犬が飼えない私の過去話

私は田舎に住んでた頃
犬を飼っていた…
しかし
上京してしまって世話が出来なくなった
もう30年近く昔の話
インターネットも携帯電話も無い
黒電話なんか普通にあった時代の事
私が上京して結婚した後
その犬は亡くなったのだが
その犬は仔犬を産んでいた
母親はそのままその仔犬を飼っていた

15年くらい前のまだ寒い頃
母親が突然自宅で亡くなった…
聞いた話によると
昼間隣近所の人と普通に過ごしていたそうだ
夕方寝ているように見えたが
応答がないと警察から電話があり
確認してもらうと亡くなっていたと
翌日、田舎へ向かった…
何やかにや雑用を済ませ
残った荷物は役所の方が片付けてくださる
ということになったのだが…
犬だけはどうすることも出来ず…
…今の時代なら
保護活動も活発で、ネットで調べれば
すぐ引き取ってもらうことも可能だが
その当時はそれもなく
タウンページで調べて問い合わせても
なかなかに上手くはいかず…
私が連れて帰れる状況にもなかったので
仕方なく保健所へ引き渡す事になった…
わけも分からず連れてられ鳴き叫ぶ犬…
私は涙も出すことも出来なかった…
その無力さに悔しくなった…
空は冬晴れ…少し暖かかった…

"もう、二度と犬は飼わない"

その時
私は心に決めた…
犬だけでなく動物は飼わない…と。

…
その後、なぜか猫を飼うことになるのだが…
その話はまた別に書きます。


悲しくなる話
ごめんなさい🙏
でも
書かないと寝られない感じで
書きました…


お読みいただきありがとうございます🙏
感謝🍀

写真は公園に咲いていたものを撮りました…

( ´ . _ . ` )ｼｭﾝ