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【2Pick】新弾カード評価-12月14日発表分-【シャドバ】

魔弾の射手・エッセル B (追加カードで大きく変動)

魔弾の射手・エッセル

「進化可能でないターン」とは先攻1-4ターン目、後攻1-3ターン目のことを指します。EPが0であっても手札に戻ることはないので注意

序盤に出すことで手札補充と言えなくもないですが、3コスト1ドローと効率は悪い上に、フィニッシャーとなり得る効果を持っているこのカードを早期に公開するディスアドバンテージは大きいためあまりお勧めできない運用法です。

強い点



奥義により3コス4/4疾走1ドローというコストパフォーマンスの高い打点札となっています。
類似フォロワーである《傷無き双翼・ピユラ》とは進化権を使い更なる打点上昇を見込める点で異なるため、エッセルの方がより攻撃的であると言えるでしょう。

解放奥義は手札のフォロワー全てに疾走を付与するもの。
この能力は《廃品の選別》と非常に相性が良く、フォロワーを確実に準備することが可能。
またエッセル自身も回収できる3コストである事から奥義によるエッセルの連打か解放奥義かを柔軟に選択して戦うことができます。

元々アイシィがピックできなかった際にはAFを使った顔を詰めるプランを行っていたクラスではあるので腐ることのない優秀な一枚という印象です。

弱い点


まず第一に初手にキープしづらいという事が挙げられます。
冒頭の通りこのカードは3ターン目にプレイしても盤面に干渉することはできず、使用していきたいのは奥義または解放奥義が発動する後半のタイミングです。
しかしそれらを効果を早期に使う為にはエッセルを手札に持った状態で進化をする必要があり、キープしたいのに3コストのフォロワーとして運用出来ないというジレンマが生じます。


もう一つ短所としてネメシスフォロワー全体のスタッツ不足が挙げられます。 


現在のネメシスフォロワーの盤面形成の主は《パラダイムシフト》などを始めとしたAFを場に出すスペルやフォロワー達であり、手札のフォロワーのスタッツは低い傾向にあります(低レアで一番高打点になるのは恐らく《ストリングマイスター》の6コス5点)

作為か偶然かはわかりませんが、疾走が付与できれば21点出せる《カイザーインサイト》は2Pickではエッセルと入れ替わりで提示されなくなります。

その他に高打点疾走となれるカードとなるとガブリエルや爆炎といったニュートラルになってしまうので、エッセルと同時にプレイ可能な6.7コストに強力な高スタッツフォロワーが来る、若しくは廃品の選別などを駆使して打点を数で重ねるかのどちらかのテコ入れは必須と言えるでしょう。



このように解放奥義の運用を考えるとリスクを取る必要もありそうですが、奥義主体のカードとしては条件は緩く使い勝手のいいカードになっているため少なくとも避けるカードになることはまずありません。

解放奥義の効果が強力であることも疑いようも無い事実なので、8-10ターン目付近での起動を現実的に狙えるかどうか、疾走を上手く打点換算できる中・高コストカードが来るかどうかがこのカードの最終的な評価のカギを握るでしょう。

12月15日の段階では奥義運用をするカードとしてこの評価としておきます。


煉獄のダークナイト C-

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狂乱状態であれば直接召喚が発動するが2Pickではピック段階でかなり寄せないと起動が難しく条件はやや厳しい。
《契約の碑文》を置く事で簡単に直接召喚を行えますが、どちらもゴールドレアであり、召喚タイミングが自分ターン終了時であることがネックとなってきます。

狂乱に入る→強い動きをする→ダークナイトで蓋をする(守護裏に隠す)

ダークナイトの直接召喚を活かそうとすると必ず自傷ないし碑文を経由して狂乱に入るというワンテンポが入るため、この分のコストだけ盤面を強くするコストが減ってしまいます。総じてこのカードのために狂乱に寄せる意味合いが薄いように感じるのが正直なところ。

ここまでの評価を見るとネガティブに捉えがちですが、金虹のカードとしては物足りないだけで4/4/4という及第点のスタッツ、それに4回復を持っているのは疾走と効果ダメージのどちらにも対応可能な守護として欲しいものはしっかり詰め込まれたカードです。

ピック段階で極端に過小評価しないように気を付けていきましょう。

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