あ、このパターンね、はいはい、流すやつねって感じか(笑)

(松原) 本当にそうでしたね(笑)

(871) まあ誕生日のサプライズとかも、完全なサプライズってなかなかないやん(笑)驚いてあげるサービスをこっちもせなあかん、みたいなね(笑)それも含めてエンターテインメントやな。
あ、デニムのお守りってあれなんなん?

(松原) 切れ端を持ってたんすよ。

(871) 思い出の品なん?

(松原) サプライズあった方がええやろな、みたいな。贈るもの?手紙読むのも考えたんすけど、多分向こうが手紙読むやろなー思ってたんで、手紙被りはよくないし、物であった方がいいかなと思って。思いついて辞める前に買いに行きました。ずっと持ってたっていうわけじゃないんですよ。

(871) え?そうなん!?ずっと持ってたんじゃないの?

(松原) 実は10年間ずっと持ち続けてたとかいうやつじゃないです。

(871) なんや!DENIMSっていうバンド名を掲げて初めて撮った時のデニムのシャツがもう着られへんくなったけど、その生地を使ってる、とかじゃないん?(笑)

(松原) そこまでの重みはないです。あのデニムは。(笑)

(871) サプライズ返しなんかせな〜って買いに行ったん!(笑)

(松原) そうです。ずっと履いてたデニムは履いて出たんすけど。

(871) 爆笑
最高やな!それ言っていいやつなん?!(笑)

(松原) びっくりするんじゃないんですか?

(871) むっちゃおもろい(笑)

(松原) 色んな演出あった方がええなって思ってたんで。

(871) いや、それをじゃあ今から大事にしていこう、4人で(笑)

(松原) そうですね。

(871) まっつん持っといてあげや?せめて!

(松原) はい!
そういえばあの日、サプライズで貰った包丁とかステンレスのハサミを置いて、すぐ僕お見送り行ったじゃないですか?全てパッキングされて詰め込みも終わったあとに、貰ったものが無い!ってなって(笑)

(871) どこいったん?

(松原) 打ち上げ会場まで僕無くしてて(笑)
誰がしまってくれたかもわからんくて、みんな知らん、誰も持ってないってなって。パッキングしてくれた人がハードケースにそのまましまってくれてるみたいなんで。

(871) 今んとこまだDENIMSの所要物になってるんやな。

(松原) そうなんです。引取りにいかんとなぁと思ってるんですけど、タイミングがなくて(笑)

(871) 最悪送ってもらおう(笑)

(松原) 実はそんな感じで。

(871) いやぁ、最後の最後にデニムの生地をずっと持ってた訳やないっていう、それが1番サプライズやわ!(笑)

(松原) ははは(笑)良かった(笑)(笑)

(871) もうこれが一番メンバーが見てたら、ズコーッ!やで(笑)

(松原) ははは(笑)

(871) 「バンドに誘われた時のエピソード聞きたいです」やって。

(松原) さっきの話と同じなんすけど、デモを聴かされて(笑)

(871) メンバーになるかどうか悩むタイミングとかあったの?

(松原) なかったと思いますよ。今日からAWAYOKUBAだ!みたいな感じで。

(871) 気付いたらやってたって感じか。

(松原) スタジオに覚えたのを弾きにいく会、みたいなのがあって。僕、音鳴るだけのベースみたいなやつしかなかったんで、かまちゅーが借りてきたいいやつ貸してくれて。これで弾いてくれって言われて、暫くそのベースも使わせてもらって、ずっとバンド一緒にやってます。

(871) あれやな。告白ないままにゴニョニョしてもうたパターンやな(笑)

(松原) そうですね(笑)

(871) でもそれにしては誠意あるお別れをちゃんとしたよね。

(松原) ははは(笑)そうですね。ちゃんと。

(871) 付き合ってくださいって言われてないのに、ちゃんと別れようって言ったみたいな。

(松原) まあ10年経ってますからね。

(871) せや!思い出した!これ一番重要な任務!

(松原) 任務!

(871) 来られへんかった人とかいると思うんですけど、なんと!BIG CATの音源を聴く方法が唯一ありますよね?

(松原) お??

(871) 「LAST DANCE」のCDを買うっていう。

(松原) そうですそうです!(笑)

(871) 配信でリリースした音源を、CDにしてBIG CATで販売したんですよね。CDには「LAST DANCE」しか入ってないんですけど…はい、続きどうぞ!

(松原) 購入して頂いた方には、QRコードがついているんですよ。そのQRコードは後日、『MAT-TUN TO THE FUTURE』のライブ音源が聴けるQRコードとなっておりますので、是非皆さん購入してください!

(871) 是非とも是非とも!間もなくお知らせされると思うので。正真正銘まっつんDENIMSの最後のライブ音源なんでね。

(松原) そうですね。

(871) 全然細かいとこ話し合ってないけどMCとか全部ノンストップで入れるつもりだから(笑)

(松原) えー!ノーカット!(笑)

(871) 転換中の無音とかは切ると思うけど、何か音が鳴ってるところは全部使ったろ思ってるから。

(松原) すげえ!むちゃくちゃいいじゃないですか。

(871) まっつんも将来、子供できたりとかしたら「お父さん、バンドやってたんやで〜」って(笑)子供に「お父さん、このデニムの生地って今も持ってんのー?」とか言われて「あ…持ってたかなぁ…?」みたいな(笑)

(松原) ははは(笑)
なんかやっぱ、ライブの一部はめっちゃ寂しかったんですよ。「あ…終わるのが始まった」っていう感覚で。終わりに向かってる…ってなって一部が終わって。二部は復活ライブみたいな感じてやってました(笑)

(871) ははは(笑)終わると思ったけど、もう一回だけあって楽しめる!みたいな(笑)

(松原) 帰れるって思って楽屋戻って、あ、もう一回あんのかってなって、やり始めたら「あれ…?もう一回出来てる!」みたいな感じになってきて、一夜限りの復活ライブってこんな感じかなって思いながら(笑)

(871) 一日で二度美味しいみたいになってもうたやん(笑)

(松原) いや楽しかったっすね。ほんまに。

(871) 良かった。コロナがなかったら、ツアーファイナルで終わろうっていう話も一時期あったけどさ、地元のBIG CATで最後できたのは良かった。

(松原) めっちゃ楽しかったです本当に。
いっぱい来てくれてたし。

(871) ここからはまっつんにどれくらい御祝儀を渡せるかっていうね。(笑)

(松原) 出来たら確定申告しなくていいくらい、年内が良かったんすけど(笑)江山に断られました。

(871) ホンマやな。年内難しかったわ。(笑)

(松原) 早めにやっとけばよかった。(笑)

(871) もうコロナで『TENDOUJI』とのツーマンとかも、ツアーはむちゃくちゃ良かったけど制作やったからな。

(松原) 最後の対バンっていうのもTENDOUJIで本当に良かったっすわ。プレゼントとかもくれて。裏に寄せ書きとかもあって最後にめっちゃ青春させてくれた。

(871) そういうのがグッとくるからね。

(松原) 自分が辞めることより、TENDOUJIとこういうことが出来なくなることの方が寂しくなりましたね。あの日は。

(871) それはまた、勝手に遊びに来よう。

(松原) お邪魔します。

(871) ベースは味わえへんけど、ご飯を味わうっていう(笑)

(松原) 無茶振りとか言ってきそうで怖いすけど(笑)絶対やらないですけど(笑)

(871) さ、終わろうかな。
ありがとう、仕事終わりに!

(松原) いえいえ!

(871) まっつんの言葉数の関係性やからベタベタイチャイチャすることはないと思うけど、この先も、節目節目で、よろしくお願いします。

(松原) 今後とも宜しくお願いします!

(871) じゃあ、良いお年を、かな!まずはね。
仕事も応援してますんで!

(松原) ありがとうございます!音源、聴きます!

(871) あ、でもさ!それで言うと、次のアルバムで言うと「LAST DANCE」入るから、もしかしたら何かちょっとコメントぐらいはお願いするかもしれんけど!

(松原) お!いいですね。

(871) 是非お願いします!ドライないい角度のやつをお願いします。

(松原) 得意です!オファー待ってます!

(871) では!まっつん!また!
良いお年をです!

(松原) 良いお年を、です!
ありがとうございました!





(871) はーい。なかなか珍しいお話でしたね。
青春ですね。バンドが1個節目を迎えるっていうのは。DENIMSも勿論、徳人くんの加入も含め、来年以降もガンガン勢いを出して頑張ってくれると思いますし、まっつもんね。飲食業界で大活躍してくれると思いますので。皆頑張りましょう!
僕の勝手な感想で言うと、27日のライブもそうですし今日もそうですけど、何か湿っぽい感じではなく節目を迎えて、次の道へ1歩踏み出せたっていうのは凄くよかったかなーと思っています。今後もDENIMSのことも、まっつんのことも応援宜しくお願いします!

年内は今日が最後の配信になります。
今日で丁度、たまたまですけど20回になりました。この配信もなんとなくですけど100回はやるって言ってるので、来年は21回目から、あと80回。これをやり始めたのが、11月25日なんで…1ヶ月ちょいで20回やってるんで、5月か6月か7月くらいには100回いってるように、引き続き頑張ろうかなと思ってます。こういう話をするとこういう反応が頂るんだ、とかこういうお話はちょっと難しいんかなーとか思ったりします。僕も皆さんが聞きやすい話とかだけを意識しすぎてもな、って気持ちもあるので、ちょっと色々試行錯誤しながら来年も頑張りたいなと思ってます!

因みに、来年は1月3日は(中西)雅哉(THE ORAL CIGARETTES)が来ます。4日は一般の視聴者さんが来ます。5日は(山中)拓也(THE ORAL CIGARETTES)がきます。年末にオーラルはお知らせとか公開が建て込んだので、その辺とか「ORALIUM」のこととか触れたいなと思います。

「シゲさんはこないんですか?」
シゲはまだ考えてるんですよ。すぐは予定決まってないです。でも、そうなるよね〜っていうのはスケジュール組んだ時点で思ってました。でもそれで言ったら、Saucy Dogも石原慎也しか呼んでないし、LAMP IN TERRENも松本大しか呼んでないし。あ!ユレニワのシロ(ナカムラ)も呼ぼうかなと思ってます!
そのー…誰々は呼んでて、誰々は呼んでないみたいなのはそこまでの他意はないので、そのうち他の出てないメンバーも呼ぶと思います。
でも今日のまっつんも、こんな1時間向き合って2人で喋るっていう時間はこれまで1回もなかったので、所属ないし担当メンバー皆と同じくらい常日頃深く喋ってるかっていうと、必ずしもそうではなかったりするので、それぞれのタイミングと話の内容がハマったりした時にそれぞれ呼んでみようかなと思ってます。なので、誰々を呼ばない、って決めてたりは一切ないのです。でもそれこそ、誰々と喋ってほしいみたいなのは気軽に投げかけてもらうと、僕も考えるきっかけになると思うので、いつでもご意見頂けたらと思います。

それでは!2020年、誰しもがコロナで大変な想いをした1年だったと思いますが、そんな中、僕も色々やってみてまして少しずつでも誰かの為になったらいいなと思って、でもとりあえず自分の為にも行動してみるっていうことやってみてるという感じなので、また来年も各々のペースと興味の幅でお付き合い頂けたらと思います!僕も頑張ります!

それでは!おやすみなさい!良いお年を〜!


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