その岩戸、砕いて出ておいで~あたらしいわたし 爆☆誕~/蠍座満月

2024年4月24日 午前8時50分ごろ、蠍座で満月を迎えます。
変化をしていく自分に対しての最後の砦、あと一歩踏み出せなくしているモノを打ち破ることがテーマとしてあるように思います。
日の出の場所からは、真似をして成長するという意味合いのエネルギーが差し込みます。仲間とともにある自分を確立するために、新しい自分を創り出す!何かを真似して成長するぞ!と地上と太陽のエネルギーを放っています。
その光をうけて輝く月は、「わたしはね、〜〜で〜〜なんだよ!」という自己表現するテーマの場所にいます。しかし、その「わたしはね・・・」の後に続く部分である「新たな自分要素」について、もしくはそれを表に出すことについて抵抗があり、長い目で見る、というエネルギーをもっています。
太陽の「新たな自分を創り出す」と月の「変化することへの抵抗と長い目で見ること」、これらは相反するようですが、長い目で見るほどに変わること、変わった自分の姿への自分の中にある抵抗する力、新しい自分を目前に控えた最後の砦をいかにして超えてゆくのか…打ち破る「はかいりょく」を冥王星がバッチリ担える場所に陣取っています。

星よみ用語をそのまま用いると、太陽ー月の変化することと変化への抵抗のオポジションと、これまでのキャリア全捨てレベルの変容エネルギーを持つ冥王星で、固定宮のTスクエアが形成されています。生まれ変わるような変化への駆け引きがタイトルの天空の三角形が固定宮で形成されているのがミソだなと思います。変化なのに。いや、今の時代の変化だからこそ?柔軟でもなく、活動でもなく、固定。頑なであるものを変える時って、かなりのエネルギー使いますよね。葛藤の構成要素が重たい、と言いますか。固いものを打ち破るというか打ち砕くというか。月のサビアンシンボルが「大きな岩場の海岸」ということで、「その岩、砕いちゃおうか?出られないっしょ?!」みたいなフレーズが浮かんだわけです。なんというか…引きこもってしまった神様に出てきてもらおうと岩戸の前でどんちゃん騒ぎをするあのシーンあるじゃないですか。その岩戸をね、もう物理で砕くんかって。そらもよう的には、自分が出ていくまで待ってる時間がないってことなのかもしれんとも思います。個人の感想ですが。

…脱線しました。

海岸の岩って、波の力で少しずつ少しずつ形を変えていきますよね。
星スケール時間感覚だと、途方もない年月をかけて岩は変化をしますが、人間の活動時間、個人の感覚としての「長い時間」で岩が波に削られて形を変えてゆくようなペースで、でも「確実に形を変える力」「形を変えられるモノ」が自分の中にあるわけです。それを明確にしてイメージするのがだいじなひとときとなるでしょう。

これからのあなたは何をして笑顔で生きていますか?

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