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損切り対策

損切りを躊躇するのは決断が遅れるからだ。
最初に買い(売り)を入れた時の思惑と異なる動きをした場合に以下の考えに囚われていることが多い。
1.読みとシナリオにこだわり
2.自己理論の「正しさ」を持ち続けたり
3.上下の動きに振り回されないように意地になる
4.100円たりとも損するのが嫌だ

絶対に自信をもって損切りをする方法がある。
それは『振幅最下値法』

振幅最下値法

  1. 現状での上下範囲を決める

  2. 現状で考えられる最下値で買い(売りのときは最上値で)を入れる

  3. 約定後1円でも下がれば(上がれば)損切りする

最下値で買ったのだから1円でも下がれば即損切りで間違いない
上がるか下がるかは2分の1。
1円で損切りしても2分の1。
はずれ続けることはない!
ただし、最下値の読みが外れればその分損切り判断の正確さは失われるが、ザラ場なら誤差も小さい。そもそも読みが当たっている場合は何の問題もない。3回損切りしても300円。4回目で読みが当たれば取り戻せる。勝率は飛躍的に上がるはずだ。

例えば硬直状態の場合
上下の振れ幅が2円と読んだとする。
現状値が400円だった場合、399円で買いを入れる。
398円に下がれば損切り
401円に上がれば利確

上下に大きくひげがある場合
この場合動きは大きいが、確実に動きの方向は把握できる。
一瞬の動きなので、上昇なら買い、下降なら売りで入る
反転までが早いので、勢いが止まったらすぐに利確する。
最初から逆転の動きになれば、すぐに損切りする。
絶対に再反転を期待しない。期待そのものが博打になる。
順方向のみを有効とする。

10秒以上動きがない場合
買値(売値)と同じ値段で損切りする。
もはやその銘柄は相場が死んでいる可能性があるので、別の銘柄を探す。


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