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2024秋分

9月22日 21時44分ごろ 秋分を迎えます。

魚座満月の記事の締めくくりに、
「自分という個人の輪郭を持っていることの心強さが鍵になる」と述べました。
秋分の宙模様でも、その鍵というバトンは引き継がれているような一貫性があるように見えます。そして、秋分の宙にも、神風にのって飛んでゆく凧「カイト」が描かれています。

秋分のカイトの中心軸となっているのは、
社会での活躍をテーマにもつ魚座の海王星と、
自分を表現していくことを見据えた心の在り方がテーマの天秤座の太陽です。

海王星は魚座の28度で、メッセージが「プリズム;自分がもつ秩序に合わせて心を調律する、世界の根本原理を考える」
太陽は天秤座の0度で、メッセージは「突き通す針により完璧にされた蝶;自分像を確立する」です。
さらに、日の出の位置は双子座の21度で、宙全体へ示されているメッセージは
「田舎踊り;自分のルーツに立ち戻って生命力を実感する、自分を取り戻す」

ここに、海王星と太陽それぞれが位置しているテーマの内容を合わせて考えると、魚座満月からの明確な意図のバトンが渡されていることが見て取れます。
個人の輪郭を持っていること、ルーツを辿ることによって「自分を取り戻す」こと。ルーツを辿るということは、今回のメッセージから連想すると、家系的なイメージとは異なる印象があります。それは、今の自分を構築しているものを明確にして、把握すること。そのための「内観」や「内省」をすることによって、「自分像」をありありと思い描き、いつでもどんな場合でも、「その瞬間に応じた自分を自在に表現できるようにする」こと。
自分がなにものなのかを、言語化することが方法の一つのようなイメージがあります。自己紹介で、私(の内面)はこうです!と述べるとしたらどんな内容をどう表現するだろう、と考えるような感覚です。

心のありようを表す月は、無意識や潜在意識というテーマの場所にあり
双子座の1度です。メッセージは「こっそりと靴下に物を詰めるサンタクロース」。
サンタクロースは、眠っている間にプレゼントを贈ります。このタイトルが無意識・潜在意識の場所にあることから、「自分の可能性に対する自由で豊かな想像力をはたらかせること、それができるような心の在り方であること、そうすると、思い描いた最高の自分からの贈り物をいつのまにか(知らないうちに)自分が受け取っている」という、最高の自分は自分でつくる!という心のありようが感じられます。

思い描くことは、本来、何の制限もなく自由で豊かであり、自分の中に何を描いたって何者にも邪魔されることはない。だってそこには自分しかいないから。
記憶に残る、誰かの何かがそれを阻んでいるのだとしたら、それは自分が生み出した「誰かの皮を被った自分」。自分の姿を自由自在に描き、現実では自分の能力を試すための挑戦を重ね、イメージと現実をどんどん近づけていく。

心を揺さぶられるような新しい世界、新たな挑戦の中でも、自分の在り方の構造を見出してレベルアップした自分の姿へと調律していく。そのためには、自分の中にある「思考、感情、意志」がそれぞれどのようなものなのかを明確にしていく作業が必要になります。そうしていきながら、新しい「自分」が形を成していきます。
きっとそれが、秋分の宙模様がわたしたちに示している、「自分を取り戻す」ということかもしれません。
このそらもようは、日本の天空で描かれるもの。
日本に住むわたしたちに示されている、ソラからのおたよりなのです。


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